2015年9月30日水曜日

跋扈、やりたい放題


9月30日(水) 0500起床 (---)
天気 曇りのち雨
気温 20℃

土手に穴を掘る
それも思いっきりの大穴だから驚く
考えられるのは、竹の根、ミミズ、屑の根位なんだけれどここまでやるか











足跡をくっきり残して歩き回った様子がありあり
一匹なのか二匹なのか 
イノシシは我が物顔で歩き回っている
宮城の大東岳山麓の田んぼも、がっちりフェンスで囲まれていた
北でも南でもイノシシが跋扈、やりたい放題だ。









イノシシが掘り返した凸凹に四苦八苦しながら草刈りは終わった。
雨が降り出したので早々終わり。
冷蔵庫から「甑島の三角ミナ」を出して早速一献
海の香りが口に広がって云う事なし

2015年9月29日火曜日

軽石が届いていた


9月29日(火) 0430起床 (---)
天気 雨
気温 21℃

大きな軽石が届いていた















火山灰土「シラス」と軽石、セットなのだがこれほどの大物はなかなか見掛けない。
その大きな軽石が4個も届いている。
削る、穴を空けるなど細工が自由に出来る石なので、用途が広い
ミニ里山等簡単に作れそうだ
じっくりと想像を膨らませることにした






一日中雨、こんな日はのんびり、軽石を眺めながら過ごすに限る
昨日片付けたゴーヤーを頂く
切って軽く湯掻き、鰹節を載せて醤油で。
実は、今季初でした
軽く昼ビールを頂いてにっこり


  

片付けを始めるも


9月28日(月) 0530起床 (---)
天気 晴れ一時雨
気温 21℃

庭の草を刈ろうと草刈り機を出し、スターターの紐をグイッとひいたら紐が切れた。
草刈り機はそのまま修理に直行。













庭の草刈は後回し














それならばと台風で薙ぎ倒された「ゴーヤー」を片付けにかかる。
「ゴーヤー」が幾つも下がっている蔓を強引に引っこ抜く。
序でに雑草も取って、管理機で耕運した。
こう書くと見事な動きに見えるが、山に登っている方がよっぽど楽だ。
暑い、猛暑、へたり込む程の暑さとの戦いだった。
北海道大雪山系では雪が降っているというのに、脱水症状が出るほどの暑さに降参だ。
其れでも頑張って小菜園委半分ほどは片付いた。
管理機で耕運したところで今日はお終い。

残る半分は明日に回して早々のシャワー。
「御片付け」とは言っても半端じゃない
まだまだ「御片付け」を仰せつかっている
気合を入れないと終わりそうにない
力を出すには肉、肉、肉と云う事で今夜は「バーベキュー」
炎を出す「牛ホルモン」を、田舎の一軒家なので憚ることなく思いっきり煙を出して焼く
山旅では「バーベキュー」はこれまでしていないが、「一人バーキュー」も悪くないかもしれない

2015年9月27日日曜日

中学校新一年生の運動会


9月27日(日) 0400起床 (---)
天気 曇り時々雨
気温 23℃

定刻に目が覚めた。山時間が沁み込んでいるようだ 。
運動会の開会式から観覧すべく、0700時の九州新幹線で鹿児島中央駅へ、指宿枕崎線に乗り換えて谷山へ着。
運動場にぐるっと張られたテントが運動会の雰囲気を良く出していた
保護者用のテントの一番前の席に座って観戦体勢は整った
整然と且つ一生懸命な運動会を久し振りに見た


一時期の荒れた中学校、乱れた統制のかけらも見えなかった
一学年8学級の中学校が、個々の生徒と真剣かつ真摯に、真正面から向き合っているのだろう。
新一年生が、短距離走で一番で走ってきた。
走りが随分骨太になってたのを見て、その成長ぶりに安心だった






昼食後、午後のプログラムが始まる前、「野球部員」がグランド整理を始めた
新一年生も野球部なので、大きなグランド均しのブラシを引き廻していた
伝統なのかも知れない、見ていて気持ちのいい 動きだった

一時帰郷「仙台空港・関空・鹿児島空港」


9月26日(土) 0500起床 (140/98)
天気 雨
気温 16℃

一晩中雨だった。車内の整理、持って帰るものをザックに詰めて準備万端。
そうこうしているうちに、道の駅が賑やかになってきた
何事かと思って聞いてみる 
「新米の売り出しです」、なるほどの行列。
皆さんどれほど購入するのか聞いてみる
「60㎏ないし30㎏」
30㎏8500円と云う事だった
そんなことしていたら「新米のお握りどうぞ」・ありがとうございます
「お味噌汁どうぞ」・ありがとうございます。






仙台空港で民間の一日300円の駐車場に車を預けて、ビール三昧
「牛タン」「枝豆」でグビッ、グビッ










ひと眠りで関空
山旅仙人は、カフェなどはいらず、ビール一直線


2015年9月25日金曜日

手入れしつつ山行計画


9月25日(金) 0500起床 (---)
天気 雨
気温 13℃

登山靴に油を塗る
じっくり、丁寧に、特に縫い合せ部には念入りに塗り込む。 
一、二時間の山行ならばなんともない雨でも、6時間、8時間、10時間と歩き続ける山行ともなると、不具合は如実に出てくる。縫い目から、ベロから、スパッツ越しに否応なく。
快適に歩こうと思ったら、手を抜くことなど考えたらいけません。只管丁寧に、細心の注意をもって注油していきます
今日しっかり塗り込んでおけば、十日後の山行再開時には完璧です。
山旅で一番酷使するのが「登山靴」、岩道も、岩壁も、泥道も、藪も、水の中、氷の上であろうが雪の中であろうが、至る所に履いていくから、その傷みようは半端じゃない。
頑丈なのに柔らかく、ソフトに足を包んでくれ、10時間を超える歩行でも楽させてくれる
労わるに限る。
何処に無理が来ているか、どの個所の傷みが早いかなどの情報が手で触ると直接感じることができる。道具は手入れするに限ります。
今日までの地図と山行記録、分県の山の本も入れ替えます
新たに、「茨城県」「栃木県」「群馬県」を入れます
これで、東北最後の「福島県」を入れるといよいよ関東・上信越の山々です。
これに「新潟県」が入るから、右往左往の10月、11月になりそうだ
旬の山が、目白押しだから「いかに効率的に」「いかに移動距離が少なく」「且つ美味しいものも求めつつ」「酒も求めて」、こんな条件をかなえる山がきっと待っています。
乞うご期待。
一時帰郷のフライトに備えて、泉ヶ岳山麓の「スパ泉ヶ岳」で山の垢をスッキリ落として仙台空港近くへ移動です。
山を見ながらのんびり入る温泉は最高です。
山行したら温泉、湯浴みだから、登った数ほど温泉にも入っている勘定になります。
何処の温泉も休憩室付き、持ち込んだおかずを食べつつお喋りのおばさん、お祖母ちゃん、おじさん、爺ちゃん仄々が何とも良いなー。

2015年9月24日木曜日

整理整頓・リセット開始


9月24日(木) 0530起床 (---)
天気 曇り
気温 14℃

まず愛車の手入れ、オイル交換と洗車、リセット。
足回りの泥は凄い事になっていた。久々のピカピカ愛車を眺めて大満足。
オイル交換に際して、助手席の道具諸々を整理、後部座席に移動足元の道具も後部荷物室へ移動しなければならないので大仕事なのです。
それに比べ洗車は楽ちんです。アンテナを縮めて洗車機に入れるだけ。





晴れる予報だったので、ザックに入れっ放しで担ぎ回った装備を陰干しするつもりだった
お昼前後を狙って陰干しのつもりだったのに、干し始めて一時間もしないうちにぱらっときてしまった。
もう一度挑戦しなければならないようだ
明日は雨なので、一時帰郷後再開前になるようだ
明日は、雨なので車内に籠って「装備の点検」「再開の準備」
結構時間がかかりそう。
これを済ませないと再開できないので、慎重に念入りに細々やるんです

2015年9月23日水曜日

大ブナに会いに行く「三方倉山(971.1m)」



9月23日(水) 0400起床 (---)
天気 晴れ
気温 12℃

朝を12℃で迎えるようになった。標高1000mでは10℃未満だから加速度的にブナの黄葉が進む。
いよいよ紅葉の峰走りの始まりだ。
昨日登った「大東山」「小東山」の大行沢と二口沢の谷向に、大ブナが林立する山がある。
「三方倉山(971.1m)」に登山道が開かれたのは2005年というから、広く知られるようになったのはつい最近、それも大ブナに出会える山というのがその理由らしい。

「三方倉山(971.1m)」
歩行距離 6.4㎞ 所要時間 3時間24分 累積標高差(総上昇量) 603m

コースタイム
0615時 二口キャンプ場駐車場発
0620時 ブナ平コース登山口
0645時 ブナ平
0755時~0820時 「三方倉山(971.1m)」山頂
0920時 シロヤシオ登山口着
0932時 ブナ平登山口着
0939時 二口キャンプ場駐車場着

 キャンプ場駐車場から遊歩道の橋を渡り急崖を一登りすると、シロヤシオコースとブナ平コース、の分岐。
ブナ平コースに入ると水道埋設導管と共用の道になった。ブナコースに並行する沢から取水している。取水平地点から急斜面を上って行くと支尾根に上がる。いよいよブナの森の始まりである
登るにしたがってブナが大きくなる。すでに一抱えは軽く超える大きさになってきた




山中に大きなブナが見えてきた、ひと際大きい。回りを圧倒している。













大きいじゃなく「でかい」、見上げるとその存在感に潰されそうである。













この一本だけじゃない、見渡せば彼方にも此方にもどうだと言わんばかりの立ちっぷり
仙台市の西30㎞の山に、巨大なブナが残っている。意図して残したのか、偶々残ったのかは知らない。この大きく巨大なブナを見てほしいと開かれた登山道は、見事に成功している









ブナ平から、徐々にそして一気に急登、木の根を掴む登りが始まった
柱状節理の石垣を積んだような岩壁の横を、木の根を掴んで体を引き上げる。
















山頂には標柱が一本、賑やかな標柱は要らないこの古びた一本で十分だ
新しい標柱などこの山には似合わない。













「シロヤシオコース」を下る。
山頂からの展望は樹間越しで余り効かない
下る途中で樹間は開けた、「大東岳」と「小東岳」が対に並んで正々堂々、隆々の山塊だった











「シロヤシオコース」も、なんのなんの巨大ブナのオンパレード
斜面の上にも下にも、右にも左にも
惜しむらくは、あまりの急斜面に立つが故に、傍に近づけない、残念かな。
大ブナに会えて最高の山行になった。
残そうと思わないと残らない。残す強い意志があれば、雪にも風吹にも耐え残ってくれる。
巨大なブナには、きっと神が宿っている。
是非見てほしい。



山で神様に出会った
里でも神様に出会った
「秋保神社(あきうじんじゃ)」、勝負の神様だという。
「戦勝の神様」曰く、「引いた御神籤は財布の中に入れておけ」
有難く入れさせて頂きました







今日で、「青森県」「秋田県」「岩手県」「山形県」「宮城県」の東北5県の山がひとまず終わった。
残る「福島県」の山を、一時帰郷後頑張って登ってしまう心算。
あとは雪が何時降り始めるかにかかっている。
明日、明後日の天気を使って、これまでの半年間の山行の、装備etcをリセットします
一年前に買ったザックの背は、すでに擦り切れて中のクッションが剥き出し、靴下は穴が開いた。
スパッツは敗れ放題、手袋も穴が開いた、クマ除け鈴は二個失った。
一年で交換を余儀なくされるもの、我慢して使い続けるもの、装備etcもいろいろだ。

2015年9月22日火曜日

「大東岳(だいとうだけ)1365.8m」から「小東岳(こあずまだけ)1130.2m」に登る


9月22日(水) 0330起床 (---)
天気 晴れ
気温 12℃

「大東岳(だいとうだけ)1365.8m」の表コースを往復する予定を変更して、「大東岳」山頂から樋ノ沢避難小屋に下り、「小東峠」に上がって「小東岳(こあずまだけ)1130.2m」に立つ。
「小東岳」山頂から「小東峠」に下り、樋ノ沢避難小屋に戻り、「大行沢(おおなめさわ)」左岸を下り登山口着というロング山行である

「大東岳(だいとうだけ)1365.8m」から「小東岳(こあずまだけ)1130.2m」
歩行距離 20.4㎞ 所要時間 7時間50分 累積標高差(総上昇量) 1411m

コースタイム
0530時 二口登山口発
0650時 五合目
0730時 七合目(こぶし平)
0755時 九合目(鼻こすり)
0810時~0818時 「大東岳(1365.8m)」山頂
0835時 弥吉ころばし上部
0918時~0935時 樋ノ沢避難小屋
1018時 小東峠
1034時~1045時 「小東岳(こあずまだけ)1130.2m」
1055時 小東峠
1130時~1140時 樋ノ沢避難小屋
1255時 白滝
1320時 二口登山口着

二口登山口から植林地の中を沢沿いに登っていく。稜線に登りあげると五合目、風が渡って休憩していると寒い。秋は本番になってきた。稜線に跨って立ったブナを躱しながら登っていくと七合目(こぶし平)





平坦地にブナが林立していた














稜線の傾斜が一段と増す、頂上への最後の登り、登っていくと「鼻こすり」の看板
ここをぐっと上りあがると、頂上へ続く緩い登りになった。










「大東岳(だいとうだけ)1365.8m」山頂はガスの中だった。期待した展望は全くなし。残念。













山頂の標識は、樋ノ沢避難小屋を指し示す、ガスの中を下る














山頂から樋ノ沢避難小屋へ下るその急な斜面に付いた名が「弥吉ころばし」












岩の急斜面を落石に気を付けながら、慎重かつひたすら転ばないように安全第一で一直線に下っていく。













途中のブナ林は、黄葉が始まっている














長い下りが終わる、谷の底に樋ノ沢避難小屋がやっと見えてきた
広くなった河原、ブナの林の中に二階建ての立派な避難小屋が立っていた
小屋の前の広場も広々として、盛大な焚火の跡が残っていた
静かな夜が過ごせそうな小屋だった






 小屋から谷向の尾根に登り返す。下りに使った足をギヤを切り替えて登りに変換、結構きつい
癒してくれるのが「ブナ」、実に素晴らしい森です
ギヤの切り替えも完了して快調に上って行ったら、最後の沢詰めが「大藪」
参った。足元が見えない籔の上に苔むした岩が積み重なった沢ときているから厄介だった
上がりついた峠も「大藪」と思ったら、綺麗に刈り払いされていてビックリだった
山形「山寺」からのコースもここに上がってくる。山形の刈り払いだった



「小東峠」20分で「小東岳(こあずまだけ)1130.2m」
蔵王に連なる尾根が延々だった。その尾根も一癖も二癖もあるピークが連なっていた
東北の山は、深く、大きく、特異なコブ、途轍もなく大きい。










真正面には、南面白山、その奥に今朝上った「大東岳」がどっしりの山容












樋ノ沢避難小屋に戻り、「大東岳」裏コース、大行沢左岸を下る
おおむね水平につけられたルートだけれど、生半可な下りではない
崩壊地では、大きく登って下りる
急斜面のトラバース路だと安心して歩いていると出てくる









斜面が流れてトラバース路が消失、鎖が張ってある。
何か所も出てくるから気が抜けない。















おまけに、この下り二時間弱掛かるから覚悟がいる

2015年9月21日月曜日

「後白髪山(うしろしらひげやま)1422.5m」、登山口までが本番


9月21日(月) 0400起床 (---)
天気 晴れ
気温 12℃

昨夜泊った「泉岳スキ-場キャンプ場」から定義林道(じょうげりんどう)入口まで40分かかった
定義林道を6㎞上りあげ、分岐する横川林道を4㎞奥に入っていく。
都合10㎞が一時間かかった
最奥の「横川林道登山口」に至るまでが、この山の本番です。
ここまで来たら登ったも同然です。

「後白髪山(うしろしらひげやま)1422.5m」
歩行距離 6.1㎞ 所要時間 1時間32分 累積標高差 459m

コースタイム
0520時 泉岳駐車場発
0725時 横川コース登山口発
0825時 後白髪コース分岐
0840時~0855時 「後白髪山(うしろしrあひげやま)1422.5m」山頂
0910時 後白髪コース分岐
0945時 横川コース登山口着

抉れた林道、








藪に覆われた林道の奥、


辿り着いた横川コース登山口が刈り払いされていてビックリだった。
それもついに三日前に刈り払いがなされた様子、シルバーウィーク以降、錦秋の山に皆さんを迎える準備だろう









晴天太陽は燦燦、明るいブナの森を歩くのは久しぶり、こう来なくちゃ。
気分も盛り上がろうというもの、貸し切りの山を楽しむ










小一時間で山頂稜線に上がる。
蒼空に紅葉、と黄葉
今、この瞬間の世界が目の前に広がっています










「後白髪山(うしろしらひげやま)1422.5m」がゆったりと横たわる斜面は、錦秋到来













その奥に見える「舟形山」の稜線が赤く染まっている
赤く染まった高度が一定だ。
これから峰走りで下に降りていくんだと云っている。
「後白髪山(うしろしらひげやま)1422.5m」山頂からの展望に絶句
遥かに霞んで、登っていないと同定できない「飯豊山の連なり」
「月山」は目の前、つい先日登った「寒風山」が手の届くほど
「泉ヶ岳」に「北泉ヶ岳」は直近



南に最奥、「蔵王、屏風岳と南屏風岳」が、とてつもない存在感

十分展望を愉しみ
登山口に下った。
再び林道の試練、上りよりハードだった
よくもまーこん道を上がってきたもんだ
下り着いて「ヘトヘト」だった。







登山口から20㎞下って「秋保温泉共同温泉浴場(300円)」の超高温湯で茹だった。