2020年11月8日日曜日

「平家平(へいけだいら 1692.6m)」「冠山(かんむりやま 1732m)」に登る


11月8日(日) 0415起床 (---)
天気 ガスのち晴れ
気温 16℃

昨夜は夏用の寝袋に入って寝ていたも暑くて眠れず、被って寝た。今朝気温を確認すると16℃である。寝られない筈、この時期の山旅の気温変化は想像を超える

「平家平(へいけだいら 1692.6m)」「冠山(かんむりやま 1732m)」

歩行距離 13.2㎞ 所要時間 5時間49分 総上昇量 1018m 移動平均速 3.2㎞(全体平均速 2.2㎞)

0702時 小麦畝登山口発
0825時~0830時 鉄塔巡視路稜線
0910時~0915時 「平家平(へいけだいら 1692.6m)」山頂
1006時~1018時 「冠山(かんむりやま 1732m)」山頂
1107時~1118時 「平家平(へいけだいら 1692.6m)」山頂
1147時~1155時 鉄塔巡視路稜線
1251時 小麦畝登山口着

「平家平」も「冠山」も「笹ヶ峰自然環境保全地域」である
11月5日は説明板左の「寒風山 1763m」から「笹ヶ峰 1859.7m」を登り、本日は説明板右の「平家平 1692.6m」から「冠山 1732m」に登る。日本一の「笹の原」「笹の峰」を左右から堪能しようと云う企てである


鉄塔巡視路登山口へ山旅号のヘッドライトの明かりを頼りに登りあがる、最後は荒れたダートの林道を7㎞走って「小麦畝登山口」、送電線鉄塔の巡視路はきっちリ管理された登路である。


しかし、住友林業の人工林が延々と一時間以上続く、只管高度を稼ぐも右に左の折り返しだからなかなか高度が上がらない。それでも人工林を抜けたら「眼下の谷に雲海」だから気分も晴れる

 


四国に手付かずの山は無い、人と山の付き合いで出来上がった山である。人工林とて二代も三代も伐って守ってそして伐ると云う長い歴史を紡いでいる。
1時間23分掛かって稜線着


その稜線に「のたうつブナの大樹」を見て人工林の退屈な登りの憂鬱が吹っ飛ぶ



登りあがた稜線を少し登るとブナののたうつ姿形、枝の混雑が取り巻く、これを暫く楽しむ



稜線の道は、笹原が小広く刈り払いされて快適な登り。



稜線に突き上げてから軽く登り上げ40分で「平家平(へいけだいら 1692.6m)」の広い山頂に到着。生憎ガスが取り巻き展望は効かない。


ガスの中「平家平」から「冠山」へ笹の道に踏み込む



触れ込みは「快適な笹の道」の筈、ところが足元が全く見えずスパイクゴム長靴を履いた足の「眼」で探りながら登る。藪から藪の登りが続く。



腰を越える藪は身体全体を左右に振りながらまるで笹のラッセルである。皆さん苦労するのか踏み跡が前後左右至る所に残っている、本道を探って登るのはそれ程難しいと云う事だろう



「冠山(かんむりやま 1732m)」山頂もガスの中展望は効かない



諦めかけたその時、一瞬ガスが切れる
「冠山」から「ちち山」へ連なる笹の稜線が拡がる、その先の「笹ヶ峰」への「笹の原」が見えなくともこの稜線の「笹の原」は日本一である



「冠山」から振り返る「平家平」へ続く「笹の原」も見事である



「平家平」の山頂に戻り着いて振り返ると望んでいた展望が広がる
「冠山」から「ちち山」への絶景の笹の稜線、その先に見える筈の「笹ヶ峰」まで望むのは今日の天気模様では無理というもの。



「平家平」からガスの切れ間に見る「冠山」から「ちち山」の笹の覆われた稜線は、とても1700mにあるとは思われない。高山帯の雰囲気が漂う



その余韻に浸りながら石鎚山の酒「黒松 石鎚」に酔っている


この酒、旨口、甘口で止まらない。
困ったもんだ

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    最後に日本酒ですか?
    最近は食べ物が出てなかったので、新鮮に感じますね。笑
    日本酒は美味しくて止まらないですよね。
    でも身体に合わないのか?次の日と次の日まで応えてしまう。お酒と倍の水を一緒に飲まないと水分も奪われる。
    それで山に行けるのだから、肝臓が強いのかな?若いときとどこの体質が変わったのでしょう?か?笑

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  2. この「石鎚」は旨い。カップ酒の域はとうに超えている。これが有るから、山登った後の「二時間のブログアップ」が可能なのです。旅はしてみるもの、地場の酒は飲んでみるもの、ワハハです。
    酒の味が分かるようになって人生は数倍楽しめている。あの時期に鍛えて貰って有難うです。

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