6月22日(木) 0350起床 (ーーー)
天気 晴れのち曇り
気温 13℃
今朝の気温が13℃なのでとても梅雨真っ盛り九州感覚では対応できない。少し厚着して就寝するという準備は必須である
朝も早い、0300時過ぎには東の空が白み始め0400時には陽は登っていないが既に夜が明けていると云って良い。
0515時、大都会で起床する山の朝ご飯は、納豆に目玉焼き二個を乗っける「ダブル目玉焼き納豆ご飯、そうそう易々食べられるチャンスは無いので「松屋 朝ご飯 560円」の贅沢ごはんである。この朝飯で今日も「天狗の山 二山」を登る
「銭函天狗山(ぜにばこてんぐやま 537m)」
所要時間 2時間18分 歩行距離 3.3㎞ 総上昇量 439m 移動平均速 3.5㎞(全体平均速 1.7㎞)
0617時 登山口発
0632時 山小屋
0650時 支尾根
0735時~0747時 「銭函天狗山(ぜにばこてんぐやま 537m)」山頂
0824時 山小屋
0835時 登山口着
「北海道夏山ガイド⑤ (道南・夕張の山)」に従って小樽から指示通りに走ると登山口駐車場着、住宅地最奥の優に10台以上は停められ大都会近郊では珍しい整いである
「熊出没注意、早朝と夕方?が危ない」0617時既に朝の注意時間は過ぎた?大丈夫。
肝心なのは登山口先のこの看板「いるぞ!」が前提の注意書き、やはり今朝も笛を吹きつつ登ります。しかし、此処は大都会札幌と小樽の背後の山、此れでこの近さでいるんだと云うから油断ならない。
登山道脇には個人所有の山小屋が建つ、自然が街の背後まで迫る北海道だからこその環境ゆえだろう
登山道が、緩急の新道と旧道に分岐したり
合目表示もしっかりあるなど登路の案内は致せりつくせりである
四合目以降は一気の登り、五合目からの登りは更に激しい
六合目を過ぎるとロープ付きの急坂
七合目から急坂はこれ以上ない頑張りが要る
八合目の樹間に札幌市の至宝「手稲山」、電波塔が乱立しようがしまいが景色に支障はない
山頂下の大岩壁は、札幌の岩登り愛好者にとって最高のゲレンデらしい
登山口に下ると若者三人がザックに登攀具を詰めて準備していたから成程と納得する
岩の山頂「銭函天狗山(ぜにばこてんぐやま 537m)」、札幌市の展望台且つ石狩湾の先には「暑寒別」の山と云う超の付く贅沢展望、人気な訳だ
山頂からは、札幌市街地の遥か奥の雲の下に「大雪の山」が見えている様な?
山頂には「この花」だって咲いている
「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ 683m)」
歩行距離 4.2㎞ 所要時間 1時間58分 総上昇量 417m 移動平均速 4.1㎞(全体平均速 2.1㎞)
0958時 送電線鉄塔一基目登山口発
1015時 送電線鉄塔二基目
1026時 送電線鉄塔三基目の点検路と分岐
1056時 「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ 683m)」山頂
1110時 「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ)」北峰
1117時 「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ 683m)」
1135時 送電線鉄塔三基目の点検路と分岐
1156時 送電線鉄塔一基目登山口着
銭函天狗岳から18㎞移動する途中に走るのは「大ループ橋」、分かっていてもこの高さは半端ない隣に座っている連れなど「端に寄らないで!」と恐怖する高さらしい。土木屋としては見逃せない自慢の景観である。
登山口駐車場も色々、住宅のどん詰まりの窮屈な駐車場も有れば、国有林林道奥の広大な駐車場もある、今日は道路脇の広場の十数台停まる駐車場ながら登山口から500m離れた場所である。止められるだけで有難い、贅沢など云ってられない。
令和2年、7月26日、山頂下100mの熊目撃情報が今も掛かる。何時出会うとも分からない現実は今も変わりませんと云う警告だろう
登り上がる登路は変化に富むので飽きない
水量豊富な沢有り
しかもこの登路が送電線鉄塔の巡視路なので路面の整備も草刈りも完璧
散々お世話になった送電線鉄塔巡視路に枯れ木を並べこの先に行くなとは少し失礼だろうと思うが、見落として先に進む人もいるのだろう
送電線鉄塔巡視路別れた山頂への登路も変化に富む
たっぷり静かに流れる沢有り
大木の森の登り有り
山頂下の急坂は、夏草と灌木が覆う細い登り、お金を掛けて点検整備する送電線鉄塔巡視路とは様相が違うのは当たり前、巡視路が大事です
1056時 今日二峰目の「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ 683m)」
1110時 展望が効く「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ 678m)」北峰
眼下に小樽の町と石狩湾、その奥には「暑寒別の山々」が見える
近場に熊が出る山がある環境は素晴らしい?
否、文句無く素晴らしい
下って「朝里温泉(650円)」で貸し切りの湯浴みだから更に嬉しい
花を愛でながらのこの時期の山は飽きない
明日も明後日も雨予報、次の行先を決めるにはもってこいの休日である