2013年11月7日木曜日

仙台・相馬・南相馬そして福島市へ


11月7日 0500起床 (136/94)
天気 曇り
気温 12℃

道の駅「おおさと」の隣はサンクス。
キンキンに冷えたビール飲みながら、二日間の沿岸のことを考えた。
インフラの復旧、漁業の再生、農地の復旧、住民の復帰等々。
従前に復するから、従前を越えることが最低の条件だろう。
さもないと復したものの、人がいない事態が起こりうる。
人が住み続けるために必要なことを見失わない復旧の難しさに、考えれば考えるだけ撃沈されそうだった。
思いを巡らしながら、少しだけ分かったことがある。
ハードの復旧は自治体の当り前の役目。
しかしこれが全てじゃない。この先に最もやるべき仕事がある。
「暮らす」「暮らし」それを可能にする「収入」「稼ぎ」、これを同時に且つ早く、加速度的に伸ばすこと。日々暮すと云う事は、そう云う事だ。それが復旧だ。
この事をもう少し掘り下げたい。

今日は、仙台から相馬、南相馬へ、警戒区域を迂回して福島市へ。
時間があればそのまま南下したい。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。昨日は全国小水力発電サミットin鹿児島のスタッフとして駐車場係をしながら、いろいろ考えておりました。
    確かに先輩の、おっしゃる通り、インフラ整備は必要だけれども、そこに帰って来て、暮らす、営む、稼ぐ手段が、ないことには若者は帰って着ません。お年寄りのための復興と、なると費用対効果を問われ大きな道やこれまで通りの港が要るの?と言わらたら、どうするか?自治体も悩んでいるだろうと、思います。難しいですね。

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  2. 稼ぐ手段や場所を失うは、平時でもあること。
    稼ぐことに加担することは「役場」の持ち分じゃなく、稼ぐ土台や条件を整えろことが持ち分。今やそれでは通用しないことが現場で分かった。稼ぐ助勢、加勢、それも直接手を下して、今やこれだな。

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