2022年4月4日月曜日

「青野山(あおのやま 908m)」に登り「津和野城跡」を巡る


4月4日(月) 0510起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 -1℃

山口県の道の駅「願成就」から7㎞走ると島根県立自然公園「青野山地区」の青野磧(あおのがわら)駐車場、トイレ棟併設の登山口



登山口は二つあり、もう一つは山頂を越えて下った先の「笹山登山口」、山口県の山の本ではこの登山口に下る周回ルートが紹介されている

「青野山(あおのやま 908m)」
歩行距離 4.9㎞ 所要時間 3時間20分 総上昇量 437m 移動平均速 3.4㎞(全体平均速 1.4㎞)

0725時 青野磧駐車場発
0820時 山頂迄600m地点
0834時 山頂迄で500m地点
0900時~0915時 「青野山(あおのやま 908m)」山頂
1015時 篠山登山口着
1045時 青野磧駐車場着

駐車場登山口発が0725時、登り55分の予定だが其処は連れ次第ゆっくり上がる。


 
山頂迄1.4㎞、早速頑張れ1300mの案内板、此れが古い1994年製、28年前の津小(津和野小学校?)の倉永さんと和崎さんが作った、10歳だったとして今は38歳。小学校登山で登る山なのだろう。



丸っこいお椀を伏せたような山容、次第に傾斜が増し登山道は右へ左へジグを切る



登り始めて45分、漸く眼下に津和野の街並みと背後の山並みが見え始める



山頂まで残り600m此処からが今日のハイライト、最急勾配ヘタすると滑ってバックする。




足元を見ながら只管一歩を踏み出す、頭など上がる筈が無い。その一歩が山頂への一歩とは言え余りの傾斜にストックに縋る。


登った先に500m、この100mの登行に要した時間は14分、連れにはとんでもない登りだったらしい。 



次の100mが所要時間8分だからお椀の縁を上がり切り傾斜は相当に随分緩んできたらしい。



眼下に津和野市街地が一望できるこの山唯一の展望ポイント着、山に囲まれ川沿いに広がる市街地はコンパクトでその背後の山並と一体で美しい。町の背後の「津和野城跡」は木の枝に隠れて見えない何とも残念。


お椀の縁を上がりきると山頂の台地を歩くようになり、山頂には「権現社」が祀られている
お椀を伏せたような特徴ある山頂は、農業漁業の営みの道標でもあったのだという


お椀伏せた天辺の「山頂」は岩がごろごろ転がる草っ原、展望は東に広がる


「青野山(あおのやま 908m)」山頂、北からの風を木立が遮り登りの寒さとは一変春の日差しが温かい。



展望は西に開け山並みが幾重にも重なり顕著なピークが幾つも見えるも名前は知らない。
が、その知らないピークに登ってお椀を伏せた山容を眺め、今立つピークが青野山から眺めたあれがこのピークかと気付くのである。


連れは登ってきたルートを下りたくないらしい、問題は600m~500m区間のあの急斜面、木段無しの地肌剥き出し落葉付きだからすってんころりも有り得る。
選択したのは山頂を越えてもう一つの登山口「篠山登山口」に下って林道を歩き駐車場に戻る周回コース。しかしこのコースが下り易いとは私も知らない。余程の事の選択らしい。


 




下っていると樹間に昨日登った「高岳山(たかだけやま 1040m)」が壁の如く屹立する


一方には「十種ヶ峰(とくさがみね 986.6m)」が独立峰の如く優美な山容を自慢げに晒している。



連れの選択は大正解、あの最急斜面は現れることはなくしっかりと整備された木段が続き下りに何の問題も無い。



順調に1000m下り傾斜は益々緩くなり連れの頬も緩む



1015時、下り40分の所を一時間掛かって下山、無事下山ながら途中で落下した杉の枝を左右の足に引っ掛け大袈裟に転倒それでも無事でなりより努々油断なさるな。



篠山登山口に「青野山と青野山王権現社」の謂れが語られている 
顕著なお椀を伏せたような山容は良く目立ち、津和野のシンボルであると同時に、農事歴や漁業者の山立ての目印でもあったと有る。



青野山の山麓の林道を笹山登山口から青野磧駐車場1.8㎞歩いて戻ります



下って向かう先は「県立青野山自然公園」の中の一つ「津和野城址地区」


下山の道中から眺める山城「津和野城址」、今朝は津和野の町を隠す朝霧の上に浮かんでいた、正に天上に浮かぶ城である。



再度の山登りは御免らしい、天辺迄リフトで上がる



中世に築かれた山城の特徴を残し



国指定の史跡




山上の石垣、石積は大きな石は2tあるとか、すべて人力その労苦たるや想像に絶する
土木屋から見ても何とも凄いことをやるものだ



天守台からみる「青野山」、天守台はこの「青野山」にとても勝てない。津和野の象徴の山なのである



で我が町同様昔々からの国なのである。古い」の地だが、此処の地は大国主命の地で我が町同様昔々からの国なのである。古い古い町にkyとうつうな

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    連日の好天で気持ちが良いですね。
    台風が発生していると聞き、また、その季節が来るのか?と思うとゾッとしますが、その季節が来る前にしっかりとこの気持ち良い季節を楽しまないいけないですね。
    こちらは年度はじめでドタバタしてますが、そんなのカンケーねーってゆったりしたい気分です。

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  2. 天気予報を見てはや台風かと吃驚しています。4月に入ったばかり中国地方の高い山肌にはまだ雪が残っているというに南の海には台風です。此処の所山旅の天気が落ち着いているので中国地方の山並みを見渡しながら頭に刻んでいます。中国山地中央部、日本海と瀬戸内海の分水嶺周辺は面白いです。

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