2013年8月8日木曜日

ピッシリ山「蕗の台コース」を登る


8月8日 0330起床 (135/84)
天気 曇り(山はガス)
気温 20℃

名寄道の駅から40㎞余走ると登山口。
その間「朱鞠内湖」の最奥湖岸を走る。
私の車一台のみが走る。
貸切、静かな山の予感。











コースタイム
ピッシリ山(蕗の台コース)
0600 登山口発(標高370m)
0750 釜ヶ淵岳(標高925m)
0840 熊岳(標高1025m)
0940 ピッシリ山山頂
1300 登山口着










概要
兎に角、登山口に着きさえすれば、それはそれは立派な登山道が頂上に導いてくれる。












こんなに立派に刈払いされた登山道は北海道では経験がない。
地元山愛好家の皆さんの、この山にかける思いが伝わってくる。
角々の案内標識を見逃さない。これが一番。
一番目
二番目
三番目
そして登山口。
あとは只管、しっかり刈り払いされた登山道を登るだけ。
ところがこれが半端じゃない。
あるきはじめて30分は平坦な登山道。
何時登り始めるんだろうと思い始めるその時
此れでもかと云う急登が始まる。370mから一気に900mへ。
標高差530mを一気に登る。




殆どの人が此処で脚を使い切る。
その登り、半端じゃないもの。
此処をどう登りきるかで、後半が決まる。
アドバイス「此処で頑張らない。ゆっくり、ゆっくり登りましょう」









今日はガスの中だったので幸いだった。
登りあがって見える景色は、登っては下り、登っては下りをこれでもかと繰り返す稜線が果てしなく見えるはずである。

今日はガスで此れが見えなくてよかった。
熊岳は僅かピッシリ山より5m低いだけだけれど、






熊岳からピッシリ山までまだ2㎞余歩く。

















それも一旦下ってまた登り返すという技がついている。
それでも歩けば頂上。









今日は半端じゃなく暑いので
くだもの持参
メロン














トマト
水分補給にミネラル補充
やっぱり夏はこれです。











通常は下り一辺倒で登山口だけれど、ピッシリ山は、下りながら登り上げ、更に下りながらまた登り上げ、これを何回も何回も繰り返すので、登る時間と下る時間は大差ない。
それでも見晴らす森の広さ、連なり、モコモコとした樹林の果てしなさは見飽きることが無い。
そこに「朱鞠内湖」の水面が輝いている。
これ程広い広がりは初めてじゃないだろうか。
登って良かった。

印象
1000mをチョイ超えた山。
そんなに思い入れしなくてもと思うけれど登ってみればなんとどの山にも負けてません。
濃い笹薮が、一面のハイマツ原につながってる。
なかなか見れる景色ではありません。
高さじゃない。
行って、登ってみたら分かります。
今日は、余りの暑さに上から下まで、ジュク、ジュクに汗をかいて濡れはしましたが。
それでも下りてくれば「日向温泉」が待ってます。
行くなら今です。


此れだけ咲いてました












 実りもこれだけたっぷり




登山道にこんなものも落ちてます。
今日は登りながら「獣臭」
臭い臭い
笛吹きっぱなし。
だって5日振りの登山者だから落し物があって当然。
誰も登ってこないその間、彼らの世界だもの。
それにしても、たっぷりするなー。




 

2 件のコメント:

  1. 綺麗に整備された登山道ですが、厳しいんですね。
    またしても熊か、、と思いましたが、逆に侵入者は山旅仙人。
    笛と日向木挽歌を歌って、熊さんに侵入者が来たことを教えつつ登るんですね。
    朝から午前中鍛える!そして昼から温泉、早目のジンギスカンとビール、、、良いですね。しばらく監視役がいらっしゃら無いので、羽伸ばしすぎないようにしてください。。
    追伸、最近、中間子さんのスレがありませんが、孫ちん含め中間子さんはお元気でしょうか?暑いので身体に気をつけて!

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  2. しっかり雨予報だったので、早々今日は乾杯モード。
    腕によりをかけるまでもなくスピード仕上げ。
    北海道麦酒を頂き、ロックで焼酎を頂き、雨待機を満喫。
    車は林道を走って砂埃で真っ白だったので、車も一休み。
    明日も雨模様なので、二日連続の栄養会は例がないけど
    やってみるか。



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