2013年10月17日木曜日

下北半島を代表する名峰「縫道石山」に登る


10月17日 0500起床 (138/91)
天気 曇り時々雨
気温 9℃

昨日は台風待機、本を読みながらコンビニおかずでゆっくりだった。













その台風も去り、雨は夜半に上がり、空には月が煌々と照っていた。
朝起きると海は荒れているものの青空も













、遠く北海道が見えていた。













港には船が繋がれ凪を待っていた。















下北半島、「斧」と見える。その歯の部分に「縫道石山」がある。
下北半島を代表する名峰と紹介されている。
登った後、その歯の部分を全てなぞり、むつ市に行く予定で出発した。
コースタイム
0935 登山口発
1040~1100 縫道石山山頂
1140 登山口着

概要
 登山口は道路に設置された案内板と駐車場で分かりやすい。


登山道入り口には「熊鈴貸出」ボックスが設置してある。
青森下北半島でも熊との対峙対策が必要のようだ。










登山道は、大きく切り開かれたブナ林から始まる。












一本道をまっすぐで杉の人工林に入る。
林間から大岩壁を見た後、


















青森ヒバ林に入り急登が始まる。

















ヒバの根っこを掴み只管登ると岩峰の頂上。
北海道から津軽半島まで眺望は抜群。
登山道は明確、一本道、自然林とすぎの人工林が交互にあらわれ、最後に青森ヒバ林が頂上まで続く。

印象
 尖がった岩峰が福浦から見えた。あまりの突然の出現に唖然。
海抜ゼロから眺める「縫道石山」はそこだけ「異質」と見えた。
登山口から山頂まで展望はない。
しかし、ブナ林,杉林、ヒバ林が、切株や人工林、再生したブナやヒバで如何に山が利用っされてきたかが分かる。その切株の大きさから山と林の価値が今に続いていることが分かる。
岩峰の基部から一気の登りで山頂。
眺望は抜群。
此れから登る津軽半島の山々が遠く霞んでいた。
これからの東北の山行を歓迎するかのように、北海道の山々をバックに大きく虹が掛かった。
こんな経験は初めて東北の、山々が歓迎している印として心に刻んだ。

その他
山に登る前に「仏ヶ浦」に行った。
奇岩林立、その岩を間近に見る。
岩の青白さが神々しさを際立たせていた。
海が荒れて白い波頭が寄せて、一層、人間界と仏の世界の接点に立ってる感を強くさせていた。
南下する道路は通行止め。引き返して登山口へ向かった。登山口から先も通行止め。
結局、下北半島の歯の部分を南に下るつもりだったけれど、行く先々で通行止め。
大間に戻った。














2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    本日は島にて先輩のブログを拝見!
    山と言うが、頂上は岩山、それも突然、現れるんですね。
    北海道の景色とはまた異なった感じですね。
    また海岸沿いの景色は中国のような異国の風景に感じますね。
    またまた、台風かくるようなので、それまで、何処に行かれるのか?楽しみにしてます。

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  2. 島の皆さん元気ですか。今度帰郷したら上甑島から下甑島までお邪魔します。下北半島に渡って一山一日ペースです。どうもうまくペースがつかめません。そのうちだんだん良くなるでしょう。とは言っても雪との競争になりそうな気配。高い山ではないので黄葉は北海道に比べると今からと云う感じです。今後津軽半島から岩木、白神、八甲田と行きますが、何処まで行きつくやら。リンゴ齧りながら登りましょう。

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