2018年5月13日日曜日
「黒岳(くろだけ 1793m)」を周回する
5月13日(日) 0230起床 (---)
天気 曇りのち雨
気温 11℃
御坂峠への入り口に案内板が立っている。その案内板の左手に明瞭な登山道が杉林の中に続いている。
案内板右手のコンクリート舗装より山中の道が良いと左へ入る
途中で御坂峠への登山道に合流するかと思いきや、板取沢を沢奥まで詰めて広瀬からのルートに合流する「黒岳直登ルート」であった。
結局、御坂峠から黒岳ピストンの予定が、板取沢から広瀬ルートそして御坂峠に下る「黒岳(くろだけ 1793m)」を周回する歩きになった
「黒岳(くろだけ 1793m)」を周回
歩行距離 9.3㎞ 所要時間 3時間42分 総上昇量 795m 移動平均速 4.5㎞/h(全体平均速 2.5㎞/h)
0435時 御坂トンネル三ッ峠バス停登山口発
0533時 広瀬ルート合流
0645時~0655時 「黒岳(くろだけ 1793m)」山頂
0727時~0735時 御坂峠
0817時 御坂トンネル三ッ峠バス停登山口着
案内板から左へ杉の植林地へを進むと御坂トンネルの上を越えて板取沢に入る
踏み跡ではなく立派な登山道が沢を右へ左へと渡渉しつつ沢上部へ伸びる
登山道が急な箇所には木段が有る。杉の植林地から灌木に変わるので沢も陰湿ではなく水流もあって静かな歩きが楽しめる
水流が消えると登山道は右岸の急斜面を登るがジグが切ってあり緩い登りである
尾根に登り上がると黒岳に直登する「広瀬ルート」と合流する
岩交じりの細い急な尾根を登る
岩尾根にミツバツツジが満開で「花のトンネル」を潜って登る
尾根の灌木が切れて「富士山」がドンと正面、見応え十分この先には絶景が待っているというから楽しみである
登るに従ってミツバツツジはますます濃くなる
そして、急坂はますます急となる。ザレた斜面なので足元不安定、張られたロープに下がって登る
ザレた斜面の上には急な岩場が待っている
「ミツバツツジ」を愛でつつも気が抜けない登りが頂上直下まで続く、そしてこれでもかというザレた急斜面が最後に待つ
登り上がると絶景が待っている。と云ってもここは山頂ではなく山頂まで200mの絶景ポイント
待っていたのは「雲と富士山」、何度か写真では見たことがある「写真の絶景」である
グッと目を凝らしてみる
雨の前の前線と強風の創る絶景なのである
笠が見事である
西方向「南アルプス」の白く輝く美しい尾根が連なる
シャッターを切るだけ切って200m歩くと木立の山頂である
「黒岳(くろだけ 1793m)」山頂、展望はない
御坂峠への下りは、ブナとミズナラの大木の森の下りである。板取沢ルートの十数倍の登山者が踏んだ登山道が峠に下っている。岩場が混じる急坂の登山道だが尾根が広いので安心な下りである。此れに比べ広瀬ルートから板取沢コースの下りはかなり厳しい。熟達者の領域かも知れない。
山城の盛土が明瞭に残る峠が「御坂峠」、峠両方向そして尾根の左右、四方向を案内板が差している。往時の鎌倉往還の峠である、日曜日にも拘らず今日は一人静かな峠に立っている
登山口へ下る「鎌倉往還」は、ほぼ全線に渡りイノシシの掘り返しである。岩と云わず石ころと云わず、落葉も含めて掘り返しているので、足を捻らぬ様一歩一歩慎重に下らざるを得ない。
賑やかな「鎌倉往還」の時代には無かったであろう道の様相である。此処まで猛烈な掘り返しは初体験である
登山口に戻り、案内板の周回ルートを改めて確認する
沢から尾根へ細い急な尾根から「黒岳(くろだけ 1793m)」山頂へと云う周回ルートは、十分に楽しめるバリエーションルートである
賑やかな三ッ峠山の隣にこの静かなルートがあるのが嬉しい
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おはようございます。
返信削除温泉のことは、そうだったんですね。すみません理解不足で、、。しっかりとれる温泉なのに儲かる仕組みを作らないといけませんね。
中途半端では人件費も部材やデザインおもてなしまで変わってしまうってことですね。
なかなか、その域には達することは厳しい。本物、ホンモノは素材そのものが素晴らしいのに使う側見せる側の問題だと言うことですね。
ところで一回の山行きで何枚の写真を撮影されるのでしょうか?全てパソコンやカードに取り込んでいたら、パンクするくらいあるのではないでしょうか?
データ量についても教えてください。
今日は6時間10分歩いて194枚を撮った。掲載するのは20数枚なので、残りの9割はSDカードの中である。パソコンに取り込まずSDカードに記録したままSDカードを溜め込んでいる。山の記録であると共に、その時代の記録でもある。
返信削除そこが少し自慢である。山旅号と共に溜め込んだSDカードも旅をしている。
戦友なのである