2013年8月29日木曜日
日高を越えて後方羊蹄山の真狩登山口に到着
8月29日 0400起床 (131/93)
天気 晴れのち曇り
気温 9℃
寒い朝を十勝で迎えた。
気温9℃
寒い朝に、朝焼けがまぶしい。
今日は、320㎞を一気に走って後方羊蹄山へ向かう。
天馬街道で日高山脈を越え浦河、静内経由。
この街道を通る楽しみは「仔馬」たちに会えること。
今日も、牧場の牧柵の中で母馬に着かず離れずで草を食んでいた。
台風15号の影響は北海道にも及ぶらしく、週末は雨予報。
今夜も雨が降る予報で、何日待機することになるか予想がつかない。
真狩の登山口キャンプ場から眺める後方羊蹄山はガスの中。
果たして登れるでしょうか。
天気回復を祈って祭りましょう。
2013年8月28日水曜日
十勝平野で丹頂鶴に出会う
8月28日 0400起床 (---)
天気 快晴
気温 15℃
道の駅「しらぬか恋問」から十勝へ移動する
昨夜、北海道は大荒れ。雷を伴う豪雨。
今朝は西から青い空が広がってきた。
太平洋岸を走り、十勝川河口を渡りひと丘越える道路に入る。
なんと、道路脇の牧草地に丹頂鶴のつがい
車も人も恐れることなく悠々と遊んでいる。
釧路湿原から遊びに来たのか?
暫く車を停めて眺めいる。
優雅な所作、ゆったりした動き、時に見える丹頂が何とも美しい。
そんな余韻に浸りながら走っていると
牧草地の奥に三羽の丹頂鶴
今日はどうなってるんだろう、昨日は釧路湿原を走りながら見ることのなかった丹頂鶴を、間近に5羽も見るなんて。
そんな幸運な日もあるんだ。
十勝の道の駅「忠類」で、豊頃町のスクールバスの運転手さんに「丹頂鶴」の一件を尋ねると
学校の行き帰りの運転でよく見るとのこと。
居ついているんでしょうとのこと。
農家の皆さんも、もう見慣れているから当たり前の世界ですと云っていた。
なんと贅沢なせ界だ。
今日はこの幸せに乾杯だ
おっと忘れてはいけません。
昨日濡れた装備の乾燥が先だ。
2013年8月27日火曜日
すずらん丸で毬藻を見に行く
8月27日 0330起床 (124/91)
天気 ガスのち曇りのち晴れのち雨
気温 15℃
昨夕、写真をパソコンに取り込み、ブログに取り掛かろうかなと思ったところでバタンキュー。
長時間の山歩きに付き合わされるお雇いガイドはビールで乾杯ならぬ完敗。
そこで今朝は早起きブログでした。
百名山「雄阿寒岳」を登られた奥さんにしてみれば、今日は湖面から「雄阿寒岳」を眺め充実感をさらに高めたい、分からない訳ではありませんが、ガイドとしては天気のいいうち行けるところまでと思うけれどもそうはいきません。
今日は「すずらん丸」で、チュウルイ島に渡り「毬藻」を見る。船から「雄阿寒岳」を見る。どっちかと云うとこっちがメインかも。
遊覧船は、狭い水路を案内しながらチュウルイ島へ着きます。
「毬藻」阿寒湖ではみんな丸かと思ったらなんと、丸い毬藻は阿寒湖でも二か所のみだと。
驚くことしきり。
そんな説明を聞きながらも、奥さんは頻りに山を気にしてます。
湖底に設置されたカメラのライブ映像
こんな見せ方をしてるんだ
丸い「毬藻」が目の前です
直径20㎝の「毬藻」
そうかこうもなるのかと驚愕
実は山はガスの中で全体が見えません。
ところが時間がたつに従って、ガスが切れ始め山体が現れました。
「雄阿寒岳」
「雌阿寒岳」
湖面から見る山体は、アイヌの皆さんの崇め奉る神聖な山に相応しい様を見せていました。
山に宿る神仙に改めて触れた思いでした。
阿寒から釧路へ洗濯ものを抱えて南下します。
今日は、道の駅「しらぬか恋問」で泊です。
います、います大勢、手をつないで海岸を歩いています。
道の駅のベンチに座って海を眺めてます。
緑の芝生に座ってじゃれてます。
流石恋問い海岸。
だれがいつ名付けた、そんな謂れはどこにも案内がありません。
「恋問」が人を呼んでる。
「しらぬか恋問」
しっかり覚えておこう
樹林をひたすら登る雄阿寒岳に立つ
8月26日 0330起床 (‐‐‐)
天気 ガス(のち晴れだったから登ったのにずっとガス終いには雨)
気温 16℃
寒い。朝も寒いけれど昼も寒いと思う。そんなに20℃割るなよと言いたい。
今日は、昼から晴れる予想で登山開始。
どうも今日はこの辺りから手順がくるっていたらしい。
コースタイム
0555 登山口発
0950 五合目
1110 雄阿寒岳山頂
1130 山頂発
1230 五合目
1535 登山口着
概要
誤解のないように再度確認
串田孫一の百名山はあくまでも「雄阿寒岳」
ところがどうしたことか「雌阿寒人気」に押されて・・・・
そんなことはありません。雄阿寒はやっぱり阿寒の盟主です。
それにしても人気が無い。他の百名山はよく知らないけれどひょっとして百名山中一番かも知れない。何故だろう。
登山口から五合目、実質8合目まで、エゾマツの自然林が覆っているので、展望はその気になって樹間を透かさないと有りません。
高さ40mを越えるエゾマツが頂上近くまでたってる山は、百名山中恐らくここだけでしょう。
胸高径1.0mを越える巨木があっちにもこっちのも立っています。
登山道はこの樹間を、ジグザグに登り上げます。一本道でよく踏まれています。
一部抉れたり、段差が大きくなったところはあるものの、山慣れた人には問題ないでしょう。
標準コースタイムは 登り 3時間30分
下り 2時間30分
ちょっと辛いタイムかも知れません。
今日はのコースタイムは、奥さんの超スローペースでガイド泣かせです。
まあ、ゆっくりでも登ってくれて、転ばず怪我せず下りたので良しとしましょう。
急な段差や木の根にてこずる女性群の標準タイムかも知れません。
5合目を過ぎると、ハイマツのトンネル、7合目から稜線歩き小さな稜線のコブを二つ越すと雄阿寒岳山頂です。
延々と続くエゾマツの自然林を愉しめないと辛い登りだけの山になってしまう、そんな山です。
印象
雌阿寒の人気に比べれば、人は少ない。
静かな山歩きには絶好の山、エゾ松の自然林と、地表を覆うコケ絶妙のバランスが愉しい山です。
ガスで展望が無かったのが残念。それでもまっすぐ伸びた40mを越えるエゾマツ群は一見の価値あり。
山頂の岩の割れ目の花一輪
2013年8月25日日曜日
ガスの中、雌阿寒岳に登る
8月25日 0330起床 (---)
天気 ガス(のち雨)
気温 15℃
今日も午前中勝負で出発。
相変わらずガスで展望はない。
エゾマツの大木が立つ森の中を登る。
コースタイム
0555 登山口発
0730 五合目
0915 雌阿寒岳山頂
0940 山頂発
1110 五合目
1210 登山口着
概要
エゾマツの大木が立つ森が登山口。
登山道は山頂まで明瞭。
通常のコースタイムは
登り 2時間20分
下り 1時間50分
急登である。
最初はエゾマツの樹林
3合目からハイマツの海を登る
6合目からは歴混じりの岩道に変る。
これを登り上げると火口壁。
火口底を望みながら左へ上り上げると山頂。
今日もガスで展望無し。
印象
午前中で下らないと雨に会う予想で登るも、相変わらずの奥さんペース。
やっとのことで山頂。
山頂で、道警山岳警備隊の皆さんと遭遇。
若い5人組の警備隊の皆さん、元気溌剌。
聞くと今年は道迷い等の事故が増えてるとのことだった。
ブログを紹介した。
山旅で遭遇した道警の皆さんに役立ちそうな情報があったらお伝えしましょう。
すっかり曜日を忘れていたけれど、多くの登山者が登ってくるのに出会って、そうか今日は日曜日だった。
韓国をはじめとした外国の皆さんんも、超有名な山は逃さない様子。
山から見るオンネトーや
ハイマツの海は彼らにはどんなに映っているのでしょうか。
緑深い樹海から立ち上がる生きた火山は、すさまじい命を見せてくれていました。
そんな樹海にも、秋は静かに訪れています。
そして花一輪
2013年8月24日土曜日
悲観的な週間天気予報だが雌阿寒、雄阿寒へ移動
2013年8月23日金曜日
平山から層雲峡ごしに大雪を見る
8月23日 0300起床 (124/86)
天気 曇り(のち雨)
気温 18℃
0300起床で平山登山口まで25㎞。
0300時は月が煌々と照っていた。
登山口発0515時、今日も午前中勝負。
コースタイム
0515 登山口発
0715 第一雪渓
0915 平山山頂
1100 第一設計
1210 登山口
概要
登山口から間もなくの水量が豊富な支流には仮設歩廊が掛けられ整備が行き届いている。
登山道両脇には、エゾ松屋樺の大木が林立、
森の豊かさが知れる。
支流、本流には滝が掛かり、本流の沢音を聞きながらの登高が続く。
本流谷を黙々登る
樹林が開けると、突然第一雪渓が現れる。
この時期、第二雪渓は消えてもうない。
ハイマツに変り暫くで稜線に出る。
層雲峡ごしの大雪は、残念、ガスで見えない。
平坦なピークに到着。
ガスが湧く中、しばらく大雪を眺める。
下山は雨との競争だったが、結局雨になった。
印象
エゾマツ、樺の大木の中を、本流の豊かな水量が流れ落ちる沢音を聞きながら、良く整備されよく踏まれた登山道を登る。
石が露出した滑りやすい登山道に、思いのほか時間を取られる。
それでも第一雪渓の至れば、谷越しに「武華山」「武利山」が緑濃い谷を挟んですぐそこである。
稜線に上がれば、ゆったりした稜線が見渡せ、ニセカウイシュッペも大槍を従え大山の風貌である。
層雲峡ごしに「大雪山塊」が望めるはずなのだが今日はガスで山塊全体は見えない。
残念だった。
平山のゆったりした山稜は、なかなかのボリュームだった。
花は、雪解けが遅いためか春から秋までの花が一斉に咲きそろっていた。
此れもこの時期ならではだろう。
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