2016年4月13日水曜日

御嶽山信仰の山「三峰山(605m)」に登る


4月13日(水) 0400起床 (113/76)
天気 曇り
気温 5℃

御嶽山信仰の山として現在もお参りする信者の姿を見るという
今日は信者の姿はなかった
「三峰山(605m)」
歩行距離 7.0㎞ 所要時間 3時間30分 総上昇量 696m
コースタイム
0625時 御嶽山神社駐車場発
0736時 稜線峠
0740時 奥の院
0752時 稜線峠
0838時 下山路分岐
0856時 「三峰山(605m)」山頂
0910時 下山路分岐
0955時 御嶽山神社駐車場着

実に不思議な山行だった
周辺には縄文時代前期の竪穴住居跡などが発見された星野遺跡もあると書いてある。縄文時代からの土地である
神社から登山道を登って行くと「清滝不動」の御堂と滝、信者が滝に打たれていることもあるという







登山道ではなく案内には「参道」とある
石堂が傍らに立つ参道は、石が綺麗に積まれた延々と続く石段である












石の御堂がずらりと並んで鬱蒼とした杉に囲まれている雰囲気は、登山なのではなく確かに「三山参り」である。
稜線に至る参道は、杉木立で暗く深々と静かである










山頂稜線の峠に上がって驚いた
重機の騒音がする。大型ブレーカーが岩を叩く音である
三峰山の西側斜面は、採掘場だった。
その音を聞きながら「奥の院」へ向かう










鳥居の奥には「神皇産霊尊(かみむすびのかみ)」「天之御中主尊(あめのみなかぬしのみこと」「高皇産霊尊(たかみむすびのかみ)」の三尊立像があった











奥の院から三峰山への山稜を歩いていくと「トラロープ」は張ってある
そして立ち入り禁止の看板が立っていた












石灰岩の大規模な鉱山。谷一面が立ち上がる砂ぼこりで白く霞んでいた













音の主の「大型ブレーカー」が、何台も動いているようだった













その採掘現場の最上斜面の崖っぷちに「三峰山(605m)」の三角点と祠そして山頂標識があった
山に登る積りで取り付いて、登って行く道が「三山参道」と気付いてお参りなのだと手を合わせつつ登った。にも拘らず登って先は、大規模鉱山と背中合わせ、ご神体の背中が岩剥き出しになっていた。鬱蒼として静かな参詣の山の裏が大型ブレーカーの音が響く大規模採掘場だったとは。





山頂から頭が混乱しつつ下る。其の参道脇にも祠がある
山全体を御神体という常識で考えるととんでもないことだと思うけれど、こういう現実があることも事実だから、何処かで折合いが付いているのだろう









神社の駐車場の車を見て正直ほっとした。
だから登ってみないと分からな

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    そう言えば、先日、親父の年金のお世話をしていたら奥様にお会いしました。、
    今は、旦那さまが居なくて、夜遅く迎えに来て!と言われないので良いですね。
    奥様も山に登りたいと思っていらっしゃるのでは??
    奥様の分まで山の登りですね。

    返信削除
  2. 奥さんの登る山を残しつつ乗っているんです。高からず低からず、傾斜もきつからずゆるくなく、これなら大満足という山が残っているはずなのです。
    飲んだら「お迎え」だったからここは真剣です。
    喜んでもらうのももうすぐです。

    返信削除