2015年6月25日木曜日

吃驚仰天「蒲生岳(がもうだけ)828m」


6月25日(木) 0400起床 (138/91)
天気 晴れ
気温 16℃

「只見のマッターホルンの異名を誇る鋭鋒」の謳い文句に惹かれて登山口へ
山は里山そのもの












駐車場に山の案内板がある













「蒲生岳828m」
歩行距離3.9㎞ 所要時間 2時間40分 累積標高差 391m

コースタイム
0621時 久保登山口発
0741~0758時時 「蒲生岳828m」山頂
0848時 小蒲生登山口着
0901時  久保登山口着

里山と云えど敬意を表して、久保登山口から昨日の「会津朝日岳」と同じ標準ザックを担いで登り始める
先ずはブナ林、成程、里山でもこう来るかと納得











するといきなりの急登、勾配は一変、植生も一変、まるで雪崩斜面を登っているようだ














そして岩盤露出の登山道、もうマッターホルンか












と思いきや「松の尾根」が現れた
一体どうなっているんだろう
つまり、緩傾斜の下部はブナ、その先の急傾斜は恐らく雪崩斜面
松は尾根のテッペンで生き延びた















松の尾根の先で「岩か鼻毛か」の選択
当然ゆるい登りを選択する

















ところが岩場に比べて緩いと云うだけだった
先ず、岩場のトラバース

















そして急斜面のロープ場




















頂上直下は岩場のロープ場
此れを「緩い登り」と云うらしい

















「蒲生岳828m」山頂
ガスがかかって展望は皆無
早朝は奥会津はずっとガスがかかっている
何の気なしに足元を見ると蠢くものが
ギャッと叫びそうだった
「マムシ」
居るんだこの豪雪の岩場連続のテッペンに信じられない
思わず岩を掴んで投げつけた。当ったと思うが果たしてどうだろう




動揺は隠しきれないまま「小蒲生登山口」へ向かって下山開始
此れがまた凄い下山路
細い尾根をようよう渡って下りに掛かるや「鎖場」















この鎖場は「直下降」が50mは続く
此処に来て只見の「マッタ―ホルン」を実感、納得












此処で終わりではなくさらに鎖場は続くのです




















ほっとして降り立った尾根は「ブナの森」
感動、こう云う見せ方をするんだ只見の「マッターホルン」は











最後に「ミズナラの巨木」まで見せられ


















林道に降り立ったら「デブリ」までもが残っていた
やっぱり雪崩の山ではあったのだ
吃驚仰天「マムシ」付きの「只見のマッターホルン」だったが、森から岩へ、ロープに鎖、緩傾斜から直下降、ブナの森その変化は「最高」だった

2 件のコメント:

  1. こんばんは、マッターホルンですか、、、。直立の岩山を登るまでは良いが、下りは更に苦しそうですね。鎖やロープ、、なんだか我々が知っている登山とはレベルが違うんです。本当に。
    他方、登山口の名前が久保、山の名前が蒲生となればなんだか、かなり親しみ易い名前ですね。笑

    昨日、本年三回目、自分自身の身体に全身麻酔とメスを入れました。50年生きて来て麻酔前の気持ち眠る前に短いですが、いろいろと考えていました。目が覚めると麻酔が切れて痛みがドーンと来ますが、これから完全復活を目指します。
    これまでの不摂生の塊が内視鏡での除去も含めて無くなりましたので、パワー全開!!都⚪︎計⚪︎マスタープランも私達の作ったビジョンと完全リンクを目指し、さらには現在策定中の戦略、総合計画とリンクさせ、上流から下流まで、儲ける!頑張れる、楽しめる、そしておもてなしできる「まち」にしたいと思います。
    先輩の山行きは仕事や人生そのものを連想されていただいております。
    ときには吉永小百合さんにも出会え、温泉で癒され、酒で心を洗う、、、。
    兎に角、また、明日からハードスケジュールですが、楽しんで頑張って参ります。
    福島の山の塊制覇目指し頑張って下さい。

    熊とマムシには気をつけて!!

    返信削除
  2. 目指せ10年後を。20年後を、考え抜いて現場で汗を流す、此れっきゃないです。
    コツコツ、コツコツ現場で汗を流し情報を拾い集め、それを消化してさらに現場に出る。
    その繰り返しが出来るかどうかが鍵ではないでしょうか。
    私の場合は、登れば登るほど登りたい山が出て来て南下できない羽目に陥っていますが。それもしょうがないのでぼちぼち楽しみながら下るしかなさそうです

    返信削除