11月7日(日) 0300起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温 11℃
昨日昼から降り始めた雨は真夜中まで降り続け、0300時起きた時点では止んでいる
天気は回復する予報なので0430時豊根村富山支所前の登山口に向けて出発する
「奥三河最北端の秀麗な山 八嶽山」として、分県登山ガイド「愛知県の山」の第一番目の山として紹介されている
二番目に紹介されているのが昨日登った「日本ヶ塚山(にほんがつかやま 1108m」で「県最奥部に位置する双耳峰は堂々とした山容を誇っている」と紹介されている。
昨日は一組二人と下山時行き会う、今日は6組13人と下山時行き会うから両山共に奥三河の人気の山なのだろう
支所の駐車場に山旅号を停めて出発、支所前は夜明け人っ子一人いない静かな朝である
「八嶽山(やたけさん 1141m)」:山頂標識には1140mとある
歩行距離 7.5㎞ 所用時間 4時間26分 総上昇量 793m 移動平均速 3.3㎞(全体平均速 1.6㎞)
0625時 支所駐車場発
0628時 支所前県道階段登山道入口
0633時 熊野神社
0730時~0740時 ニギンジ
0815時 ハナノキアラシ
0901時~0920時 「八嶽山(やたけさん 1141m)」山頂
支所前県道階段登山道一口には小さな案内標識と登山道のコース案内がある
黄色「大谷ルート」:本日の往復するコースである
赤色「東又コース」:滑落事故がありコースも荒れており通行止め
山自体が急峻なため登山道の崩壊、崩落そして道迷いや滑落事故があるのだろう。
県道階段を上がり民家の間の路地を上がる、一度道路に出るが再度民家の間の路地を登る
熊野神社への階段を上がると鳥居の両側に何百年生きてきたのか山の歴史の生き証人のような大杉が立つ、上がった社殿の右手から登山道に入る。
県道から熊野神社までも急坂だが、登山道に入るとなお一層急坂になる
砂防指定地の石柱が立つ灌木の斜面が杉の植林地に変わるが斜度は増す一方である
兎に角緩まない急斜面が続く、「ニギンジ(ポイント命名の意味は紹介が無い)」ポイント下などジグザグに登るがそれでも急坂である。
「ニギンジ」ポイントまで1時間05分、次の「ハナノキアラシ(これも意味の紹介は無い)」ポイントまで40分とある。
この後も急斜面と急坂は続く、その急斜面には「炭焼窯跡」がポツンポツンと残っている
灌木の森で炭を焼いた後に杉や桧を植林すると云う順番である。見事な杉が立っている。
登って標高が上がると伐り残された灌木の「黄葉」が始める。透明感のある透き通った「紅」や「黄」が美しい、今この瞬間の色である
「ハナノキアラシ(此処も命名の意味は紹介が無い)」ポイントは杉林の中、山頂まで40分の案内がある
山頂下に植林のプレートがあり「昭和50年」とあるので、山頂下一帯は46年生と云う事になる。
数回の間伐を経てもまだ細い、岩の間に植林したと云える程の岩尾根であり厳しい環境で生きている
山頂まで植林されているから驚く。こういう山を知らない
「八嶽山(やたけさん 1141m)」も植林地の中で展望は無い
山頂先に「展望台」が設置されているが今日はガスで展望は効かない
僅かに反射板の肩越しに山がみえるのみ。
全山植林の山を「愛知県の山」として一番目に紹介しいる、此処まで山を利用し尽くし且つ世代の異なる杉や桧を、数回の間伐で見事な森にそして太く仕上げると云うわざと努力に感動すら覚える。奥三河の山々は伐っては植え、伐っては植えした幾世代にも亘る杉や桧の山なのである。
おはようございます。
返信削除やはり今回も一人旅だったんですね。
うちも孫がいますが、コロナで逢えない孫に妻は必死で画面に向かって声をかけています。
気がつくと1時間はザラです。笑
さて、民家の路地から登山口があり眺望はできないピークと愛知県の山も奥深いですね。
日本なら中心付近にある山々、楽しみにしております。
1000m内外と云う標高の山々、里山と云うには大きすぎ、奥山と云うには低すぎる。その山々が全山植林の山、つまりは暮らしの山、利用し尽くす山、稼ぐ山であるらしい。そうは言っても入り組んだ谷を奥へ奥へと云う先にある山だから相当に奥地だと思う。こういう山に入るのは初めてではないかと思う。奥三河の山は少し違う。
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