2013年10月31日木曜日
津軽半島「増川岳」・「靄山(モヤヤマ)」・「天皇山」最新情報(山はいろいろ)
10月31日 0430起床 (117/70)
天気 曇りのち晴れ
気温 9℃
下北半島先端三厩の「増川岳」に登って、そのまま増川林道を小泊へ抜ける。途中法面工事の現場でクレーン作業に付き合い大休止。
海岸に抜けて「靄山(モヤヤマ)」
そのまま七里ガ浜を下って「天皇山」に登山
今はつがる市、道の駅「もりた」。
三厩で「マグロ丼」を食べられず、残念。
「増川岳」
三厩から増川林道へ入り3㎞で増川岳標識あり登山口。
7台~8台駐車可。
コースタイム
0625 登山口
0845 標高640m稜線
0915~25 増川岳山頂
0948 標高640m稜線
0950 登山口
概要
登山道は厚く落ち葉が積もり、隠れた石に足をとられる。
登山口からヒバ林、大木と若木、薄暗い林床を歩く。
ヒバの大木の立ち上がりながら、うねる、曲がる、覆い尽くす様は現場でしかわからない。
そのヒバ林のうっすらとした踏み跡を辿ると作業道に出る。作業道も暫くで登山道へ。
ブナとヒバの混淆林をジグザグに登り上げる。
二万五千分の一の地形図では、尾根を忠実にたどるルートになっているけれど、登山口から地形図右へ進み標高640m稜線へ真っ直ぐ突き上げる。地図を見てると少し不安になるルートである。
しかし、一本道なので問題ない。
稜線に上がると713mコブから先は笹薮。今日は朝露で下半身と両腕はびっしょり。
稜線まで整備されたルートに比べ、稜線があれ程やぶだった理由がいまだ不思議。
一番突端のピークが「増川岳」山頂
展望はピーク手前が東側が開けている。
印象
兎に角ヒバ林の時間、歴史の厚さに圧倒される。薄暗い林、その中の大木、倒れた老木
、朽ち果てた、とてつもなく大きな切株、一株から二本、三本に分かれ立っているヒバの老樹。
あれもこれも豪雪と強風の中で生きてきた木々。見たかったものを見ることが出来る。
その林床には次の出番を待つ幼木が密生している。
ヒバ林を抜けると640m稜線に向かってジグを切って登る。ブナ林も綺麗だし、秋の今は「栃の実」も転がっていて山の豊かさが嬉しい。そして木々は実っている
展望は東側に開けてとても700mのピークの展望とは思われない。
楽しめる山である。
「靄山」
増川林道をそのまま進むと小泊に抜ける。山岳林道と表示してるけれど二回峠を越える砂利道。途中工事個所もあって時間は覚悟しなければならない。
海岸に下りると「権現崎」が大きく日本海に突き出している。荒れる日本海と急な崩壊崖の権現崎。納得の景色。
南に下ると円錐形の山が見える、此れが靄山。
コースタイム
1135 登山口
1143~48 靄山山頂
1200 登山口
概要
大鳥居から
赤い鳥居が立つ山道
急登を一気に山頂。
どんぐりが落ちた急登。
展望は西側、十三湖から権現崎が一望。
七里ガ浜が逆光に光り輝く。
印象
七里ガ浜北端の山。展望が抜群。山は高さじゃないを実感。
それぞれの持ち分をしっかり発揮してます。
「天皇山」
七里ガ浜を南下する。鹿児島では松くい虫で全く消えてしまった松林が残っていて羨ましい限り。
小泊から七里ガ浜に出たので「三厩の本マグロ丼」は無し。その代り十三湖のしじみ汁。
やさしいお汁とほのかな潮の香り、シジミのタンパクな味と柔らかな食感は、本当に懐かしい味だった。こっちに回って大正解。
十三湖が田圃の先に大きく広がっている
道路では防風柵の立ち上げ作業が始まっている。雪の季節はすぐそこを実感する。
田圃の先、右の小高いふくらみ、あれが天皇山らしい。
標識を左折
コースタイム
1335 登山口
1340~45 天皇山山頂
1347 登山口
概要
鳥居の立つ登山口
先には松の大木。
階段をゆっくり登っても5分で山頂。
山頂には鳥居と社。
展望はない。
日本海から渡ってくる風が木々を揺らすのみ。
印象
「天皇」の名を持つ山はこの山のみときく。
こういう山に登るのは初めての経験、唯一と聞くと登らずにはいられない。
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おはようございます。可愛い山を登られたのですね。
返信削除と言っても我々が登れば超息切れ状態のスピードですね。なんか山岳トレーニングみたいですね。笑
10月も終わりカレンダーもあと枚、、。
飲み会続きで超息切れ状態です。この上に忘年会が来ると思うと辛いです。笑
増川岳713.7m、靄山152.4m、天皇山56.7m いいですねこの高度。痺れます。
返信削除しっかり山やってる所がすごい。恐らく「遥かなる時間」がそこにあるからかもしれません。
長生きするったって「7~80年」、山じゃ数百年が当たり前、高さが高かろうが低かろうが経った時間は同じ。そこが見えるのがいいなあー。
おはようございます。今日の天気は下り坂予想。
返信削除はんやに行って汗かいてきます。