2018年3月28日水曜日
仁科峠から「猫越岳(ねっこだけ 1034.7m)」「三蓋山(みつかさやま 1012.6m)」をピストンする
3月28日(水) 0400起床 (---)
天気 晴れ
気温 14℃
今日は、万次郎岳・万三郎岳から天城峠までの天城縦走路、さらに西へ伸びる伊豆山稜線歩道の西端仁科峠から 「猫越岳(ねっこだけ 1034.7m)」「三蓋山(みつかさやま 1012.6m)」をピストンする。此れで、中抜きはあるものの「天城縦走路」と「伊豆山山稜歩道」を踏破した事になる
「猫越岳(ねっこだけ 1034.7m)」「三蓋山(みつかさやま 1012.6m)」
歩行距離 16.9㎞ 所要時間 5時間40分 総上昇量 552m 移動平均速 4.2㎞(全体平均速 2.9㎞)
0550時 仁科峠発
0618時 後藤山994m
0640時 展望台
0648時 猫越岳山頂の池
0654時 「猫越岳(ねっこだけ 1034.7m)」山頂
0718時~0730時 猫越峠
0820時 つげ峠
0843時~0855時 「三蓋山(みつかさやま 1012.6m)」山頂
0914時 つげ峠
1005時 鋸越峠
1034時 「猫越岳(ねっこだけ 1034.7m)」山頂
1045時 展望台
1109時 後藤山994m
1130時仁科峠着
西天城高原道路の仁科峠は標高900mの笹原の峠である。天城高原から天城縦走路を万二郎岳・万三郎岳を越え八丁池から天城峠へ、天城峠から先は伊豆山稜線歩道であるこれを西進すると「三蓋山(みつかさやま 1012.6m)」「猫越岳(ねっこだけ 1034.7m)」を経て西端の仁科峠である
今日の見どころは伊豆のブナ達である。最初のピークは後藤山994m、ガスの中に黒々とブナが立っている
愈々伊豆山稜線歩道のブナが迎えてくれる
ブナと、ヒメシャラと馬酔木の林を登るとこのコース唯一の「展望台」に出る
展望台からガスの上に伊豆の山、その先に富士山が浮かんでいる
展望台の先に「猫越岳山頂の池」がある
池の説明板に、伊豆半島は南フィリピンからやって来たとある
その南から来た山の天辺に水を溜めた静かな池がある
山上の池は妙に惹き付ける
「猫越岳(ねっこだけ 1034.7m)」は、丸っこい林の中展望はない
山頂から馬酔木の林の中のぬかるんだ登山道を少し下る。
その先からブナの登山道が始まる
ブナのみならずヒメシャラの大木も混じる
そして「伊豆のブナ」特有の姿・形が登山道脇に展開する。
此れがその1
そしてこれがその2
そしてこれがその3
更にその4もある
この稜線には照葉樹林も混在する
その照葉樹林と共に、照葉樹林の中にブナが立つ
更に照葉崖地にもブナが立つ
圧巻は、丸く広い尾根に枝を縦横に広げたブナの林立であり、その足元には下生えすら無い
これがその1
そしてこれがその2
そしてこれがその3
そしてこれがその4
そしてこれがその5
そしてこれがその6
今日の終点「三蓋山(みつかさやま 1012.6m)」も明るいブナの森の中である
伊豆山稜線歩道のブナの森はあくまでも明るい
この明るさのあるブナの森に初めてである
その明るいブナの森の梢の先に「登り尾」が見える
姿形が奇麗だ
その左手には、「天城縦走路」が伸びている
山稜のつながりが延々、一目瞭然、歩いてみたく成る筈
ブナの森を愛でつつ帰路に就く
往路散々見た筈なのに、改めて「伊豆のブナ」の姿・形に圧倒される
この姿・形故に今まで生き残ってきたのであろう。長尺の材としての利用価値は皆無だもの
よくぞ残った事、称賛に値する
下山して伊豆半島の西の根っこ「伊豆長岡」で湯浴み
伊豆の国市「日帰り温泉と足湯ご案内マップ」で見つけた公共温泉「湯らっくすの湯(310円)」に行くも永の休湯中、そこで出会った親切な地元人に「此処が一番」と教えて貰った「アヤメの湯(300円)」
大衆浴場「温泉銭湯」、此処のお湯おっとっとっとあっちっちっちである
山旅中、熱い事にかけては一か二のお湯である
温泉はこうでなくちゃいけません
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おはようございます。
返信削除天気も良く、もう既に暑いくらいだと思います。
高低差も距離もあるくスピードも絶好調ですね。ブナの新芽は、まだのようで明かるいブナの林は緑で萌えるのはもう少しなのですね。
伊豆は温泉も食べ物も美味しいところ、しばらくは楽しめそうですね。
十分に楽しませてもらいました。車旅が十日、二十日となると「旅しているのではなく」、「暮らしている」感覚です。登山口へ移動「登っては」また移動を繰り返す暮らしです。この感覚になる頃には体も「山体」になりつつあります。本番は、まだまだ先です、これからです
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