2014年6月6日金曜日

二年ぶりの舌鼓


6月6日 0600起床 (---)
天気 曇り
気温 20℃

亀の手
磯に貼り付いている
これを潮水で湯掻く、と思いきや塩水で蒸すという
コップ一杯の潮水を入れた鍋に亀の手を入れる、これを煮たてると潮水は沸騰しその蒸気が、亀の手を蒸す。もともと亀の手は潮水を含んでいるので程よい潮加減の亀の手蒸しの出来上がりと云う訳だ。
岩附の袋を剥がすとピンクの肉が出てくる、これをパクリとやる。そして焼酎をグイッ。
堪らない。磯の香りが鼻を抜ける、まさに海を食らっている。
大きなボール一杯の亀の手が、気がつけば空だった。



大名竹の筍
今が旬、丸ごと煮物で頂く
島に自生している、今日採ったものを夕べには頂く
なんという贅沢、二年ぶりの舌鼓だった










この勢いで繰り出してしまった













下甑島 手打は森進一のお母さんの出身地
おふくろさんの歌碑が立っている
これを見るのも二年ぶりだ
朝一便のフェリーで上甑島に渡る













上甑島と云えば「ナマコ池」
そうです、池にナマコが居るんです
誰でも獲れる訳では有りません
許された人しか取れません
そのナマコを時々頂く事が有ります
小振りのナマコです、固くありません、しかし柔らかい訳では有りません
刻んで酢醤油で頂くと海のナマコとは全く違う味のナマコに舌が驚きます。




そのナマコ池は、玉石が波に寄せられた洲で海と切り離されています
ところが玉石の洲なので海水が行ったり来たりするんです










その洲にはウバメガシがしっかり根を張って玉石の洲の崩壊を守っています
この洲に守られたナマコ池は、微妙なバランスを保った汽水域なのです。
そうナマコ池のナマコは汽水域に棲むナマコなのです
寒い季節が待ち遠しい

2 件のコメント:

  1. よるお寿司屋さん、二次会付きで、翌日は上甑里ですね。
    美味しい食事に懐かしい仲間に、さぞかし飲まれたことと想像します。

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  2. 完全宿酔いだった。よくも朝一のフェリーに乗れたもんだ。
    海の透明度は変わらずで海底の石ころが青や黄色、緑色に光っていた
    やはり甑島はいいなー。
    上甑島では飲まなかったので、凪を見てマイボートで磯物狙い、一晩泊まりで出かけるつもりだ

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