2023年12月13日水曜日

船底が藻場だった


12月13日(水) 0430起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温  8℃

0745時、川内港に行くと「川内川あらし」が河口に向かって流れている、今朝は川面を河口へ川内港へ流れるのでは無く、北東風に流されて南岸山麓に沿って流れる。これもまた珍しい現象の「川内川あらし」、きっと展望台から写真撮る組がいるに違いない


一隻目が漁船、二隻目が我が船、0830時予定がドックに揚がったのが一時間遅れの0930時。
揚がった我が船の船底を見て言葉が無い。




ドックのレール敷には他の漁船が掻き落とした藻とフジツボが山盛り残っている
今夏、船にとっては厳しい環境だったのだろう


藻とフジツボをスクレーパで一個一個掻き落とす、船底に残るフジツボの接着面の殻を完全に除去する。この作業が辛い、船底に潜って見上げながら手首を強く使い細かい動きで残った殻を除去する。


スクレーパで掻き落とすのに掛かった時間は三時間半、1300時完了


隣の今朝一番に揚がった漁船のお父さん曰く「一年に二回揚げる。三回揚げる人もいる。六ヶ月でプロペラにもフジツボが付く、船が震動するから揚げなければ漁にならない」
1500時、船底が乾くのを待って一回目の船底塗装、フジツボが何とかならないかと「添加剤 フジツボガード(6600円/袋)」を入れて攪拌する


効果抜群と云う宣伝文句に期待しながら一回目の塗装が終わる


明日二回目を塗り重ねる
来夏も酷暑というが何とか持ち堪えて貰いたい

3 件のコメント:

  1. 船にすごい数のフジツボが付くんですね。船のメンテナンスもとても大変なんですね。車も船も愛情かけて大切にされてるのが良くわかりました。

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  2. 兎に角走らないので燃料は食う、出航する気にもならない。ドックに揚げない限り解決しないので否応無しです。船底を塗るとタンタンタンターンっと25ノットで滑るような走りが戻ります。これだと出航する気にもなろうというものです。しかし、冬はチャンスは一瞬だから出航は難しいです

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  3. こんにちは
    船底、凄いことになっているんですね。
    びっくり、それくらい海には栄養がある証拠とはいえ、それでは船は走らないですね。
    止まるときは楽かもしれませんが、ガソリンを沢山食べてしまうので大変ですね。
    綺麗になると気持ちが良いですが一年間は持たないとなると大変メンテナンスが船はかかるんですね。

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