2020年12月31日木曜日

大晦日は朝湯で明けてベーコンで〆り鍋で〆る


12月31日(木) 0500起床 (131/81)
天気 雪のち曇り
気温 0℃

0630時「名湯百選 川内高城温泉 竹屋の岩風呂」へ朝湯
山旅号のフロントガラスに雪が積もっている



走ると余計雪日和の雰囲気が出る、雪予報はばっちり当たっている



朝湯のお客さん、アッツイお湯に入っているのは自分を入れて3人
ちょい温めが4人、ヒノキ風呂0人
何時もの大晦日の朝湯とは様変わり、少ない
その分快適ではある



連れに云われて「ウラジロ」採りに一年に一回このために入る林道
毎年、ウラジロが減る、その理由が分からない
此処のウラジロが無くなったら新規開拓が必要になる
有りそうで無いのがウラジロ、と云っても有る所はウラジロの藪でイノシシの塒
一年掛かって探すか



氏神様に、樒とウラジロを活けて「御塩」「御米」「御酒」を御供えして「家内安全」「無病息災」「山行無事」「平穏無事」「学業無事」「成長無事」を祈ります



船にも「松」「竹」「梅」を飾って「大漁」と「航海無事」を祈願です



山旅号にも「御餅」を飾ります
9年間の山旅三昧の「山行無事」と「交通安全」を守って呉れ今年も無事過ごせました



〆は5mmの厚切りの「ベーコン」です



ナイフとフォークで「ベーコン」を頂くのは私だけかもしれない。
超贅沢な「厚切りベーコン」で2020年のお昼の大晦日が〆ります


紅白歌合戦を見ながらの夜の大晦日の〆は連れと鍋です
来年も無事な山行が出来ますようにと乾杯します
2021年が良い年になりますように

2020年12月30日水曜日

荒れる年末が来た


12月30日(水) 0400起床 (ーーー)
天気 曇り強風
気温 13℃

0730時空には黒い雲が湧いてくる、強風が木の葉や草を巻き上げて吹き荒ぶ
予報通り吹き始め予想の通り気温が下がる

風速は優に15m、時には20mを超えている。夏の台風に匹敵す大波が押し寄せているがこれが真冬の北西風の波、空恐ろしい波高である。



吹いて吹いて吹きまくる、起床時点で13℃の気温はお昼には4℃半日で9℃下がると云う荒天、岩場に寄せた大波が10mを超える高さに打ち上がる。
雪も降ると云うがこの大波のほうが恐ろしい



北西風は生垣の竹を大きく倒し、家の裏の木々は全ての葉を裏返して枝が大揺れに揺れている。本当かよ!という大風である風裏の濡れ縁の下は吹き溜まりになってしまう


木の葉、刈った草が思いっきり溜っている
連れの昨日の頑張りは今日のこの大で消えた


甑島の友人の贈り物「水イカの刺身」に舌鼓しつつ


その水イカの「下足揚げ」を頂きながら炬燵の番をしている



今夜は雪が降るのだろう

2020年12月29日火曜日

ベーコンを焚く

 
12月29日(火) 0350起床 (142/95)
天気 曇り
気温 6℃

昨日風乾して準備した「豚バラ肉」を焚く
燻煙箱も10年経過して来年は作り直すことになりそうだ
七輪の備長炭が熾きて庫内の温度を70℃から80度まで上げる


桜とリンゴのチップを焚きつつ庫内温度をキープする
庫内は燻煙が充満している


脂受けには滴った黄金色の脂が溜まり、色付きも上々
0830時から1230時まで4時間じっくり焚く


上々の仕上がりに見える


艶も良し


照り具合も良し


上手く行った
試し焼き、塩の抜き加減も良し


二晩冷蔵庫で寝ると塩も程よく回り、燻煙が険を納め馴染む
上々です
 

2020年12月28日月曜日

お正月準備が着々進む


12月28日(月) 0350起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 10℃

寒さが緩んだ
この靄の朝の景色は好い、久しぶりに見る我が里の優しい朝である



天気も回復して気温も上がる、この時を待っていました
山旅号のお正月前の洗車、蛇口からほとばしるシャワーに虹が懸るというおまけ迄付くから嬉しい



「その後はお墓掃除ですよ」と家の中から声が掛かる
続いて「お墓掃除」、掃いて洗って水拭き、新年を迎える準備が着々進む



庭には水仙も咲き始めているも明日、明後日は雪が降るとか、雪の中に咲く水栓も鹿児島ならでは綺麗だろう



漬け込んで6日、擦り込んだ塩が肉に浸みこみ切った頃合い。
半日水に浸して塩を抜いて風乾する


陽が射し柔らかい風が渡る
シュラフも乾く、塩漬け肉も乾く



晴れた日の冬の陽射しと風は有り難い

2020年12月27日日曜日

「ひのかんさあ(火の神様)」祭り


12月27日(日) 0600起床 (ーーー)
天気 曇りのち雨
気温 2℃

昨夕は「鰤の大トロ」を頂く。
マグロであれ黒牛であれ鰤であれ、大トロは白い
脂がびっしりのった鰤の大トロは噛まなくとも蕩ける


風は東から南東、普通なら凪の風なのだがこの風はいけません
辺田目は波一つない凪ですがこれが曲者、沖に出れば沖に出る程風波は高くなり、波がうねる、船が翻弄される。うっかりすると沖へ沖へと船が流されとんでもない時化の中である
用心するの越したことはない。


連れに云われて包丁を研ぐ
大型の魚を捌いてそろそろ研が無くてはと思っていたので本気を出す
娘の包丁も研いでと届いている
寒い朝の冷たい水、包丁研ぎにはこれ以外ない厳しい条件が揃う
大出刃から果物ナイフ迄七本を研ぎ上げるのに二時間
指は凍えて腰も肩も腕も指先まで固まる


今日は、集落の「ひのかんさあ(火の神様)」の祭礼である
この「ひのかんさあ(火の神様)」のお陰で集落には昔々から今の今まで一度たりとも火事が無い。
昔々、道中お困りのお坊さんをお助けした所、お礼にと「ひのかんさあ(火の神様)」を御残しに。以来我が集落が火事に遭わない。集落の皆さん赤飯を御供えし見守って下さいとお参りします。子供時分は、お供えの残りの赤飯を御婆さんたちから頂戴したものです。


「ひのかんさあ(火の神様)」のこの言い伝え、自然石三体の神様は侮って火事などだそうものならと云う恐れもあってか昔々からそのまま触らぬ神に祟りなし、大事にされ且つ特別な神様です。
子供時分のお祭りには「甘酒」もあったような気がする。
あのトロッとした甘酒は美味しかった

2020年12月26日土曜日

餅を搗く


12月26日(土) 0330起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 -2℃

早起きしてパソコンに向かう。あまりの冷え込みにエアコンの温度は23℃にして温もる。
夜が明けると案の定世間は真っ白、霜が一面


1030時日陰は残ったままである


北風が軽く吹く程度なので海は凪かと見に行くと沖ではウサギが跳んでいる
出航は無し
明日は雨でその後、年末30日・31日と元旦は雪の予報が出ている
出航できる日は今は見えない


連れは昨夜からもち米を水に浸してもちつきの準備
餅つき機で餅を搗く
水を切ったもち米を入れてスイッチオン
蒸し上がりるとブザーが鳴る
さらにスイッチオン
釜の中でもち米が動き始め見る間に米粒が餅に変身する


窯と蒸し器と臼と杵、早朝からホイホイ、ハイハイの掛け声など遥か昔の話である
薩摩の国の我が家は、雑煮は「切餅」、エビ出汁
今年は雪を見ながらのお雑煮になりそう

カンパチが届いた


12月25日(金) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 4℃

釣り竿に油を呉れる、これを怠ると錆が浮き滑らかな回転が失われる。釣りの準備よりも後始末に念を入れる。釣りのコツである。


炬燵台にパソコンを開き画面を眺めつつ、「桜島小ミカン」を頂く。玉は小さく温州ミカンの半分ほどの大きさ、中身も半分ほどだが甘さは二倍、香りも二倍、二~三個たべてもお腹一杯にならない。喉が渇いた時の飲み物代わりだが、ちょっと贅沢な飲み物である。


原稿に呻吟してスピードが鈍ったので目先を変えて「年賀状」を印刷する。写真を一枚と山旅の近況を少し入れてと云うパターンは変わらない。山旅三昧も10年目、此れ迄1都1道31県の山に足を踏み入れたものの未だ2府12県が残っている。楽しみが沢山残っているとも云えるが次第に元気が試されるようになるのだろうか。


其処に甑島から氷詰めされた「カンパチ」が届く。


見事な魚体に見惚れる。。この時期の「カンパチ」は、身が丸々と肥え太りタップリの脂が全身を覆う。
丁寧に三枚に開き「心臓」「肝」「頭」「カマ」「中骨」「腹身」「背」と切り分ける


「腹身」と「背」を大きな切れの刺身にする。
「上品な脂」が醤油に浮く、目に美味しく口に入れると滑らかで癖のない甘さが好い
食べ放題


湯豆腐の鍋でしゃぶしゃぶする
表面が白くなった瞬間に口に入れると、中は刺身外はしゃぶと云う何とも贅沢な逸品。


娘が送ってくれた島根奥出雲産「大吟醸 玉鋼」と共に頂く
寒い日にこれは堪らない
結局酔っぱらって「ブログ」に届かず、早起きしてパソコンに向かっている

2020年12月24日木曜日

超早起きする


12月24日(木) 0130起床 (ーーー)
天気 曇りのち雨
気温 10℃

沖に出ると波に揺られる船上でバランスをとるため結構筋力と体力を使う
陸に上がると刺身で一杯となるので昨夕も1830時には布団の中である。
結果、酔いも醒め気分上々で起きるのも早い。
今朝の起床時間は0130時、この時間に起きてもやることは待っている
先輩から書けと云われている「山旅三昧」の紀行文
これが結構難しい。
「何処に行き」「何処を登って」「其処はこうである」では許して貰えそうにない
此処の所呻吟しているがなんとか「書き筋」が見えてきたので取り掛かる
夜が明けるとどんより、その内にポツポツ降りだす
雨で鳴き声などないだろうと外に出ると、なんのその思いっきり鳴いている
ヒヨドリがしとしと降る雨の中「栴檀」の黄色い実にたかっている
美味しいものを食うに、雨など関係ないらしい
酒飲みが、肴につられ夜な夜な飲み歩くのと同じなのだ


軒先の干し柿を連れがつまみ食いして曰く
「美味しいわよ」
おいおいチョイ早いんじゃないかと思いつつ口にする


外側は干し柿、中は熟し柿
成程ネ~
今夜の酒の肴は此れ
「三角ミナ」、「甑島」からの贈り物


噛むとジワリ磯の香りが沁み、緑色の腸の苦みが口に甘い
透明な海の磯を愉しむ瞬間である

2020年12月23日水曜日

出航

 
12月23日(水) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 0℃

山旅号のフロントガラスが凍り、家の前の田んぼには霜がびっしり降りている


天気予報では、北東の風から南東の風で波高は1.0mである。
0730時、海を見に行くと沖に船が出ている
凪ではあるのだが風波が立っている。
兎に角滅多にないチャンス、準備して港へ


沖に出ると風は既に南東で結構吹く、風と波でアンカーが流れる


アンカーロープを延ばすだけ伸ばして何とか止まる
狙いは鯵、鯵を釣って鯵を生き餌に青物狙い
運が良ければ平目も
魚探の魚影は、底から4mまでは濃い


上がってきたのはチコ鯛
次もチコ鯛
結局、鯵は当たり無し
チコ鯛8尾にアラカブ1尾

風が北東に変わり強くなってくる、次は沖のポイントに掛かり青物狙いだ
1130時、帰港
1430時、風呂から上がり、チコ鯛の刺身で一杯やる


旨い、釣りたては口に躍る