2015年4月9日木曜日
「湯ノ沢岳(963.9m)」に登る
4月9日(木) 0430起床 (138/90)
天気 快晴
気温 0℃
「母狩山(751m)」から指呼の間に見た「湯ノ沢岳(963.9m)」に登ることにして早起きした。
天気は上々、ただ山の様子が全く分からない。
下から見ると、尾根筋の雪は少ない。
しかし、登山道は急登且つ痩せ尾根、そこに雪なので今日はアイゼン支度とした。
林道終点から、登山口まではたっぷりの雪道、湯ノ沢ダム下の登山口もまだ雪だった。
コースタイム
歩行距離 11.5㎞ 所要時間 7時間15分 累積標高差 875m
0650時 林道終点
0715時 登山口
0744時 一合目
0824時 三合目
0940時 六合目
1038時 九合目
1100~1112時 湯ノ沢岳山頂
1122時 九合目
1200時 六合目
1243時 三合目
1300時 一合目
1320時 登山口
1405時 林道終点
山行記録
今の時期のこの山の登山は一般的ではないことを前提に報告します
夏道が露出した所も有れば、通常では克服できないと思われる雪壁も出てくるので、もう少し雪が融けてからの登山がお薦めです
おまけに六合目から上部は、既に雪が融けて剥き出しの鎖の下がる岩場が出てきます。
この間、アイゼンを着けたり外したり、その時間も掛かりるし、判断もなかなか難しいと思います
「母狩山(751m)」と繋がる頂上稜線に登りあがる最後の雪壁と、雪庇が落ちた壁を越すのがこの時期の核心部でしょう
乗越した頂上稜線は、これまでの緊張感を一気に解き放す、ブナの立つゆったりした稜線です
このゆったり稜線をヘトヘトでゆっくり登りますが、頂上直下のブナと雪のドームが素晴らしい
頂上からの展望は360度、絶景
朝日連峰と飯豊連峰
東にに月山
北は、昨日登った母狩山と遥か遠くに鳥海山
下山は、登り以上に慎重かつ絶対安全で下った。
一合目、スノシューのデポ地点に着いてやっと緊張が解けた
山に登るすべての技術を試された「湯ノ沢岳(963.9m)」だった
その後
摩耶山地の最高峰「摩耶山(1019.7m)」の登山口を確認した
50㎞走って関川の登山口を確認したが、林道入り口は雪、ここから歩くしかありません
越沢の登山道は、谷を辿るルートなのでこの時期は入れません
サーどうする。
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おはようございます。どんどん山の高さが上がり、麓から山頂までの景色は春から真冬に、、。装備も技術も根性も試される山行きですね。また、素晴らしいのは山頂のパノラマ。
返信削除麓に降りたらまた次の山の準備。仕事の山はたくさんあるものの、身体は一つ、一つ一つ片付けて行くことが、仕事に共通しますね。どの山も同じ山はなく、経験で登れる山もあれば始めてのケースもあり、いろいろな攻め方がありますね。
先輩の山行きを拝見しながら、仕事の戦略を確認、考察している毎日です。
身体に気をつけて頑張って下さい。
山旅に出た途端、その他は頭から飛んでしまうので山一色の暮しです。その山のことを考えるだけでも、両手に余るので四苦八苦が正解な所です。どこに登るか、何時登るか、どんな準備で登るかを考え、登らないとかを考えないので、不思議と云えば不思議です。
返信削除何かに向かえばこうなるのかもしれませんね。仙人にはまだまだ遥かですが。
しかし、てっぺんから見る度に「登りたい山」が増えるのは困りものです。