2018年5月10日木曜日

「今倉山(いまくらやま 1470.3m)」「赤岩(あかいわ 1450m)別称松山」に登る


5月10日(木) 0330起床 (---)
天気 ガスのち雨のち曇り
気温 9℃

2330時、雨が降っている。天気回復は思わしくない、0330時山はガスに隠れている
雨は降らない予報だがガスでは展望は望めない。
赤岩からの展望が今日の目的、ガスを突き抜けていて欲しい

「今倉山(いまくらやま 1470.3m)」「赤岩(あかいわ 1450m)別称松山」
歩行距離 5.8㎞ 所要時間 3時間6分 総上昇量 607m 移動平均速 3.2㎞(全体平均速 1.8㎞)

0605時 道志トンネル登山口発
0620時 今倉山・御正体山尾根
0707時~0715時「今倉山(いまくらやま 1470.3m)」山頂
0726時 「今倉山(いまくらやま 1470.3m)」西峰(御座入山)
0738時 沢コース分岐(西ヶ原)
0754時~0818時 「赤岩(あかいわ 1450m)別称松山」山頂
0826時 沢コース分岐(西ヶ原)
0902時 林道
0905時 県道
0911時 道志トンネル登山口着

道志トンネル都留市側入口左を今倉山と御正体山を繋ぐ尾根に向かって登る













初めは緩やかなカラマツの植林地斜面が一気に急斜面に変わる
登り上がった尾根は樹林の中、且つガスの中だから全く展望はない











一昨日、昨日の雨で地肌が剥き出し、つるつるの斜面をスパイク長靴で登る。ツルツルを予想してのスパイク長靴が大当たりである。
突き抜けている筈のガスは、緩斜面と急坂を繰り返しながら何処まで登っても切れない。











「今倉山(いまくやま 1470.3m)」山頂もガスの中である
天気が良ければ道志村「菜畑山(なばたけうら 1283m)」まで足を延ばそうかと思っていたのだが、このガスではモチベーションは上がらない。














「赤岩(あかいわ 1450m)別称松山」に向かって西峰へ歩く
西峰に上がると「御座入山」の山頂標識が掛けてある
元々「御座入山」で、勝手に西峰と名を付けられた、そこで「そうではありません」と名札を下げた。
こういう理解が納得いく。おまけにGPSで標高を確認すると「1494m」と表示される誤差は多少あるにしても西峰「御座入山」が高い。世が世であればと云う不遇は山にもあるのである。








ロープの張られた急坂を下る、ミツバツツジもガスの中、しっとり濡れている。此れはこれで好き。
花を愛でつつ下ると出発登山口への沢コース分岐のコル「西ヶ原」、木立の広い平坦地である
此処までの登山道は、明瞭且つよく踏まれロープ有り、案内板在りの文句ない登山道である
沢コース分岐から先も登山道は明瞭良く踏まれている





ブナの林を登るのだがこれがガスの中で良い雰囲気を出している
巨木がガスの中に霞み、地面は鮮やかな薄緑の破れ傘の葉が一面に覆いそこに厚く薄くガスが流れる。赤岩までの一登りの斜面で演出される巨木とガスと新緑の競演は見事である
こういう迎え方もあるのだ













「赤岩(あかいわ 1450m)別称松山」山頂もガスの中、待っても待ってもガスを突き抜けてくれない










山頂に設置された展望案内盤、北西方向に「リニア実験線」その先に金峰から雲取りが見えるらしい













東には、東京湾が見える














南西には、富士山が見えるのだ
残念












待ち草臥れて沢コース分岐「西ヶ原」に戻り沢コースで登山口に下る













下り始めてすぐ沢の崩壊地を横断する、ロープはあるも慎重通過












そして直ぐに崩壊沢のザレ場を横断、ロープがあるも慎重通過













さらに下ると沢の壁のガレ場を横断、ロープがあるも慎重通過













沢ルートは遂に沢中を下る。狭い沢の沢芯の岩を一歩一歩一岩一岩慎重に下る
沢中から左岸に渡りほっとするも、もう一度沢を横断して右岸に渡る。
















此処で漸くザレ場、ガレ場、沢芯から解放される
初心者を連れての沢コース下山は、当分は見合わせたほうが良いかもしれない











桧の林の中の道をのんびり下ると登山口への林道着













ガスの中展望皆無、それでも得た物がある
「山椒の芽」、指先の「芽」の香りを嗅ぎつつ下る贅沢
今日は之である
下りついた登山口から見上げる山は未だガスの中である
都留の町でお湯を浴びて外に出ると「土砂降り」の雨が降っている
そう云えば、天気予報で「通り雨」がとも云っていたような・・・?
しかし、雷付きとは聞いていない
「土砂降り」に遭わなくて幸い、ついている

2 件のコメント:

  1. こんばんは、カミナリ怖いですよ。
    気をつけてください。
    無理な登山はダメです。しっかり天気も回復傾向です。他方、今度は暑さでやられるかもしれませんね。この季節にこの暑さ、、、異常です。地球は完全に風邪をひいてますね。
    大きな病気を起こし、大災害を起こさないことを願います。

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  2. 飴だけは避けて登って来たのだけれど、雷付きには吃驚です。北の高気圧が寒気を運ぶとこうなる。日本海側だけかと思いきや甲信まで影響がある。しかし遭わなくて良かった、それも早起き早出のお陰と感謝です。此れが南から攻勢に転じると高温、酷暑となる。来週は酷暑らしい。どうなっているのでしょうか。山行が難しくなっている

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