2016年9月26日月曜日

コネ柿にコネが入っている


9月26日(月) 0345起床 (---)
天気 晴れ
気温 24℃

甘柿を全て「コネ柿」と呼ぶ訳ではない
富裕柿は「富裕柿」と呼ぶ
地域の畑の際や山際に生えている「柿」のうち「コネ」の入る柿を「コネ柿」と云う
実を沢山付けるから小振りなのか、もともと小振りな柿なのかは知らない
柿自身が熟す前に長い竹竿の先端に割れを作って採る
当然手入れや袋掛けをしない柿の実だから表面は傷だらけである





青くて硬くて食べられるのかしらんと思うほどの「青柿」である
たまに黄色くなった実もあるが、こっちとて硬いままである
この柿の木が「コネ柿」であると云う確信がないと、とても竿を使って実をとることにはならない
柿の皮をむいて初めて「コネ」を確認できる





「コネ」とは、柿の実の中に点在する小さな黒褐色の点々、粒々のことである
実の中の「コネ」が濃くて黒々として「コネ柿」は、渋くない
「コネ柿」と謂えども「コネ」のない、「コネ」の入っていない柿は極く普通の「渋柿」である
皮を剥いた時点で「コネ」が確認できるので、「渋柿」を口に入れることはまずない



その「コネ柿」の味は、野生の香りと甘さのバランスにある
香りで一瞬に「コネ柿」の感性に引き込まれる
甘さで一瞬に「コネ柿」の野生に引き込まれる
なかなか手に入らなくなった

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    こちらは非常に肌持ち良い、気持ちが良い気候です。
    山々を見るたびに、山旅先輩は行きたいだろうなあ〜って思っております。笑
    寿都町長の話は、本当に切羽詰まった時の知恵やアイデアと、行動する勇気が大切と教えられました。

    さて、柿です。秋の味覚が収穫されると言うことは、秋が来ていると言うこと。
    一気に冬にならずに秋を楽しみたいですね。

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  2. 北海道の秋の入り口はそれはそれは素晴らしい。農林水産物がてんこ盛りだ。暑くもなく寒くもなく、風に秋を感じるだけ。そこに旨いものだから我を忘れてしまいそうになる。良い時に行ってますなー。北海道何処も観光地かと思いきやとんでもない。山旅の私しかいない町なんてざらだ。そこで町が生き残るのは、九州の比じゃない。一年一作で生きる厳しさは、鹿児島人には分からないと思う。人が息をひそめり厳冬期にいかに稼ぐ道を見つけるかここに尽きるのかもしれません。こうならなくちゃなりません

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