11月13日(土) 0330起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 3℃
国道257号設楽町の道の駅 「アグリステーションなぐら」交差点から県道507号「茶臼山高原道路」が愛知県最高峰「茶臼山(ちゃうすやま 1416m)へ通じている。この茶臼山高原道路から、「勝負に負けた天狗がひっくり返した碁盤石がある伝承の山:碁盤石山(ごばんいしやま 1190m)」と「面ノ木原生林が残る:天狗棚(てんぐだな 1240m)・1200高地(1200こうち 1230m)」に登る。
「碁盤石山(ごばんいしやま 1190m)」
歩行距離 4.0㎞ 所要時間 1時間42分 総上昇量 315m 移動平均速 3.6㎞(全体平均速 2.2㎞)
0625時 茶臼山高原道路登山口発
0651時~0655時 「碁盤石山(ごばんいしやま 1190m)」山頂
0715時~0719時 富士見岩
0722時~0727時 天狗の庭
0745時 「碁盤石山(ごばんいしやま 1190m)」山頂
0807時 茶臼山高原道路登山口着
通常の登山口は、国道257号から6㎞入った地点で山頂の南にあり、山頂までの所要時間は1時間30分である。茶臼山高原道路登山口は、山頂の北に位置し標高が既に1080mなので山頂までの所要時間は30分である。
駐車場奥が尾根道、笹と灌木のよく踏まれた登山道を進み一旦「木戸洞峠」に下り山頂に登り返す
「碁盤石山(ごばんいしやま 1190m)」山頂は灌木の林の中で展望は無い
が、梢の先、遥か彼方に「南アルプス」の雪のピークが見えている
右から「聖岳(ひじりだけ 3013m)」「赤石岳(あかいしだけ 3121m)」「悪沢岳(わるさわだけ 3141m)」、一月ほど前に登った山がタップリ雪を被って今は既に厳冬である。
天狗の庭の「碁盤石」へ行かずばなるまいと、山頂を越えて南へ下草が涸れ葉が落ちて見通しの良い道を下る
緩やかに20分下ると左手に「富士見岩」がちょこんと座っている
遮るものが無い展望台、奥三河に入って富士山を見ていない、見えないと思っていたので見えて吃驚である。南アルプスの「光岳てかりだけ 2592m」の左に頭を出している。
そして左が「三ツ瀬明神山(みつせみょうじんやま 1016m)」、右は「鞍掛山(くらかけやま 883m)」そして中央には奥三河の山々が重なる。1000m内外とは思えない深さである
数分下ると天狗の庭。「広々としてこの山のハイライトだ」と紹介されている。ベンチが数基置かれ森の中の歩きが多い「奥三河」の山では確かに広さと明るさ展望は抜群である。
その広場の中、登山道の左手に「碁盤石」がドーンと坐している
何故に「碁盤石」:天下一の碁打ちと自負していた天狗が、村民と7日7晩の手合わせの末、負けてしまった悔しさに、碁盤をひっくり返しその後石が散らばったと云う伝承なのだそうな。
再び山頂を越えて登山口に戻る
「天狗棚(てんぐだな 1240m)・1200高地(1200こうち 1230m)」
歩行距離 5.5㎞ 所要時間2時間12分 総上昇量 321m 移動平均速 3.4㎞(全体平均速 2.3㎞)
0843時 面ノ木峠登山口
0900時~0915時 天狗棚展望台
0928時~0930時 「天狗棚(てんぐだな 1240m)」山頂
1005時~1010時 「1200高地(1200こうち 1230m)」山頂
1042時 「天狗棚(てんぐだな 1240m)」山頂
1055時 面ノ木登山口着
登山口は「面ノ木園地」の芝生広場の上端にある。
茶臼山高原道路は行き来する車が多いが出発時登山口には山旅号を入れて車は3台。天気が良い土曜日だろうと少ない事が少し不思議である。
登山口からすぐ上部で右に分岐した「天狗棚展望台」の登山道に入る。笹と灌木の道だが良く踏まrている
ブナが立つコブが「天狗棚展望台」、展望台はコブから少し下った斜面に突きだし建っている
南には「碁盤石山(ごばんいしやま 1190m)」が梢の先に見えている、双耳峰に近い堂々たる山体に少々見直す
北には「茶臼山(ちゃうすやま 1416m)・萩太郎山(はぎたろうやま 1359m)」が見え、その左手に雪を被った真っ白な「中央アルプス」が頭を出している
東には遥か遠く「南アルプス」が見えるから展望は好い
尾根を引き返しひと登りで「天狗棚(てんぐだな 1240m)」山頂、面ノ木原生林のブナの古木が立ち並ぶ中にある。
そのブナの古木、大木、巨木が彼方此方に立っている
見上げているとクラクラする、樹高が高く高い所に大枝を広げてまさに主たちの勢揃いである
30分程歩く登山道の左が「面ノ木原生林」、右は植林地だがかつての「御料林」である。原生林の斜面を登ると「1200高地(1200こうち 1230m)」、原生林と植林地の境で展望は効かない。冷たい風、恐らく2℃とか3℃の風が吹くのみ静かな山中である
葉が散った原生林に日が差し込み殊の外明るい、鬱蒼とした原生林は此処にはない、あく迄も明るく森の先まで見える。
登山口に向かい歩いていると一人、二人、四人と上がって来る。皆さんはこの時間かららしい。
登山口に帰り着くと、車がゾクゾク入って来る。茶臼山高原道路を挟んで対面の「井山(いやま 1195m)」にも五人、十人と登って行く。昔牧場、今は風車が数基回っている広っぱの山で登り30分、お昼ご飯を目当てのハイキングと見た。
展望は抜群というから人気なのだろう
30㎞走って道の駅「したら」に着いてビックリ仰天、第二駐車場まで車が溢れかえっている。中京圏の土曜日、コロナが収まりつつある土曜日、老若男女皆々お出掛けらしい。
人と車が少なくなるまで山旅号で待機してブログを打っている。
おはようございます。
返信削除気温3℃、こちらにすれば極寒。
雪が降るのも近いですね。富士山は綺麗に雪化粧していると聞きます。
秋も終わり本格的に冬に、時化日和になってくる、
連休も真ん中が月曜日で会議の嵐。
勤勉な日本人は暦に休みを並べないと休まない。
ヨーロッパのように日常を楽しむゆとりがなく、休みは非日常の世界でゆっくりする日本人から、山などでゆったりするライフスタイルへの変換がコロナで変わってきている。
現役時代にはそこまで浸透しないのが残念。
山の人出は確かに増えている、人混みを避けると云う意味でも最高の環境ではある。が、少しは山に慣れていないと楽しめない。森を楽しむ、空気を美味しいと云う、景色の感動する等々スイッチを色々持っていないと楽しめない。上りが苦しいだけではないことを山が教えてくれる。
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