2013年8月1日木曜日

恵山に登る


8月1日 0330起床 (135/85)
天気 曇り
気温 19℃

一晩中雨が降っていた。
0330時 起きた時点では降っていなかった。
朝食抜きで函館へ一直線。
朝市、丼狙い。












0542 函館朝市着
イクラ丼+塩ラーメンでお腹パンパン













眼の前の函館山に挨拶しないわけにはいかないので積極的にガイドします。












ガスと低い雲で、「大千軒岳」も「恵山」も見えません。













恵山はすっぽりとガスの中、カッパを着て出発します。

コースタイム
1124 恵山駐車場発
1240 恵山頂上
1330 恵山駐車場着














概要
視界30m、見えない恐怖に襲われる。
楽しく登るという訳にはいかないらしい。
奥さん曰く「怖い山だね」
恵山は去年四月はここまで来たが登ってない。
気になってる山の一つ。
ハイキングコースともいえるルートを登っているのだけれど、視界30mの状況では「怖い山」となる。







火の山なので生々しい岩の道。













それでも頂上直下では植生が復活、青々としている。












超ゆっくりで頂上。
展望無し、風強く、早々下山。













そんな恵山の登山道脇では、早々実りの秋が来てました。













下山して振り返るとガスが切れた恵山が見えました。













印象
ハイキングコースで登れる山が、同じルートを登っても「怖い山」に変身すると知らない人が多い。
視界30mは、手探りで登っているに等しい。しっかりとルート整備されているので、正確にたどれば頂上に至るけれども、正確にたどっているだろうかと云う心配は消えないだろう。この心配はだんだん膨らんでくる。この心配が様々な行動を起こす。ここに視界30mの怖さが潜んでいsる。
「怖い山」ではなく「山は怖い」のである。
600mの山がその事をしっかり知らしめる。
緑深い山も信仰の対象だが、がれき累々たる山もまた「賽の河原」の山、信仰の山である。
恵山の山中にも、権現や薬師の名板が建っている。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    視界って大切ですね。驚きました。
    同じルートでも怖く感じるってことは、仕事の上でも同じですね。
    突っ走って見える人実は視界良好であっても、周りは視界10mでは通じる訳がないですね。
    説明能力も大切ですが、実際の土台に載せる努力と体験させる説得力も必要です。初めてのことをすれば、見えている世界が違うことに苦慮します。同じ安全な山でもこんなことが起こるんだから、、、、肝にめいじます。

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  2. 恐らく霧が晴れたら山はこう見えるだろう。しかし山は常にこれを裏切る。思った以上に鮮やかに目の前に現れる。想像以上の高さや、荒々しさを持って。
    全てに通じるんじゃないか。思って、思っているからこそ鮮やかな裏切りが見える。
    爽やかで、未来が見える裏切りこそ、冥利につきる。
    こんな繰り返しが続くからこそまだ登っているのかもしれない。
    仕事も、人生も、家族も、世間もきっとこの延長上にある。
    きっとあるので心配することない。

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