2015年4月2日木曜日

「甑岳(1015.5m)」に登る


4月2日(木) 0430起床 (127/82)
天気 快晴
気温 1℃

雨は止んだ
濃霧が懸って山は見えない
「甑岳(1015.5m)」の登山口は、ガスが切れて朝日が射して、目指す山は光の向う












下山後写すとこんな感じ

コースタイム
0705時 鳥居のある林道始点(この先雪)
0735時 山の神
0815時 清水
0930時 雪壁のルート探索
1000時 頂上へ続く尾根に登り上げる
1100~1110時 「甑岳(1015.5m)」山頂
1125時 登り上げた尾根
1136時 探索地点
1150時 清水
1210時 山の神
1235時 鳥居のある林道始点着

山行記録
今日の足拵えは「スノーシュー」
坪足ではおそらく頂上には到達しないと見た
大正解だった。宮城県側と比較したら恐らく1ケ月は山の季節は遅い、たっぷりの雪だった






林道を登って行くと「山の神」の社が有る
「山行無事」を祈願して登る












林道から山道に入りさらに登ると「清水」の標柱
今の時期は雪解け水が登山道を溢れるほど流れていた。
問題はこの先、ルートファインディングが試される











此処「清水」から尾根に登り上げるまで「1時間45分」かかった。
「清水」から登り上げると二股になる
左股に入ったら「ブロック雪崩のデブリ」、急な雪壁なのでさもありなん
左股を探るも急すぎて手に負えない








いったん下って右股を覗く、ここも「御ロック雪崩のデブリ」













しかし、右股デブリから少し離れた左股寄り潅木沿いを登って行けそうだった
尾根に登るにはこのルートしかなそうである
このルートも急斜面いは変わりない











さんざんルートを探った結果、ようやく頂上に続く尾根に登りあがった
夏道登山道は、登り上げた尾根よりさらに上の地点に登り上げていた











夏道ルートを避けて、コンターの緩い左尾根を登って行く
頂上直下のブナ林はゆったりの斜面に春の日差しに輝いていた











「甑岳(1015.5m)」の山頂は、雪のドームだった
村山市の背後にデンと座る山、夏ならファミリー登山の山だがこの時期は難しい山登りを強いられる
くれぐれもご用心。












下山は、急斜面をスノーシューで滑り降りた。
それでも、侮れない急斜面は、スノーシューを脱いで坪足で下る斜面もあった。
無事下りて「山の神」にお礼の参拝だった










その後
一目散に「東根温泉」へ
公衆浴場「オオタの湯(350円)」
板張りの脱衣場が清潔感一杯
「東根温泉・湯めぐり手形」で入浴できる温泉
お湯から上がって頂いた「麦湯」が最高だった
明日から雨なので、今後登る山の「登山口」確認の旅に出る

2 件のコメント:

  1. 甑岳制覇おめでとうございます。ずいぶん、苦労されたですね。なかなか、コース取りも難しいですね。
    山をせめると言いますが登りながらのルート探しは、仕事と似てますね。頂上を目覚ましているのですが、どう登るのかが難しいですね。
    だから、達成できたことが嬉しいんですね。
    頑張りマス〜。

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  2. 村山市の背後にある山で、夏ならばファミリー登山の山です。一度登った山ならば残雪の時期でも不安なく登れるでしょう。大きな山、小さな山、高い山、低い山、いかなる山も、初めて登る山は、フロンティアです。持てる力の全てを出し切らないと登れないと思っています。まさに真剣勝負です。そこから見えて来るものが沢山有るので、侮ったりして怠ける訳にはいきません。山旅の愉しみはそこら辺りに有るのではと思っています。
    明日はきっと今日の続きではないのかもしれんません。フロンティアがしっかり待っているのでしょう。再就職も、新たなフロンティア、エールを送ります。頑張れ

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