2022年4月20日水曜日

「東鳳翩山(ひがしほうべんざん 734m)」「鴻ノ峰(こうのみね 338m)」「蕎麦ヶ岳(そばがたけ 557m)」に登る


4月20日(水) 0340起床  (ーーー)
天気 晴れ
気温 8℃

「東鳳翩山(ひがしほうべんざん 734m)」
歩行距離 6.0㎞ 所要時間 2時間23分 総上昇量 481m 移動平均速 4.0㎞(全体平均速 2.5㎞)

0550時 二ッ堂ルート登山口発
0635時 滝ルート分岐
0658時 21世紀の森コース分岐
0718時~0735時 「東鳳翩山(ひがしほうべんざん 734m)」山頂
0745時 21世紀の森コース分岐
0755時 滝コース分岐
0813時 二ッ堂コース登山口着

「県都山口市に聳える人気の峻峰、ルートも明るく広い」と紹介されている。3ルートの内良く利用されている「二ッ堂ルート」を登る。山口市街地から5㎞一の坂ダムの奥へ伸びる道路脇が登山口である。山旅号は登山口先の路肩駐車場に止めて出発。



登山道は広く良く踏まれ整備も行き届いている。



杉林から自然林へと登り上がるに従って次第に変化するが、山頂の展望は尾根に上がって樹間の先に「東鳳翩山(ひがしほうべんざん 734m)」山頂が見えるこの一カ所のみ。



途中「滝コース」の分岐に出会い、広い登山道を歩き伐り開きからダム湖を見下ろして暫く上ると頂上稜線に上がり「21世の森コース」分岐である



山頂へ続く頂上稜線の登広い遊歩道で、両脇には蕨が至る所に目を出し、先行するオジサンは摘みに専念している。




山頂の展望は全周の広場、先行していた年配の登山者から東西南北の山を教えてもらい、地図と方角と山の形が合致する。
「右田ヶ岳」等教えて貰わないと姿形が変わり過ぎて到底それと指摘できない。


「火ノ山」も特徴のある山頂稜線だが思ってもいない方角にある、山と山との距離が思った以上に遠い。



下山しながら至る所に満開の「ミツバツツジ」 



桃色や紅や薄いピンクなどの花の色の違いが面白い


「鴻ノ峰(こうのみね 338m)」
歩行距離 2.8㎞㎞ 所要時間 2時間00分 総上昇量 267m移動平均速 3.1㎞(全体平均速 1.3㎞)

0900時 山口県庁前亀山公園駐車場発
0916時 山口大神宮登山口
1010時~1015時 「鴻ノ峰(こうのみね 338m)」山頂
1045時 山口大神宮登山口
1100時 山口県庁前亀山公園駐車場着

「東鳳翩山(ひがしほうべんざん 734m)」で先行していた登山者に「次は何処か?」と聞かれ、「鴻ノ峰(こうのみね 338m)」「蕎麦ヶ岳(そばがたけ 557m)」できれば「白石山(しらいしやま 541m)」と答えると、「城跡は良い、蕎麦ヶ岳は展望が好い」と教えてもらう。速足で駈け下りて約6㎞走って山口県庁前の「亀山公園」駐車場に止めて出発。
登山口が国道9号線を渡った直ぐ先、山口県庁隣の「山口大神宮」である。県都の国道脇からそれも横断歩道の信号が緑になって渡り登山口へと云うのは初めてである。



「山口大神宮」の鳥居の先に「登山口」
史跡「大内氏遺跡高嶺城跡 登山口」が本来の呼び名らしい



神社の階段を上がり最上段から左へ急斜面の石段を上がる。石段の両脇と云わず上下の斜面のまでイノシシの堀返し、石段には掘り返した石ころと土が山盛りになっている



山頂の城址に至る登山道脇には、「稲荷神社」



「祠」「岩窟」と戦国期の山城とその後の寺社の時代が同居しているが、石の鳥居は倒れ壊れており時代の流れが知れる



「大内氏史跡高嶺城」、つまり「高嶺(こうのみね)」が「鴻ノ峰(こうのみね 338m)」なのである。



最上部の頂上広場(本丸跡)には、戦国期の石積みが残り「説明板」には大名が抱えていた石工集団の独特の積み方とある。



「本丸跡」は、下から眺め想像した以上に広い、そして今は樹林の中だが当時は城から360度全周我が領土、此れをを視界に入れていたのだろう。「絶景」である。



「鴻ノ峰(こうのみね 338m)」山頂、実は「大内氏史跡高嶺城」である
その「大内氏史跡高嶺城」の案内板がこれ、大内氏、毛利氏、生々しい戦国時代が蘇り頭に浮かぶ。



眼下の山口市街地を巡る争い、



そんな時代が有ったのである。


「蕎麦ヶ岳(そばがたけ 557m)」
歩行距離 4.5㎞ 所要時間 1時間55分 総上昇量 325m 移動平均速 3.6㎞(全体平均速 2.2㎞)

1200時 一貫野地区蕎麦ヶ岳登山口発
1237時 稜線
1254時~1320時 「蕎麦ヶ岳(そばがたけ 557m)」山頂
1331時 稜線
1355時 一貫野地区蕎麦ヶ岳登山口着

山口県庁から国道9号を北上して国道376号、県道197号で一貫野地区登山口
広い駐車場が登山口、ルートの案内と「クマ注意」が並んでいる



この山も人気と云う、それはこの広い登山道のよく踏まれている事で明瞭である。



登山道脇を流れる沢に「石積みの堰堤」が三基ある。曲線が見惚れるほど美しい



その沢は、一枚岩の滝があり滑床がある変化に富んだ沢である、その沢の最奥には人家跡と認められる石積みに段々の平坦地が認められる。



色濃く暮しの跡が残る沢を詰め上がると頂上稜線、左へ小さなコブを三つ越えて歩く。爽やかな風が渡り両脇にはミツバツツジと云う願っても無い山日和である。



山頂へ最後登りを上がると小広い広場、視界良好、九州も見えると云う。




朝一番登った「東鳳翩山(ひがしほうべんざん 734m)」が確認できて、全周の極僅か此処二、三日の山々を認める。姿形と見える方向が変わるのでニ、三日で全ての山が分かる筈も無い。


北に日本海、南に瀬戸内海、その中を東西に中国山地の山並がうねり重なる、分からなくとも美しいから其れで好い。
本日は時間切れで「白石山(しらいしやま 541m)」には登れない。またの機会だ。

そしてこれです。
*「緊急事態発生」:パソコンとスマートフォンを充電するインバーターが故障してバッテリー切れです。明日は雨、インバーターの復旧に全力を尽くすつもりです。頑張れ。

*4月21日1030時、インバーターの新旧交代が完了しました。0800時開店の「ホームセンターナフコ山口店」で「400w」出力の新インバーターを購入(17000円)、旧インバーターを取り外し新インバーターを接続して「スイッチオン」、山旅号の能力は数段アップしました。モバイル電池が二本、スマートフォン、パソコンを同時に充電しても安定しています。
漸く一安心、大粒の雨が山旅号の天井を盛大な音を立てて降る中、昨日の山行記録を追記しています。

2 件のコメント:

  1. こんばんは
    インバーター復帰良かったですね。思わぬ出費ではありますが、復帰できないと山旅の魅力が半減します。
    まずは良かったですね。

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  2. 山旅号が如何に現代の先進の機器に頼っているか良く分かりました。山から下りて湯につかりあがってビールを頂きながら二時間ブログを書きながら山旅に浸る。此れが全て山旅号積載の先進機器のお陰です。
    今回出力が400wにバージョンアップしたので「電気炊飯器」「400wのレンジ」etc可能になります。我が家の台所のミニ版と旅することになりそう。
    やってみるかと思案中。

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