2018年5月4日金曜日

「和名倉山(わなくらやま 2036m)」に登る


5月4日(金) 0230起床 (134/86)
天気 曇り時々晴れ
気温 12℃

昨夕は、笠取山登山口の作場平橋駐車場で泊、早起きして民宿みはらしの駐車場(有料500円)に行くも満車。仕方が無いので1㎞程離れた林道上部の駐車場に停めて出発

「和名倉山(わなくらやま 2036m)」
歩行距離 25.1㎞ 所要時間 8時間45分 総上昇量 1426m 移動平均速 3.7㎞(全体平均速 2.9㎞)

0417時 駐車場発
0428時 三の瀬「将監峠登山口」
0453時 午王院下
0608時 午王院平
0621時 山ノ神土
0741時 東仙波
0858時 二瀬分岐
0913時~0915時 「和名倉山(わなくらやま 2036m)」山頂
0926時~0933時 二瀬分岐
1038時 東仙波
1145時 山ノ神土
1152時 午王院平
1231時 午王院下
1248時 三の瀬「将監峠登山口」
1302時 駐車場着

午王院下で広い登山道に入る。急傾斜の斜面を一直線に上部へ登る、枯れた笹薮が多い中この登山道の両脇には笹が繁茂し登山道に覆い被さる箇所もある











鹿の食害は珍しくないが、この栂の倒木の幹と云わず枝と云わず丸裸の姿は初めて見る
この丸裸、和名倉山まで至る所で見る事になる












鹿の食害防止のフェンスが午王院平の登山道両側に張られている。その規模が大規模なので驚く












午王院平先の山ノ神土で雲取山主脈の「笠取山」と、主脈から派生した先にある「和名倉山」の登山道が分岐する。「笠取山」への登山道は広く良く踏まれている












それに比べ「和名倉山」への登山道は笹薮である。登山者の差は歴然である。













しかし、西仙波から東仙波周辺は、シャクナゲロード、シャクナゲのトンネルである












咲き始めたばかり
一輪、二輪、後一週間、十日、二週間もすれば満開だろう
これを見るだけでも登る価値がある









そしてこの位置この場所から見る富士山がまた良い
雲取山主脈を越えて見る富士山は貴重である












先を見ると「和名倉山」が、ずっと先の黒々とした稜線中央に見える。成る程この遠さも敬遠の理由かもしれない











尾根は次第に笹の尾根から樺と栂の林に変わる













樺と栂が交互に現れる、幼木が密生している栂の森の濃さは「瑞牆山」の裏からの登りに酷似している












落葉松の森に入ると埼玉県から登る「二瀬」分岐の標識が立つ













分岐を右にカラマツの林を登ると、山頂直下で栂の幼木の密生した森に入り、山頂の三角点はこの森に埋もれている
展望は無し、即下山開始

















山頂周辺から東仙波の稜線には至る所に伐採時のワイヤーが残置されている













太いワイヤーも細いワイヤーも至る所に残置されている
大規模伐採の痕跡である












落葉松の林も















栂の森も










樺の林も大規模伐採後の二次林なのである
復旧しつつあるとはいえこの尾根の状況も敬遠の理由かもしれない
















しかし、笹薮あり、二次林有り、岩尾根ありの変化に富んだ登山道は面白い











帰る登山道右手に拡がる「甲武信」「国師」「金峰」の稜線が圧巻
見応え十分、恐らく此処からしか見ることが出来ない
出会った登山者は五人、他の山の大混雑が嘘のような静かである
ピストンで25㎞歩いても十分元が取れる











朝はまだ暗くて十分見られなかった「芽吹き」が綺麗且つ新鮮、この山の新緑のシャワーはこれからである














下った林道脇に「ミツバツツジ」が満開、青空に映える。少し標高が高いので今満開。













下りて甲州市に向かう道すがら「今日の登り」と「雲取山主稜線」を眺める
稜線の向こうは「埼玉県」、埼玉県の山は今日でお終い、明日からは「山梨県」富士五湖北の山々を巡る










甲州市「大菩薩の湯(610円)」で汗を流し、明日に備えて早々寝る

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    天気も回復して素晴らしい眺望の良いですね。
    連休中にもかかわらず、上手く人を回避しての山登り、流石です。
    連休も後半になり、また、仕事=現実に戻ります。連休中に一つ歳をとり退職も目に見えるようになりました。
    何とか早くせねばと急かす自分が空回りせすず、周りのチカラをどう発揮させるかを考える連休でした。

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  2. その先の自分が見えてこそ本物です。その先に力を発揮できる場所は在りません。この覚悟があれば何でも出来ます。次の世界を変える覚悟さえあればです。一つの価値、一つの完成を追った結果は既に出てます。私は出ていました。だからこそ、次の世界がとても楽しみでした。見知らぬ世界に足を踏み入れるワクワクは、少年時代以来であったと云えば言いすぎでしょうか。そのワクワクが「山旅」そして「山旅三昧」です。頑張れ現役。

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