2013年10月2日水曜日

我家の伝統食「魚を捌き食す」


10月2日 0400起床 (124/80)
天気 快晴
気温 20℃

昨夕ブログに写真がなかなか入らないので今朝0400時に起きて写真をアップした。
早起きついでに、浜にキス釣りに行くことにした。











時期は遅いしいるかいないか分からないキス釣りだったけれど14尾釣った。













帰りがけに場所を変えて川中に投げたら小さなフグがあっという間につれ吃驚。













釣りに行く前に、奥さんに何が食べたいか聞くと殆どの場合「キスフライ」と云う。
キスフライが泳いでいるわけないので、釣ったキスは必ずキスフライ用に捌く。











頭を落とし















三枚に下ろす、ただし背骨は尻鰭を残して切る













後は笊に並べて塩を振っておく。














問題はフグ。素人は絶対手を出してはいけません。
真似してもいけません。
長い伝統と慎重な包丁さばき、魚を見分ける目が必須です。
我家は、代々船持ちで釣りが専門ないし専門に近い釣り師家系。
祖父以前、そして祖父、父、私と我家の伝統食「ふぐ食」が伝わっている。
無毒のフグも有毒のフグもまな板に載ってきた。






内臓,皮は基本的には廃棄。穴を掘って埋め生垣の肥料になる。
食べるのは身のみ
頭の後ろに包丁を半分ほど入れ
くるりと皮をむく









三枚に下ろし両側の身を料理に応じて切りそろえる。











今日は、小さいフグのお刺身

近所でもこの伝統が伝わって今でも食すのは、数家族。
この連中は、他の魚を釣りに行こうと誘っても見向きもしない。
ことフグ釣りとなると、向こうから催促の誘いが来る。
「今度いつ行く、明後日潮が良いぞ」と云う具合。
このフグも、他の魚同様釣れなくなった。
フグは小さくても味は大きいフグに匹敵、かえって小さいフグの方が身に弾力があってその味は抜群である。

皆さんは、フグは釣ったらリリースしてください。
決して真似はしないでください。











2 件のコメント:

  1. やった〜!ふぐ、、、。食べたいです。これを食べたらほかが食べられないくらい美味しいですよね。
    軽トラでちょこっと行って、すぐ釣れるんだから、ご自宅も満喫ですね。
    すっかり充電されたら、また、シリーズ復活ですね。
    台風も避けて行きそうですし、良かったですね。

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  2. 久しぶりに食べた。奥さんんも娘も絶賛だった。これに限るね。
    台風の進路がより西に向いた。願いが通じたか?
    少し安心している。

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