2015年11月1日日曜日

「檜山(509.9m)」・「矢祭山(382.5m)」を巡る


11月1日(日) 0430起床 (---)
天気 晴れ
気温 1℃

茨城県北部・大子(だいご)町の今朝の気温は1℃、底冷えのする寒さで山行の準備をしている間に体が芯から冷えて震えが来た。
長袖の下着に厚手の上着を着込んでこれだから、登山口は0℃以下だったかもしれない
今日は、「西行法師」や「徳川光圀公」も歌を詠んだ「矢祭山(382.5m)」と久慈川を挟んで対岸の「檜山(509.9m)」を巡る








案内板の上部の「檜山(509.9m)」の、総合案内施設の登山口から登り、林間歩道を下り久慈川に架かる「あゆつり橋」を渡って、案内板下部の「矢祭山(382.5m)」を巡ろうという算段











「檜山(509.9m)」
コースタイム
0715時 矢祭山ふれあいターミナル駐車場発
0735時 総合案内施設登山口発
0805時 矢祭山友情の森経由林道出会い
0815時 林道分岐登山道入り口
0842時~0902時 「檜山(509.9m)」山頂
0917時 林道分岐登山道入り口
0925時 林道分岐林間歩道下山口
0937時 久慈川「あゆつり橋」

「矢祭山(382.5m)」
コースタイム
0950時 矢祭山公園登山口
0910時 探鳥路入口
0923時 探鳥路最高点(305m)
1037時 探鳥路出口
1045時 矢祭山ふれあいターミナル駐車場着

JR水郡線矢祭山駅の隣、国道118号とJR水郡線の間のスペースが、砂利敷きの「矢祭山ふれあいターミナル」、つまり駐車場、驚いたのは離接した建物は「女性専用トイレ」棟。
男性用は、駅舎を挟んだ先の男女別のトイレ棟だった。矢祭山は、「女性優先」が徹底しています。
駅舎を過ぎて久慈川を上流側へ10分歩き「新夢想橋」を渡り、対岸を下流に下ると林間の「総合案内施設」登山口。バンガローやキャンプ施設が整備された公園の拠点となっている。






案内標識に従って階段や敷石の遊歩道を登る。朝早いので国道118号を通る車もなく静かな登りです。朝日は「檜山(509.9m)」の山頂から射すので登山道は少し暗いくらいです。
遊歩道は、手摺や危険個所にはロープもあって、ファミリーが楽しむには十分です。
遊歩道がある区域は「矢祭山友情の森」区域らしい。
この区域を登り切ると「林道」と合流する






合流した林道はコンクリート舗装、しばらく歩くと砂利に替わり「檜山(509.9m)」登山道の標識に出会う。












今朝は、「山全体」が靄っている。煙っているとも言っていい「靄りかた」
云い方を変えると。「山を包む空気」が「靄って」いる
登山道に入り視界が開け、下の街を見ると「薄く靄って」、スリガラス越しに見ているようだった








遠くの景色のみが靄っているのではなく登山道を覆う「ブナの森も靄って」いる。
至近の登山道が「この靄りよう」遠くは微かにしか視認できないのではと思うとそうではない
「靄りよう」が同じ様だから悩んでしまう。









ぶつぶつ言いながら登っているうちに山頂だった
昨日の「」八溝山を灌木越しに「帽子と山頂」の写真
山頂から「奥久慈の名峰」「常陸の峻峰」男体山がくっきり、空を上下にぐにゃぐにゃに分ける山稜が南に遠く霞んでいた。
山頂からは、藪に邪魔されるものの「多賀山地」の長い山稜が際立っていた






山頂から、登ってきた登山道を忠実に下っていく、林間歩道の案内標識に従って「檜」の美林を下る。
下り着いた所が「久慈川のあゆつり橋」の左岸。
対岸の「矢祭山(382.5m)」の岩峰が突き立っています
















「あゆつり橋」を渡ります。
「あゆつり橋」から久慈川を見下ろすと「アユ」の下流に大きな魚影「サケ」かもしれない











「矢祭山」
「矢祭山公園」入口は、新夢想橋のちょって下手、大きな看板が立っていた
急な歩道をジグザグに登り水平な歩道に移ったと思ったら「探鳥路」の入り口
その入り口に「矢祭山緑の少年団」の受賞記念碑が建っていた。
立派な活動記録に頭が下がる。
伝統を引き継ぐとは、なかなか思う通りには行きません。しかし、これを見るとづっと続いていくことが確信できます。頑張ってほしい。





散策路と思しきこの探鳥路がそうじゃありません
「矢祭山(382.5m)」の、「305m」地点まで登りあげる「探鳥路」になっていました。
「案内板」では平面らしく見えるから「幾百人、幾千人、幾万人・・・」が、登ってしまったことやら!
しかし、登山道と云う事ではなくしっかり整備された「階段」「敷石敷き」の遊歩道だから危険は皆無、その代わり根性がいるだけなのだが。
「305m」まで登りあがると対岸の「檜山(509.9m)」が、逆光の中意外と高い位置に山稜を刻むので感激する。


「探鳥路」を降りると「つつじヶ丘」に入っていく。
咲いてました「ツツジ」が。
百数十年の年輪を刻んだツツジが「五万株以上」あると云われているらしいから「秋に咲くツツジ」があってもおかしくない。










それも一株丸ごと満開だから「嬉しい」じゃないですか

ちなみに、「秋の矢祭山」の歌

「心ある人に見せばや 陸奥の 矢祭山の秋の景色を」 西行

「見ぬ人に何を語らん 陸奥の 矢祭山の秋の夕暮れ」 光圀




今日の温泉は、昨日に引き続き道の駅「奥久慈だいご」、二階の温泉(500円)
道の駅の賑わいとは違い「温泉」は静かにゆっくりでした

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。確かにトイレは考えなかったです。特に女性のトイレは大変でしょう。。私たちおとこにはわからないことです。

    そんななか山ガールとか聞きますが
    まだまだ日本のあらゆるところは男性目線で目線でできているので、もう少し、対応せないかんですね。反省

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  2. ところがところが、山に入ったら「山ガール」に「元山ガール」がわんさか登っているから驚きます。「山旅仙人」への声掛けや質問も「遠慮会釈なし」。気が楽だと言えば言えなくもありませんが。今や「この年代」を取り込まないと、食も、観光も、温泉も、まして山登りもなってきません。

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