2016年4月10日日曜日

「岳ノ山(704m)」「大鳥矢山(693m)」に登る


4月10日(日) 0500起床 (---)
天気 晴れのち曇り
気温 9℃

秋山川を登って行くと小さな案内板が立っていた。












小道を登って行くとトイレ付き、山ヒル注意看板付きの県営駐車場着
「岳ノ山(704m)」「大鳥矢山(693m)」
歩行距離 8.3㎞ 所要時間 4時間00分
累積標高差 617m
コースタイム
0700時 駐車場発
0710時 登山口
0721時 五丈の滝分岐
0821時 岳ノ山稜線
0832時 岳ノ山704m
0935時 下山路分岐
0955時 大鳥矢山693m
0919時 下山路分岐に戻る
0943時 林道
1100時 駐車場着

駐車場先で分岐する林道を右に入り10分で林道終点、五丈の滝への入り口兼岳ノ山登山口。
五丈の滝の案内板










その説明が丁寧














終点から登る遊歩道も沢筋なのでじめじめしており「山ヒル」の雰囲気は十分だった
五丈の滝への分岐標識があるも覗かず直進して











「滝見の松」から木の間越しに見てそのまま登って行く













今日も倒木と格闘だった。倒木を越えるはまだ良し、背を屈めて潜るは我慢、手を着いて這い蹲って潜るのは体力勝負である。












岳ノ山への稜線についてやっと一息入れる目前に「ムラサキヤシオ」の花だった。












吹き飛びますなー 汗も 萎えそうな心も 元気を呉れます














「岳ノ山(704m)」山頂は、花の山頂だった。















ムラサキヤシオが満開、花の下で休憩












山頂から急な岩場を下っていく両側に「花」














「花」














「花」だから足元に要注意である
その岩場の下にも「花」が咲いている。足元に細心の注意を払いつつ写真を撮りつつだから時間が掛かる。















花の稜線を下りきるとヒノキの植林された稜線を辿る
その先に「大鳥矢山」が、稜線の先に大きく盛り上がっている









「大鳥矢山(693m)」の山頂まで植林地が上がっている












「大鳥矢山(693m)」も桧の木立の中だった
人工林の山頂とは雰囲気のないことと思ったけれども、これは大きな間違いだった











「大鳥矢山」山頂から登ってきた道を下山路分岐に引き返し下って間違いに気が付いた
この一帯の山が自然林だったのは、遥かな昔それも江戸時代以前かもしれない。
山中に残された切り株の数々、間伐の跡、百年は経っていると思われる木立、伐期の来た木が数代に渡って切り倒されてきた山だった。
自然林の山塊や山肌が好きではあるが、何世代にも渡って大事に守られてきた山には、住み、暮らしている山人の連綿と続く思いを感じるから、思わずジンとくる。
だから登ってみないと分からない。




駐車場について「スパッツ」を脱いでびっくり、「スパッツ」の内側に「山ヒル」発見。
歩いている間にもよくよく靴を注意してみていたのだが・・・

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。
    山ヒルですか?怖いですね。
    噛まれると大変ですね 。自然と共存するとそんな厳しさと同調すること。
    簡単に自然を楽しむと言うことは、避けたい。
    自然の不快なところを避けるために家を作ったり、クーラー作ったり、、、etc。
    人間が頑張ったものを脱ぎ捨ててICTで、快適に情報を得ながらサバイバルをする。その楽しみはわかりますが、自分では出来そうにありません。
    なので、疑似体験を楽しんでおります。
    気をつけてください。

    返信削除
  2. 気が付くのだ。第六感が働くというか違和感が微妙に襲うというか。昼やダニの限らず、雨や嵐、熊も山では感じることができる。そういう意味では、山の危険も「ここは怖い箇所だ」「時間を掛けても慎重通過だ」「一歩一歩だ」「アイゼンを付ける」とか、一段と慎重な判断も、山を感じる力があってこそと今登りながら思う。最近は危うい箇所が「半端じゃなく怖い」「怖くて堪らない」ということがある。これを今一番大事にしている

    返信削除