2018年3月24日土曜日

雪の「万二郎岳(まんじろうだけ 1299m)」「万三郎岳(まんざぶろうだけ 1405.6m)」に登る


3月24日(土) 0345起床 (---)
天気 ガスのち晴れ
気温 7℃

昨夜は、早朝凍結で登山口までの運転はハードと判断して登山口駐車場で泊
所が凍結温度まで気温は低下せず雪は柔らかいまま

雪の「万二郎岳(まんじろうだけ 1299m)」「万三郎岳(まんざぶろうだけ 1405.6m)」
歩行距離 9.9㎞ 所用時間 4時間45分 総上昇量 613m 移動平均速 3.4㎞(全体平均速 2.0㎞)

0548時 天城高原登山口発
0605時 四辻
0703時~0710時 「万二郎岳(まんじろうだけ 1299m)」山頂
0724時 馬ノ背
0743時 石楠立(はなだて)
822時~0840時 「万三郎岳(まんざぶろうだけ 1405.6m)」山頂
0903時 石楠立(はなだて)
0924時 馬ノ背
0940時~0945時 「万二郎岳(まんじろうだけ 1299m)」山頂
1019時 四辻
1033時 天城高原登山口着

まことに幸運である、伊豆の最高峰に雪を踏んで登る。なかなか出会えることではないので早起き早出である
パウダースノーではなく湿雪なのは御愛嬌、スパイク長靴で歩く。冷え込みが厳しくなかった為雪は柔らかい、スパイク長靴が大正解。
「万二郎岳(まんじろうだけ 1299m)」山頂への分岐が四辻、此処まで17分。







降雪後のトレースを忠実に辿るのだが、足元の注意は怠らない。木の根、木の株、階段の木杭、隠れた石etcが雪の下に隠れている
登山道には随所に案内標識は立っているので道迷いの心配は皆無、ただ深く抉れた登山道の障害物に注意するのみでsる
ガスは切れない、展望のないままヒメシャラの脇を登り








馬酔木の花の蕾の先端の雫を散らして登る














「万二郎岳(まんじろうだけ 1299m)」山頂はガスの中、展望はない。
此処までの所要時間は1時間15分コースタイム通り。








「万三郎岳(まんざぶろうだけ 1405.6m)」へは山頂を乗越し岩ごろごろの下りを一旦大きく下る
崩壊地の馬ノ背に降り立つと斜面が大きく崩壊、すっぱり切れ落ちている











馬ノ背から樹林の中を登って行くと馬酔木の森、案内板が立っている












深く抉れた登山道の両脇からトンネルの支保工の如く馬酔木が円弧を描く
このトンネルが暫く続くから嬉しい











登山道はこのトンネルから梯子段や岩棚を下る、雪が付いているので慎重下降に為らざるを得ない。天城峠へ一直線の縦走ならこれしきだろうけれども、万三郎岳ピストンの多くの登山者にはさぞ堪える登下降路である
嬉しいのは下り着いた地点が「石楠立」、なんと春も、花も、豪華さも、絢爛も想像させるではありませんか。






好きです「石楠立(はなだて)」
此処から一気に「万三郎岳(まんざぶろうだけ 1405.6m)」に登り上がる












ブナの大木の中を登る、伊豆で此処まで太る、広がる、くねる、のたうつ、風も相当なものと想像される










シャクナゲの季節には、天城高原の駐車場と云わず道路と云わず満車渋滞と聞く
さもありなん、万三郎岳頂上直下シャクナゲの大木が登山道を覆う。












恐らく開花すると「シャクナゲの花のトンネル」であろう












最後は山頂直下の急坂である
ガスの中、微かに広がる蒼空が山頂からの展望を期待させるがそうは上手く行かない

















「万三郎岳(まんざぶろうだけ 1405.6m)」山頂もガスの中である
山頂から先へ天城峠への縦走路を暫く進んでみる。
一気に歩ける縦走路だが、車が天城高原だからピストンになる
明日、天城峠から逆に歩いてこの縦走路を楽しむ積りである









ピストンで帰る途中うしろ振り返ると一瞬のガスの切れ間に「万三郎岳(まんざぶろうだけ 1405.6m)」の山頂が顔を見せた。
成る程、こういう歓待をするのである








下山して伊豆スカイラインを「冷川IC」で下りて「冷川温泉(ごぜんの湯 500円)」で湯浴み、建物や施設が温泉の満足度に全く関係の無い事をあらためて知る。
小さな桧の湯船、木々が覆う露天風呂しかしそこに注ぎ込む源泉は67℃、温泉は確かにお湯に尽きるのだ
50㎞走って明日の登山口「旧天城トンネル」を確認する
土曜日、「旧天城トンネル」は多くの観光客を迎えている
トンネルには電球が点され雰囲気は踊り子である
明日早朝、今日の起点と反対の起点から「天城縦走路」を逆走する

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    一気に雪山になりましたね。春の気配など全然ありませんね。
    こちらは桜満開で、花見客でゆうべは盛り上がっていたことと思います。

    わたしは、港から桜ぶりを購入し、桜ぶり祭りをしようと準備していたら、姪っ子、甥っ子家族が子供連れで大勢遊びにきた。
    突然でしたが、ブリ三昧料理に加えて、祁答院の棚田米のおにぎり、サラダでおもてなし。

    うちには孫はありませんが、両親は賑やかなひ孫に囲まれて、うるさそう。。笑笑

    楽しいひと時でした。

    明日は、異動発表!!どうなることやらです。

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  2. まさか伊豆で雪を楽しめるとは思いませんでした。楽しさ倍増です。山がありさえすればニコニコなのに雪付きだから云う事なし。お酒が旨い。

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