2018年5月25日金曜日

「乗鞍岳(のりくらだけ 3025.6m)」に登る


5月25日(金) 0400起床 (---)
天気 晴れ
気温 10℃

「乗鞍岳(のりくらだけ 3025.6m)」
歩行距離 7.1㎞ 所要時間 2時間55分 総上昇量 655m 移動平均速 3.1㎞(全体平均速 2.2㎞)

0755時 畳平発
0830時 肩の小屋
0924時~0944時 「乗鞍岳剣が峰(のりくらだけけんがみね 3025.6m)」山頂
1020時 肩の小屋
1050時 畳平

朴の木平バスターミナル(1500台駐車可)を0655時発の一番バスで、標高2700mの畳平へ













40分で2700mの残雪の畳平へ運んでくれる
畳平から「乗鞍岳剣が峰(のりくらだけけんがみね 3025.6m)」へ、標高3026mの山頂へ90分で登頂できる、唯一の3000m峰である。












旧コロナ観測所への車道や広い歩道を歩くが、歩道を残雪が覆う個所はステップを確かめながらの微妙なトラバースもある。
スキー斜面は頂上直下の雪面、畳平手前の肩の小屋バス停で下車して直接斜面に取り付くのがベストのようだ。スキーを畳平まで揚げたが今日は山で手一杯である。
頂上稜線にのるまで雪面をこなすようである







残雪斜面をトラバースすると肩の小屋が見える
肩の小屋は、日の出も、日の入りも絶好のポイントと云う
肩の小屋から「乗鞍岳剣が峰(のりくらだけけんがみね 3025.6m)」への登りが始まる









小屋からザレた歩道を登り頂上稜線下の雪面を登る
ステップは切ってあるものの我が歩幅とマッチしないので、新たにステップを切りつつ登る。
所が久し振りの3000mは空気が薄い、所謂軽度の高度障害と云う所である。
それでもきっちりステップを刻むところが山屋である













雪斜面を登り上がると「乗鞍岳剣が峰(のりくらだけけんがみね 3025.6m)」がドンと真正面に座っている
たっぷり汗をかいたので、アッという間の山頂でも目にすると充実感がある











山頂直下は、岩山の登りである、鳥居と祠が建つ













山頂は、360度全方位の展望が開ける
御嶽山をバックに一枚

















右から「笠ヶ岳」「槍ヶ岳」「奥穂岳」「前穂岳」














アップで「槍ヶ岳」「奥穂岳」「前穂岳」「」西穂高岳















更に「笠ヶ岳」から「双六岳」
大天井から蝶ヶ岳も黄砂の先に見える
たっぷり全周の眺望を楽しみ下る











畳平の「鶴ヶ池」の奥に再びの「槍・穂高」、やはり3000mという標高は見せるものが違う。
北海道から南下して初の「3000m峰」でもある










「魔王の園地(まおうのえんち 2761m)」
1103時 畳平
1115時~1125時 「魔王の園地(まおうのえんち 2761m)」山頂
1135時 畳平

畳平で待っていた奥さんと共に目の前の「魔王園地(まおうのえんち 2761m)」に登る
階段遊歩道を15分で山頂
畳平からは前山に遮られて見えない「乗鞍岳剣が峰(のりくらだけけんがみね 3025.6m)」山頂も直ぐ其処である
そして「笠ヶ岳」「槍ヶ岳」「奥穂岳」「前穂岳」「西穂岳」「焼岳」の展望が眼前一杯だから感激である
「あれは何?」「こっちは何?」「あの遠いのは?」、しっかり目に焼き付いたことでしょう




下りのバス便は、最前列に座り余韻を楽しむ。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    東京にて、先輩のブログを拝見!
    3000メートルでしたね。申し訳ございません。苦笑
    昨夜の日産のフォーラムでもありましたが、入山できる車は電化したものしかダメとしている山が、ヨーロッパは増えており、日本でも富士山はそのようにしているとか。
    CO2を出さない自家用車かバスで、ある程度まで登って、山を楽しむ。
    CO2もゴミも出さない。そんな時代がもう近い。
    エコカーはスーパーの一番良いところに停められるし、高速道路も無料。都道府県税である自動車税も無料にしている県もあると言う。東京や愛知県もそのようである。

    思い切ったイノベーションとビジネスの切り替えが求められる世界になってきた。
    チャンスかもしれない。

    先輩の綺麗な山を見て、更に実感しました。

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  2. 山旅で最も大事にしていることが「一つ」あります。
    「絶対的な信頼」、言い換えれば「絶対に事故しない確信」である。
    登ったら確実に下山する。山旅号についても同じ「登山口まで30㎞入ろうと50㎞入ろうと入ったら確実に出て来る」が一番です。此れまで7年間山旅号は裏切らない。此れを凌駕する「エコカー」が既にある、いやあるかもしれない、これからだ。何れに居るや?
    近いだろうなーその時代は。

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