2023年6月30日金曜日

それでも日常を取り戻すのは難しい


6月30日(金) 0350起床 (ーーー)
天気 雨
気温  27℃

 熟睡が出来ていない、暑苦しい、蒸し暑い、クーラーが入った寝室で寝ていても寝られていない。山旅号の後部車室で連れと二人寝ている爆睡とは程遠い
天気のせいもあるかも知れない、
南西の強風が吹き時に横殴りの雨が降る、海は南西からの強風でウサギが跳び浜にも波が打ち寄せる 


この天気では出掛けたくはないが、連れの外科的検査に整形外科を受診する。
リハビリも始まるのだろうが今日の所は「ホルモン」を買って昼バーベキューである


「ホルモン(小腸)」を焼き


「丸腸&ハツ」を焼き


小菜園の「ナス&ピーマン」を焼く


〆は何時もの通り「焼きお握り」で終わる


何時ものバーベキューのコースなのだがしっくりしないし締まらない
日常を取り戻すことがこんなに難しいのかと思い知る

2023年6月29日木曜日

前向きな後始末有り


6月29日(木) 0400起床 (ーーー)
天気 曇り
気温  26℃

今朝0400時の気温が26℃、小樽とは10℃以上の温度差に加えてこの蒸し暑さゆえに、落ち込んだ気持ちの盛り上げは相当に難しい。
それでも、北海道羅臼昆布をしゃぶりながら、今年再度の北海道もあるぞと切り替える
この「らうす昆布」の表書き「三句」が理解できない「黒走」と「元揃」と「えなが」、羅臼漁業協同組合製造で裏には「出汁やおやつとしてはもちろん、お酒のつまみ、または直接焼酎や日本酒に入れてお使いいただけます」と但し書きがある
ならば入れるしかあるまいとガラスポットの「日本酒に二枚」入れてグビリ



「好い」成程これか、だが意味不明の「三句」は誰が教えてくれるのか?
再度北海道に行き羅臼で聞くしかないだろう


車検をお願いしていた連れの車を受け取りに、南湯田口バス停0852時の路線バスに乗って出かける。国道3号の路線バス故に朝一番が0707時~終バスは1935時、一日16便なので東京や福岡とは比べられないが相当な便数だ、赤字だろうと何だろうと便数維持が至上命題だ。B/Cとかコストとベネフィットとか子難しい事はこの田舎では通用しない。じいちゃんばあちゃんの足だから。


連れの車を持ち帰り、山旅号のこれからについて東京海上火災と次の三点について連絡を取る
① 山旅号の搬送と日程
② 山旅本人の代車の確保
③ 連れへの対応
昨夕時点で、山旅号に積み込んだ装備や食料の内、搬送に耐えない物品は宅配の別便をお願いし、別便で送る装備・食料を指定、持ち出す所まで進む。
本日の聞き取りでは、結果、山旅号は7月5日、鹿児島県薩摩川内市着の予定で搬送計画が整うらしい
山旅本人の代車について、明日朝一番との要求に対し対応が困難に付き本日中に自宅に届けるとなる
1505時、トヨタレンタカー「ヤリス」が届く


明日は、連れの外科的検査に行く
一ヶ月留守にした家屋敷周りと小菜園の夏草の藪は凄い事になっているが、これが片付くまで暫く手が付けられそうにない
彼是の一日が終わりやっと飲む

2023年6月28日水曜日

博多から薩摩川内の我家へ


6月28日(水) 0330起床 (ーーー)
天気 曇り
気温  26℃

 洗濯物を畳む三歳になったばかりの双子姉妹、その成長ぶりは目を瞠るばかり。女の子の手先の器用さはこのように育つのかと、連れと二人顔を見合わせる


 大いに元気を貰い薩摩川内市の我家へ九州新幹線「さくら545号」1042時博多駅発で帰る


博多出発時、車内は3~4割の乗客、所が博多から鹿児島に下るに従って席が埋まっていく?
どういう事?


新幹線川内駅に到着しても「我家への移動手段」はバス、一時間待ちの定期バスしかないのかと思えば、30分待ちのバスがあるコミュニティバスの「循環バス(定額150円)」、随分長い間運航しているが乗るのは初めて、「山旅号」が無い今日は有り難い
気温32度、暑い、小樽の朝は15℃日中でも湿度の低い爽やかな25℃。雨模様の32℃は流石に汗が噴き出し逃げ場がない


そんな我家にたどり着き小菜園を見ると、主が居る居ないなど全く関係なく「苦瓜」は、何時もの様に立派に育つ


其のゴーヤーを「湯掻いてカツオ節」で頂く


危機は何時何処でも来るだろう、山旅号を失うこともあるだろう
しかし、今は日常を取り戻すしかない、それが北海道であろうと鹿児島であろうと
心静かにこの状況を受入れ、全てを遊びとして処すのも愉しいかも知れない。
等と、我が家に帰り着いて少し心も気持ちも落ち着く。
何とかなるだろう。

2023年6月27日火曜日

小樽発中継地福岡着


6月27日(火) 0300起床 (ーーー)
天気 晴
気温  17℃

昨夕、二時間掛かってJAL6月27日3510便 新千歳発福岡行き直行便を予約する
「新千歳鹿児島の直行便」は無く、羽田乗り換え便になる。連れの負担を考えると直行便で福岡へ、福岡で一泊し新幹線で鹿児島が負担が少ない。スマホによる航空券予約、コンビニ支払いというコースは初体験、これが中々手強い。いい経験である
新千歳発1050時なれど、0552時小樽発札幌経由0720時新千歳着の列車に乗る
石狩湾の朝景色を見ながらゆっくり座っていると、次第に乗客が増え始め札幌では6~7割の満車状態、その状態のまま新千歳着。空港で働く人と旅立つ人がほぼ毎日この状態だろう。何とも賑やかな空港である


「食べてらっしゃい」という連れを残して北海道を離れる朝の「朝ラーメン(味噌ラーメン)」を頂く。
JAL3510便1050時新千歳発は時間通りに離陸する。
便は満員、連れは窓側の席から遠ざかる北海道を目を離さず見ている


1320時、予定時刻通り「福岡空港」着


気温32度、身体が付いて行くかどうか心配するほどの高温である
連れも双子姉妹の元気を少し貰って少しは元気になったかも


娘に「博多もつ鍋」を注文して、しこたま飲もうと思っている

2023年6月26日月曜日

「山旅号」の搬送決まらず延泊決定


6月26日(月) 0350起床 (ーーー)
天気 晴
気温 15℃

「山旅号」の鹿児島への搬送が決まったとの連絡を待つも音沙汰無し
結局、今日中の山旅三昧本人の鹿児島への帰郷も無し。
小樽での延泊やむなし
ホテルに延泊を申し出ると快く「ハイ!」と云うかと思いきや・・・何やらフロントが・・・?
「追い出される?」
同部屋での延泊が無理で、ツインの他の部屋に移動しての延泊が提案される
即了承、1300時部屋が空くとのこと、その間暫し町中で休憩


今日も街中は観光客で大賑わい
「戻って来ましたか?」と尋ねると「お陰様で」とのことだから随分賑やかになったのだろう
男性の姿はまばら殆どが女性、酒とホルモンとジンギスカンにしか触手が動かない山旅三昧には分からない世界がここに在る


そんな観光客の皆さんを路地の縁台でバターコーンを摘まみながら眺めている



待ちに待った搬送が、「7月28日、山旅号鹿児島着で搬送」との提案を受けるもとても同意できる提案ではない。山旅号に積み込んだ「食料」「装備」「電脳装置」の諸々の管理や搬送時の事故を考えると「山旅号」の再生不能の事態だって起きうる。再考を強くお願いする。
「山旅号」の搬送は決まらないが、連れの消耗度を考慮すると帰郷が最優先、明日北海道を離れる。
「山旅号」を置いて帰るには忍びないが選択肢はない

2023年6月25日日曜日

山旅三昧がホテル暮し、似合う訳が無い


6月25日(日) 0330起床 (ーーー)
天気 晴
気温 14℃

山旅号の暮らしは体に染みついているので、空が明るくなると目が覚める。北海道0300時空が白み始め、0330時は暮らせる明るさで0400時は既に活動始めの時間である
北海道での山旅三昧は、朝が早いので一日が実に長い。
そんな0400時の空をホテルのフカフカのダブルベッドからぼんやり眺めている


ホテルの大浴場は0600時~、二時間三十分の待ち時間をテレビとネットでやり過す
二時間三十分待ちのこの時点で「山旅号」の暮らしとホテル暮しを比較している
0600時には山を歩き、山の空気を吸い、木々と語らい、熊鈴を鳴らし、笛を吹いている
急坂を登る、沢を渡る、岩を越える、藪を漕ぐ時間の方が余程良い
しかし、朝湯上がりの朝酒も捨てたもんじゃない
ビールで収まる筈も無く、焼酎の水割りと云う何時ものコースに進んでいる
「山旅号」がいない、運転する訳じゃないという心の隙間を酒が埋めてくれる


そんなこんなも、昨夕の屋台の「ジンギスカン」の美味しさが打っ棄ってくれる


ホテル暮しが合う筈も無い「山旅三昧」にとって、失って見ると「山旅号」の凄さを思い知る
 

2023年6月24日土曜日

万事休す、新展開を待つのみ


6月24日(土) 0500起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 14℃

昨夕は、事故のショックなのか連れの消耗が激しいため、確保できた余市のホテルに移動し「回転寿司 余市番屋」で軽く夕食を頂く。


其処に「以後のことについて云々・・・」と相手方の保険会社から電話が入る。
「事故現場に車を放っておけない」という要望に「今からレッカー移動する準備が整った」、
食事を切り上げて「山旅号」のレッカー移動を待つ、傷つき痛々しい山旅号が「鹿児島への長距離搬送」が決定するまでの保管場所に移動する



事故現場には、山旅号の冷却水漏れとオイル漏れの跡も、処理して貰って山旅号は去っていく
連れ曰く「可哀そう」


今朝は、0817時余市発のJR列車で小樽に出る。
先ずは帰りの「新日本海フェリー7月22日苫小牧東港発敦賀便」のキャンセルを小樽港の「新日本海フェリー事務所」で手続する。小樽駅からの移動はタクシー、キャンセル料は10%致し方なし。
次は今夜の宿の確保を図る、本日は土曜日二泊の予定でネット検索するも当たらず、結局二時間掛かって「二泊53000円」のホテルを確保する
それにしても「山旅号」無しの「泊と移動」がこれ程「窮屈且つ時間」を要し、「一泊800円の駐車代がホテルの二泊53000円」に化けるとはと、「山旅号」の自由自在さを思い知る
「山旅号」には、「山旅」するための全てが積み込まれている。「山旅号」無き今、着替えも必要な旅道具も保管場所の山旅号の中なので、保管場所に行って以後の旅の準備を整えるしかない。
保管場所に行くのもタクシー、帰るのもタクシー
「着替え」「SNSの為の電脳道具」をリュックと肩掛けバック一杯にして小樽運河の「小樽ビール園」で小休止である。流石に「ビール」も「ソーセージ」も「パン」も本物なので、少し「ギダン(薩摩弁:イライラ・憤懣)」が止む


小樽運河河畔のベンチに座って行き交う観光客の喋る言葉の略全てが「外国語」、英語以外はほぼ全てが東アジアの国々の言語か?


小樽二泊の理由は、6月26日「山旅号の鹿児島への長距離陸送」の打ち合わせがある為である。如何なる輸送方法で、いつ出発で、いつ鹿児島到着かを確認した後北海道を離れる


その間「禁煙のダブルの部屋」で連泊である


つくづく「山旅号」に如何にお世話になっており、且つ代替が効かない山旅の友であるかを「山旅号」失った今思い知る

2023年6月23日金曜日

万事休す


6月23日(金)  0500起床 (ーーー)
天気 曇り時々雨
気温 16℃

昨夕は小樽運河の倉庫で「小樽ビール」を頂き、北海道の山旅の順調な滑り出しを祝います
雨模様のため山行は無し、今朝は0830時にはコインランドリーを済ませ、次の目的地を「積丹半島」「ニセコ周辺」の山に決めて、余市へ移動する


山旅に必須の「小型手帳」を買う為、「COOP SAPPORO 余市店」に立ち寄る
「小型手帳」は手に入らず外に出てビックリ仰天
連れが大声で叫ぶ
「車がぶつかった」
駐車場に止めていた「山旅号」に、ブレーキとアクセルを踏み間違えた車が真正面から激突
助手席に乗っていた妻は無事
だが「山旅号」は走る事も叶わない


「万事休す」

2023年6月22日木曜日

「銭函天狗山(ぜにばこてんぐやま 537m)」「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ 683m)」に登る

 
6月22日(木) 0350起床 (ーーー)
天気 晴れのち曇り
気温 13℃

今朝の気温が13℃なのでとても梅雨真っ盛り九州感覚では対応できない。少し厚着して就寝するという準備は必須である
朝も早い、0300時過ぎには東の空が白み始め0400時には陽は登っていないが既に夜が明けていると云って良い。
0515時、大都会で起床する山の朝ご飯は、納豆に目玉焼き二個を乗っける「ダブル目玉焼き納豆ご飯、そうそう易々食べられるチャンスは無いので「松屋 朝ご飯 560円」の贅沢ごはんである。この朝飯で今日も「天狗の山 二山」を登る




「銭函天狗山(ぜにばこてんぐやま 537m)」
所要時間 2時間18分 歩行距離 3.3㎞ 総上昇量 439m 移動平均速 3.5㎞(全体平均速 1.7㎞)

0617時 登山口発
0632時 山小屋
0650時 支尾根
0735時~0747時 「銭函天狗山(ぜにばこてんぐやま 537m)」山頂
0824時 山小屋
0835時 登山口着

「北海道夏山ガイド⑤ (道南・夕張の山)」に従って小樽から指示通りに走ると登山口駐車場着、住宅地最奥の優に10台以上は停められ大都会近郊では珍しい整いである
「熊出没注意、早朝と夕方?が危ない」0617時既に朝の注意時間は過ぎた?大丈夫。


肝心なのは登山口先のこの看板「いるぞ!」が前提の注意書き、やはり今朝も笛を吹きつつ登ります。しかし、此処は大都会札幌と小樽の背後の山、此れでこの近さでいるんだと云うから油断ならない。


登山道脇には個人所有の山小屋が建つ、自然が街の背後まで迫る北海道だからこその環境ゆえだろう


登山道が、緩急の新道と旧道に分岐したり


合目表示もしっかりあるなど登路の案内は致せりつくせりである


四合目以降は一気の登り、五合目からの登りは更に激しい


六合目を過ぎるとロープ付きの急坂


七合目から急坂はこれ以上ない頑張りが要る


八合目の樹間に札幌市の至宝「手稲山」、電波塔が乱立しようがしまいが景色に支障はない

山頂下の大岩壁は、札幌の岩登り愛好者にとって最高のゲレンデらしい
登山口に下ると若者三人がザックに登攀具を詰めて準備していたから成程と納得する


岩の山頂「銭函天狗山(ぜにばこてんぐやま 537m)」、札幌市の展望台且つ石狩湾の先には「暑寒別」の山と云う超の付く贅沢展望、人気な訳だ


山頂からは、札幌市街地の遥か奥の雲の下に「大雪の山」が見えている様な?


山頂には「この花」だって咲いている



「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ 683m)」
歩行距離 4.2㎞ 所要時間 1時間58分 総上昇量 417m 移動平均速 4.1㎞(全体平均速 2.1㎞)

0958時 送電線鉄塔一基目登山口発
1015時 送電線鉄塔二基目
1026時 送電線鉄塔三基目の点検路と分岐
1056時 「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ 683m)」山頂
1110時 「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ)」北峰
1117時 「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ 683m)」
1135時 送電線鉄塔三基目の点検路と分岐
1156時 送電線鉄塔一基目登山口着

銭函天狗岳から18㎞移動する途中に走るのは「大ループ橋」、分かっていてもこの高さは半端ない隣に座っている連れなど「端に寄らないで!」と恐怖する高さらしい。土木屋としては見逃せない自慢の景観である。


登山口駐車場も色々、住宅のどん詰まりの窮屈な駐車場も有れば、国有林林道奥の広大な駐車場もある、今日は道路脇の広場の十数台停まる駐車場ながら登山口から500m離れた場所である。止められるだけで有難い、贅沢など云ってられない。


令和2年、7月26日、山頂下100mの熊目撃情報が今も掛かる。何時出会うとも分からない現実は今も変わりませんと云う警告だろう


登り上がる登路は変化に富むので飽きない
水量豊富な沢有り


しかもこの登路が送電線鉄塔の巡視路なので路面の整備も草刈りも完璧


散々お世話になった送電線鉄塔巡視路に枯れ木を並べこの先に行くなとは少し失礼だろうと思うが、見落として先に進む人もいるのだろう


送電線鉄塔巡視路別れた山頂への登路も変化に富む
たっぷり静かに流れる沢有り

大木の森の登り有り


山頂下の急坂は、夏草と灌木が覆う細い登り、お金を掛けて点検整備する送電線鉄塔巡視路とは様相が違うのは当たり前、巡視路が大事です


1056時 今日二峰目の「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ 683m)」


1110時 展望が効く「朝里天狗岳(あさざとてんぐだけ 678m)」北峰
眼下に小樽の町と石狩湾、その奥には「暑寒別の山々」が見える
近場に熊が出る山がある環境は素晴らしい?
否、文句無く素晴らしい


下って「朝里温泉(650円)」で貸し切りの湯浴みだから更に嬉しい


花を愛でながらのこの時期の山は飽きない


明日も明後日も雨予報、次の行先を決めるにはもってこいの休日である