2015年4月15日水曜日

天気の隙をついて「霊山(825m)」「女神山(599.4m)」を登る


4月15日(水) 0530起床 (140/90)
天気 曇りのち晴れのち雷
気温 6℃

雨と思い込んで寝ているし、夜半は本格的雨だったのでノンビリ起きて、スマートフォンでアメダスを見たら午前中くらいは晴れるんじゃないかと云う天気になっていた。
雨には降られたくはないが、降らないのに停滞は勿体無い。
午前中降らなければ、「霊山(825m)」と「女神山(599.4m)」の二山は行けると踏んで出発。
「霊山(825m)」まで26㎞走って早速登る。

「霊山(825m)」
 
 
コースタイム
歩行距離 4.5㎞ 所要時間1時間47分 累積標高差 384m

0740時 登山口発
0822時 護摩壇入口
0845時 山頂
0927時 登山口着

山行記録 
こっちは山登りの積りだけれど、「案内板」にはハイキングコース
ハイキングコースだと云われても、とうに山登りの積りだから何時もの「標準装備」を詰めたザックを担いで出発。他の人が、こんなザック担いで登っているのを見たらどう思うだろうと思う事もあるが、こっちの都合と割り切るようになってきた。幸い誰にも会わなかったので「不思議な顔」をされることはなかった。
雨後、朝早いので「山はガス気味」













この山の核心部は、「岩の絶壁を巡る護摩壇への道」












北アルプス黒部川の黒部谷に、欅平から黒部谷の奥に伸びる水平歩道がある。
その水平歩道は、黒部峡谷の絶壁を延々と穿った道である。
ここの護摩壇への道も(絶壁を穿った道だ)、ただし距離は100mにも満たないが。














この穿った道を「ハイキングコース」としているのが凄い
防護柵とチェーンが張ってあってもきっと腰が引けるだろう。
因みに、黒部の水平歩道は手すりも無ければ、歩道が崩落、仮桟橋状態の所も有ってスリルどころじゃなく、真剣勝負の水平歩道です














「霊山(825m)」は、城址です。案内板が立っています













最高点から吾妻山が見えます。遥か遠く雲の間に













「霊山(825m)」は標識がしっかり整備されているので、「山の概念図」が頭に入っておれば道失いの心配は無用のようだ。
泉ヶ岳でお会いした先輩に「是非行ってごらん」と勧められた山です。登ってみないと分かりません。「歴史が今ここにある山」と云うのは希有だし、「それをそうと押し出した山」をこれ程見事に一般の人に紹介した山は無いでしょう。
感服、参りました。





「女神山(599.4m)」
コースタイム
歩行距離 2.4㎞ 所要時間 0時間50分 累積標高差 232m

1050時 林道七ッ森登山口発
1114時 山頂
1140時 林道七ッ森登山口着

山行記録
山間部の道路を走っていると、除染作業後のトン袋の貯蔵施設が至る所に散見された。
今だ震災と原発事故はここでは現実である。
ついさっき登った「霊山(825m)」の放射線量は、2013年時点で1.76(μ㏜/h)、明日登る「花塚山(918.5m)」は1.82(μ㏜/h)、「口太山(842.6m)」は1.24(μ㏜/h)、と山の本に記載している
短時間の山行なので気にすることなく登る。女神山では登山者とお会いした。震災や事故に関係なく山はそこにそのままあり続け、動物も植物も季節を巡らせていた。




登山口への道すがら林道から眺める川俣町の名桜「駒桜」も、思いっ切りの満開だった












林道登山口には登山ポスト、皆さん記載して登っているようでノートのページが尽きて、裏表紙に書く始末だった。











登山道でワラビ発見、今期山旅で初、山形で無し、宮城で無しだった。やっぱり福島は早く春が来ている。











続いてカタクリ














カタクリの群落、お見事、やってくれますねー














その傍らに「スミレ」が慎ましく咲いています
福島の山には、もう春が来ていました













そして山頂では、こぶしの花が咲いています
こぶしの花越しに、吾妻の山と雲に隠れた安達太良の山が見えます















その後
午前中は山と決めて大正解だった
ピッタシ1500時、雷付き嵐がやってきた。
ピカッ、ピカッに続き大粒の雨、天気の隙をついての午前の山行は、してやったりだった。
明日は、晴れる予報なので、四つの積りのところ「霊山(825m)」を入れて五山
残りの三山を登る予定。
嵐を車の中でやり過ごしながら、早々の
グビッ、グビッ
コップを口に運んでいるその間も
ピカッ、ピカッ
遠くでゴロ、ゴロ唸っている。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    東北にも春が来てますね。そろそろ桜が咲く頃でしょうか?
    天気を予測して段取りしながら、山行き、ぐびぐび、作戦や計画は頭を使うのでボケは先輩にはなさげですね。
    他方、思わぬところが疲労していることもあるので、ちょっとしたことも注意して下さい。

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  2. 日替わりの天気右往左往している。雨だなんて思って朝起きたらカンカン照り、山行きを逃したなんてことにならないように細心の注意です。おまけに、登ったら必ず二時間の「ブログ宿題」、此れが一番効きます。まして、喉を潤しながらなのでキーは打ち間違えるは、変換間違いはあるは、山行きより辛い時も。それでも、一日の反省を兼ねているのでやらねばならない。終わった頃は、爆睡寸前と云う事も。
    それはそうと、一か月たった、体が作り変えられた。山体に変身している。心肺機能の格段のアップと持続力が倍ぐらいになっている。これからが本番だ。

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