2022年4月22日金曜日

「弟見山(おととみやま 1085m)」~「莇ヶ岳(あざみがだけ 1004m)」を周回する


4月22日(金) 0330起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 10℃

 昨日インバーター交換を完了して「弟見山(おととみやま 1085m)」~「莇ヶ岳(あざみがだけ 1004m)」を周回する登山口へ57㎞走る、国道315号の屋敷林道入り口に案内板が建ち



5分も走ると屋敷林道支線行止りが登山口駐車場 



目の前にはヤマメが釣れそうな沢に滔々と冷たそうな水が流れる


山旅号特設カウンターにワンカップと焼酎そしてツマミを並べて明日の山に乾杯します。




「弟見山(おととみやま 1085m)」~「莇ヶ岳(あざみがだけ 1004m)」
歩行距離 8.8㎞ 所要時間 4時間17分 総上昇量 828m 移動平均速 3.9㎞(全体平均速 2.3㎞)

0525時 林道駐車場発
0630時 林道終点
0653時 稜線縦走路分岐
0716時~0720時 「弟見山(おととみやま 1085m)」山頂
0745時 稜線縦走路分岐
0828時 稜線分岐駐車場下山口
0845時~0900時「莇ヶ岳(あざみがだけ 1004m)」山頂
0910時 稜線分岐駐車場下山口
0930時 下山尾根分岐を右へ
0942時 林道駐車場着

夜が明けると直ぐヘッドライトを頭に出発



駐車場から先の林道は崩壊が進み車は通行不可、明るくなる中を黙々と歩く



林道終点まで1時間5分、尾根に取り付く



いきなりの急坂、ロープが下がるステップ無しの急坂である



急坂ゆえにロープはあるもこれは下り用だろう、登りに握って登れるような急坂を越えている



25分弱頑張ると縦走路が走る稜線に上がる
上がり着いた地点が「弟見山(おととみやま 1085m)」山頂まで500m地点



少し歩くと「カタクリロード」が始まる



登山道の両側に「カタクリ」がびっしり花を付けているので、傷つけないようにストックは抱えて歩く



「弟見山(おととみやま 1085m)」山頂は樹林の中だが、花開いた「カタクリ」の中の山頂でもある



山頂一帯が「カタクリ」の花園である



残念ながら雨上りの早朝なので「花弁が反り返った開花」にはならない。
其れでもしっかり閉じて下を向いた花弁も可愛いし綺麗である。



山頂から登ってきた縦走路を引き返し見える「莇ヶ岳(あざみがだけ 1004m)」ヘは小さなコブを幾つか越えて向かう



「イワカガミ」の花が二輪開いている、黒い地面にピンクの花だから目立つためついつい写真を撮ってしまう



笹藪漕ぎを覚悟で腰には山刀を腰に下げて登って来るも、見事に刈り払いされた歩き易い縦走路で相当に踏まれている



ブナが立つ稜線、ブナが真っ直ぐ高く伸びて美しい


縦走路を振り返ると樹間の先に「弟見山(おととみやま 1085m)」へ続く稜線が新緑纏いうねる、この時期の山歩きは此れを見るから楽しい



おまけに歩く先に次々と「ブナ」「ミズナラ」「ミツバツツジ」が展開するので写真が忙しい



やはり「ブナの新緑」は今しかなないのでどうしても目線は上へ上へとなり足元が疎かになる



山頂下に「弟見山(おととみやま 1085m)」の山頂と縦走路を見るべく伐り開かれベンチが置かれている。近くに見えるので行きたくもなるだろうと云う景色である。



山頂に上がると「莇ヶ岳避難小屋」が建っている。天候の悪化など安心な施設である


石鎚神社が祀られた「莇ヶ岳(あざみがだけ 1004m)」山頂、山頂一帯に「カタクリ」
「百合」保護のロープが張り巡らされており「カタクリ」が咲いている
展望は北東から南そして北へ広がる



初めて立つ山頂から山の同定は出来ないが、コンパス頼りで「山口県最高峰寂地山(じゃくちさん 1337m)」方向と見て撮るがガスで遠望は利かない



此れもコンパス頼りだが最奥に「十種ヶ峰」と連れの因縁の山「青野山」を認めていいように思う。



再び縦走路を駐車場分岐に戻る道すがら、ブナの新緑とミツバツツジ、良く刈り払いされた道に足は軽い



駐車場への下りが笹薮で始まるので山刀の出番かと思いきや



直ぐに灌木の林の下りになり



つづいて松脂が辺り一面に香る赤松の林下りになる、久しく松脂の香る道を歩いていないのでがくんとスピードを落として左右の赤松と松の姿を見るべく上を見ながら下る



下った先の鞍部、道は三つに分かれる、直進が尾根通しの下山で駐車場へは少し林道を登る
左斜面を下る道は沢に降り立ち尾根通しの道と合流する
左斜面を下る道は直接駐車場へ降りるらしい、この道が良く踏まれているのは最短距離だから、当然これを使い駐車場へ下る



杉林の急斜面だがジグを切ってあっと云う間に駐車場20m上に降り立つ、


後着一台その後、後片付けをしているともう一台着。


もう一山予定している。林道を最終点まで上がれが1時間で山頂の山口県最高峰「寂地山(じゃくちさん 1337m)」へ中国道を利用して87㎞走って林道を上がると「一般車進入禁止」
今日は此処迄。



山麓駐車場のコース案内を見つつ明日の作戦を練り直し、二日掛けて別々に登る予定の「寂地山(じゃくちさん 1337m)」と「右谷山(みぎたにやま 1234m)」を周回することに決める。所要時間6時満30分少しハードになりそう。



8㎞下って深谷峡温泉(650円/人)で湯浴みして13㎞走り島根県の道の駅「六日町温泉ゆ・ら・ら」へ向かい集落へ登っていくと、なんと「co-opやまぐち」号に遭遇。
 



何とラッキー、昨日のインバーターハプニングを忘れさせる幸運と遭遇している、今夜のツマミをゲットした。そのまま3分走って登山口駐車場。
今夜は此処泊、明日朝一番明るくなるのを待って出発である。

2 件のコメント:

  1. こんばんは
    いわかがみさの花って不思議な感じですね。びっくりです。綺麗で可憐で幻惑的にも見えます。
    天気がだんだんと梅雨感を感じるようになってきました。怖い日がまたまた来ます。一年くらいな何もない年はないなでしょうか?

    返信削除
  2. この時期の山は花三昧です、ミツバツツジ、カタクリ、イワカガミ、そしてシャクナゲに山シャクヤクがこれから、登っていくと思わぬ出会いが有るからハッとして且つ楽しい。登ってみないと分からない、現場に立たないと分からない、何時も事です。
    それにしても天気が危うい、安定無しの雨模様にこれから先を心配している。

    返信削除