2021年11月17日水曜日

「武奈ヶ岳(ぶながたけ 1214m)」に登る


11月17日(水) 0330起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 3℃

登山口川向の「葛川市民センター」駐車場に山旅号を停めて出発



0630時出発時の気温は3℃、上着を一枚羽織って防寒する



登山口は明王院参道の奥 



明王院は平安時代からの古刹、修験道場で天台回峰行の重要な道場とある




参道奥に立つ二本の大杉が登山口



「武奈ヶ岳(ぶながたけ 1214m)」
歩行距離 13.8㎞ 所要時間 5時間49分 総上昇量 1287m 移動平均速 3.4㎞(全体平均速 2.3㎞)

0635時 駐車場発
0640時 明王院登山口
0740時 尾根
0750時 積雪期ルート分岐点
0812時 積雪期ルート合流点
0822時~0830時 「御殿山 1097m」
0835時 ワサビ峠
0908時~0920時 「武奈ヶ岳(ぶながたけ 1214m)」山頂
0943時 「コヤマノ岳 1181m」
1015時 中峠
1025時~1035時 「シャクシコバノ頭 1121m」
1140時 中峠
1150時 「口ノ深谷」
1106時 ワサビ峠
1116時 「御殿山 097m」
1123時 積雪期ルート合流点
1138時 積雪期ルート分岐点
1142時 尾根
1216時 明王院登山口
1224時 駐車場着

被さり圧するような杉の巨木が立つ急斜面を登る、



傾斜は緩まない杉の林からブナやナラの灌木の斜面になり、ジグを切って登る、尾根に上がると傾斜は緩み明るい灌木の中を登る



途中で積雪期ルートと無雪期ルートに登山道か分かれる。



無雪期のルートは尾根の右斜面のブナとナラの林をトラバースしつつ高度を上がて行く



22分で積雪期ルートと合流する
体が切れるので登りで息が上がらないスピードも上がる、羽織った上着を脱いでさらに調子を上げる



更に10分上がると「御殿山」、正面に「武奈ヶ岳(ぶながたけ 1214m)」が姿を現す
比良山系の最高峰、遮るものが無い山頂である



「御殿山」5分下ると「ワサビ峠」
「ワサビ峠」を起点に「武奈ヶ岳」から「コヤマノ岳」に回り「中峠」に下り「シャクシコバノ頭 1121m」をピストンして「中峠」から「口ノ深谷」に下りワサビ峠に登り返すと云う周回をする



山頂は左手奥のピーク、山頂標柱が立っている



若狭から京迄の「鯖街道」が見える。あの道を天秤棒や荷車で鯖を京へ運んだかと谷間の道を暫く見ていた



「武奈ヶ岳(ぶながたけ 1214m)」山頂、展望は360度全開だが厚い雲とガスで展望ははっきりしない。隣の「ツルベ岳 1098m」その向こうに「蛇谷ヶ峰(じゃたにがみね 902m」が近い



それでも朝日を反射する南の「琵琶湖の湖面」は銀色に光る、



北の湖面は鈍く光り住宅が湖面に浮かんでいるようである


コヤマノ岳分岐で「中峠」に向かったつもりが「金糞峠」への踏み跡を踏んで下ったようで7~8分下って気付き登り返して復帰する。



似たようなブナの林、似たような踏み跡があっちにもこっちにも有るので晴れ見通しの良いこの日にすら間違う。そんな感じの踏み跡が幾つもある。
今日は8組20人と行き会う、若者、中年の男女、70代の男性三人、中年の女性二人、お昼を山頂でと云う算段なのだろう。
登山道も毎日踏まれているようで、靴跡も新しい、スリップ痕も新しい。



天然の大杉



苔生し黒々とした大ブナが同居している、伐っても使い物にならないので切り残されているがかつてはこのような大木が林立する森であったのだろう





「中峠」は重要なコース分岐点に当たるようでここを登って来る登山者にも出会う
この「中峠」から「シャクシコバノ頭」をピストンして
一旦山頂から下っている「口ノ深谷」に下り「中峠」に登り返す




「口ノ深谷」はブナの二次林の中を清冽な水でたっぷり流れる。ブナの森は水を溜め込むダムだと云うけれど確かにこの高さでこの水だから納得する



厚い雲が取れて陽が射すと森が透けて来る



明るくなった森をテンポ良く走って下る
晩秋のブナの森は見通しが良く陽が射すと明るいので気分よく歩ける



「くつき(朽木)温泉 てんくう(700円)」で三日ぶりの入浴、たっぷり汗を流す


明日は京都に出るか

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    きちんと整備された山ですね。
    どんなに費用がかかることか?ボランティアなど色々活用されているのでしょうか?
    稼ぐ街にするためには、稼ぐ売り物がないといけないので、山もその中の一つなのでしょう。
    中途半端なのがダメですね。みんなで一流にしないと。

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  2. 比良山系、琵琶湖、比叡山、信長、秀吉、辿ればどこまでも辿れる、その中に山がある。そのことを実感する山です。だから山中には網の目の如く登山道が開かれている。身近に感じるには少々大きな山だがそれが関係ない。多くの人が登ると云うの凄い事です。

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