2018年5月7日月曜日

雨休み「三ッ垰山(みつとうげやま 1785m)」登山口を確認する


5月7日(月) 0430起床 (---)
天気 曇りのち雨
気温 16℃

5月7日午前6時の降水確率80%から90%、ところが0430時雨は降っていない。
完全休養日の積りなので雨が降っていないのがチョイ不満である
後部車室にパソコンとプリンターをセット、今後登る予定の山「14座」を順次プリントする
その中には、日蓮宗総本山の山「身延山(みのぶさん 1153m)」、南アルプスを隠す大きな山体の「櫛形山(くしがたやま 2020m)」、その中に「三ッ峠山(みつとうげやま 1785m)」がある
「三ッ峠山(みつとうげやま 1785m)」は、最も均整がとれた富士山、富士写真家のメッカと紹介されている
ロッククライミングゲレンデとしては知っていたけれど、通年でハイキングコースらしい
「最も均整がとれた富士山」と紹介されては、登らない訳には行かない。
登山口を確認するまでも無いのだが、駐車場が気になる。
都留市、道の駅「つる」から富士吉田市、道の駅「富士吉田」の山道具屋「モンベル」経由で登山口確認に行く。
河口湖から旧御坂トンネルへ向けへアピンカーブをくねくねと上がりトンネル手前で右の林道に入ると「三ッ峠山(みつとうげやま 1785m)」登山口。
10数台は停められる駐車場とトイレがある。
しかし、「三ッ峠山(みつとうげやま 1785m)」山頂の二軒の山小屋へ荷揚げする四輪駆動車であろう7~8台停めてある。それでも我が山旅号の駐車スペースは十分である。
林道を下り旧御坂トンネルに入る。大正期か昭和初期のトンネル断面、土木技術の歴史そのままの姿を留めている。幅員は5mから6mだろう。
トンネルを潜り甲府市側へ下りながら山旅号のブレーキを踏んでいない事に気が付く
何時もなら下りで加速する車をブレーキを気遣いながら踏み踏み下る。
山旅号が下り道加速しないのでヘアピンカーブでチョイ踏むだけである。
気が付いた「とても重要なことに」
* 大正期か昭和初期「旧御坂トンネル」を掘っていた時代の道路設計がそのまま残っている
道路勾配は、5%から6%、急であっても8%は越えていないだろう。
かの時代の「車の能力」を考慮した勾配なのか、「旧道路法」の勾配なのかその勾配が実に優しい勾配なのである
登りに気が付かなかった道路の高度な設計に下り道気が付く。
気が付いたことがとても嬉しい
ネットで調べると「旧道路法」、1931年(昭和6年)開通、国道8号
1953年(昭和28年)国道137号に、現在県道とある
大規模な切土斜面無しにヘアピンで高度稼ぎ且つ勾配を保つ、そういう技術、技を持った土木屋さんが居たのである。
これまで何十万キロメートル走った事だろう
今日初めて「道路」に感動した
土木技術者で良かった

2 件のコメント:

  1. おはようございます。笑
    そうですよ。土木屋さんでしたよ。
    道路はペーロケして、コンターから図面をひいて、現場に座標を落とし、中心線測量をして横断図を作成、今やトランシットですが、ポール横断を鍛えられました。目で見る横断とかです。
    そこで発揮されるのが、道路法、最大勾配と最小カーブ、カーブとカーブの緩和や縦断の視距などなど鍛えられましたね。笑笑
    そうやって車を運転すれば長旅も楽しいですね。

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  2. 土木屋さんの仕事は残る。遥か先まで残るのだと改めて思いました。後世の評価に値する仕事を残せているのであろうかと少しドキッとします。時代の要請に応えつつ、技術者として何処を踏ん張ったか分かって貰いたいものです。此れからの車旅が更に面白くなりそうです

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