6月19日(月) 0350起床 (ーーー)
天気 晴
気温 19℃
阿賀野川河畔の道の駅「阿賀の里」に、「三川六名山案合図」が建っている。道の駅で我が山自慢しかも六つは初めて「六つも名山」とは素晴らしい
2016年5月28日「菱ヶ岳(973.5m)・五頭山(912.5m)」は既に登っている、「日本平山(1081.1m)」と「宝珠山(559m)」は登る予定だが残る「朝倉山(前朝倉 8654.9m)・馬ノ髪山(757m)」二山は初めて知る。結局六名山登る事になるのだろう
「宝珠山(ほうじゅさん 559m)」
歩行距離 6.8㎞ 所要時間 3時間45分 総上昇量 615m 移動平均速 3.2㎞(全体平均速 1.7㎞)
0610時 森林公園登山口発
0627時 送電線鉄塔
0651時 「城山(337m)」
0702時 「赤松山(370m)」
0719時 「虚空蔵山(440m)」
0753時 「丸山小富士(542m)」
0759時 「八咫柄山(545m)」
0810時~0830時 「宝珠山(ほうじゅさん 559m)」山頂
0841時 「八咫柄山(545m)」
0912時 「虚空蔵山(440m)」
0924時 「赤松山(370m)」
0932時 「城山(337m)」
0945時 送電線鉄塔
0955時 森林公園登山口着
昨日に続き今朝も「注意! 熊出没」、今日も油断大敵の笛吹きまくりで登ります
森林公園登山口から上部へ遊歩道整備された木段が上がっている
昨日の「爼倉山」は、沢の壁のへつりやロープ場有りなので「ファミリー登山」とはいかないが、今日は「ファミリー登山」でも楽ではないが楽しめそうな山である。「三川六名山」であれば当然だろう
森林公園から遊歩道を登り上がった先が送電線鉄塔の基部、「弥彦山・角田山」が越後平野の先端にこんもり浮か ぶ、一味も二味もある山並み、昔の人こそ何やあらんと祀るのが分かる展望である
送電線鉄塔から尾根を登って行くと舗装道路に出会う、これを渡ってからが本日の四苦八苦が始まる
急登を15分頑張ると尾根のコブに上がる、そのコブが「城山(337m)」、登山口が標高90mなので此処迄247m(所要時間 41分)、ファミリー登山にしては結構な登りだろう
コブとは失礼かもしれない立派な「城山 337m」の金属製の標識が置かれている。地元金属会社が刳り貫いたステンレス製だから朝日の中キラキラである
さらに、歩いてよく踏まれてはいるも、その急坂は泣きを許さない、登り上がった点は「赤松山(370m)」、コナラにブナ、赤松、杉混じりの登山両脇の植生に厭きる事がない。恐らく日本海から直接吹き付ける季節風と重たい雪に耐え抜いた森の様相が雪の消えた今こそはっきり見える。
今この瞬間、2023年6月19日0700時、横から朝陽が差し込む、それを受ける新緑の隙間を木漏れ日がキラキラ射す登山道の何と贅沢な事か
登山道は良く踏まれ案内板不要な一本道、ブナの二次林に朝陽が差し込み、その朝陽が風にそよぐ新緑の森の中にゆらゆらと零れる、これが朝一番に登る山からの褒美だ
「虚空蔵山(440m)」への登り、大杉の根っ子を掴んで登り上がる、高度差70mの登りだが森が美しい、右に左に目を巡らすので歩は進まない。
岩が露出したコブは「丸山小富士(542m)」、この間の標高差100mの登りが面白い。新潟の「天然杉」の百態がある
遥かに「弥彦山・角田山」そして「越後平野」、日本海に「佐渡島」、山稜を渡る風に熱を冷まされるが頭の中は興奮しまくりである
一旦下って登り返すと「八咫柄山(やたがらやま 545m)」、樹林の中で展望ないが「阿賀野川河畔(石間口)」からの登路と合流する。
一旦下った先に見えるのが「宝珠山(559m)」山頂である
最後の最後、然も山頂直下の大岩の壁登り、両手両足を駆使してロープをつかみ、岩角に指を掛けて登り上がる
0810時、二時間登ると「宝珠山(ほうじゅさん 559m)」山頂、ファミリー登山にとっては大冒険の山登りだろう。「三川六名山」とは面白い。
阿賀野川の奥の奥に見えるのは「ヒョッとして」
其の「ヒョッとして」、遥か奥の奥、山の先の先に見えているのは「磐梯山」、山を越えれ福島なのだ
その真反対の「越後平野」と「日本海」「佐渡島」、春が過ぎて夏間近の水に溢れる緑の村も素晴らしい。
しかし、今日の一番はこの豪雪の山「宝珠山(ほうじゅさん 559m)」に生きる天然杉である
かっこよく生きる等と云うのは戯言、生き抜けばこうなる。必死で百年生き抜くぬく覚悟を此処に見ている 。「三川六名山」恐るべし
磐梯山が望める山に登ってたんですね。磐梯山に登ったのを思い出します。会津若松では温泉にも何度となく入りました。何処の山も熊注意の看板が此れからも沢山有ると思います。熊出没っていう看板見たら緊張しますもんね。私は単独登山だったので常に鈴を鳴らしながら歌を唄いながら登りました。風で笹がガサガサなるとビクッとしながら。
返信削除新潟から福島は山並みを越えて指呼の先随分近いです。その間に重なる山並みがこれまた美しい且つ綺麗、票は1000m前後ながら癒される。それにしても熊が濃い、至る所「注意! 熊出没」、保護活動の成果かも知れないが登っている側にとっては「笛」「鈴」を常時鳴らすしかない。登山道も熊も油断大敵です。
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