2021年11月14日日曜日

「竜頭山(りゅうずさん 753m)」に登る


11月14日(日) 0400起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 5℃

今日は、登山口まで8㎞ゆっくり起床、ニンニク三個入り味噌汁カレーソーメンをゆっくり味わって出発する。
「竜頭山(りゅうずさん 753m)」:紹介文句は「竜の頭を二つもつ修験の山」、修験の山として古くから知られた山で、「大竜頭(おおりゅうず)」と「小竜頭(こりゅうず)」の二つの断崖絶壁を持ち、それらの竜頭を首もとで操っているのが「竜頭山(りゅうずさん 753m)」で、「奥三河名山八選」にも選定されている
と云う紹介文句に惹かれて今日も0628時駐車場を出発する

「竜頭山(りゅうずさん 753m)」
歩行距離 10.1㎞ 所要時間 5時間31分 総上昇量 697m 移動平均速 3.8㎞(全体平均速 2.2㎞)

0628時 鳴沢苑駐車場発
0630時 登山口
0733時~0743時 「小龍頭」分岐
0803時 作業道
0809時 「竜頭山(りゅうずさん 753m)」山頂
0829時~0848時 「大竜頭」
0918時 「竜頭山(りゅうずさん 753m)」山頂
0940時 「小龍頭」分岐
0948時~1000時 「小龍頭」
1018時 「小龍頭」分岐
1149時 登山口
1159時 鳴沢苑駐車場着

名瀑「鳴沢の滝」の鳴沢苑には広い駐車場がある、今朝も一番乗り0610時はまだ暗い、0625時を過ぎるとヘッドライトは要らない何時もの夜明けを待って出発する。



「鳴沢の滝」の上流へ川沿いを歩き県道に上がると「此処を下れ」と民家の間を通って登山口へ向かう



更に、此処を曲がれとあり上がって行くと畑と杉林の際に「登山口」の標識が立つ



100m程登ると「この沢を渡れ」の案内に従い、苔の張った石を伝い慎重に渡渉する



沢を渡ると石の祠の「山の神」が祀られている。山とくれば「山の神」、里に近い山なればこそ、暮らしの山なればこその「山の神」である



最初は杉林の杉の根絡みの登山道、



藪が煩い道を過ぎると左植林地、右自然林の岩絡みの急坂に入る。



滑らぬよう転ばぬよう慎重に一歩一歩上がる
右手に残された自然林の「紅葉」が樹林を押し退けるよう明るく光っている



紅葉にホッとしながら登り上がった頂上稜線が「小龍頭」分岐点、帰りに「小竜頭」には立ち寄ることにする



右へ「竜頭山(りゅうずさん 753m)」に向かう、頂上稜線もわずかに残る灌木の「紅葉」に癒される



山頂台地の杉林を進んでいくと前方がパッと明るく開ける?



何と頂上台地に「作業道」が上がっている。



これで納得する、「小龍頭」分岐から完璧に間伐された杉林の中を歩く、然も切り口は最近ここ2年~3年内の間伐である。この高みでこれ程の面積と本数を間伐するとはと感心すると共に少々訝しんで歩いていたのである。
「竜頭山(りゅうずさん 735m)」は、広々とした頂上台地の杉林の中で展望は無い。



頂上先へ「大竜頭」へ杉の林を緩く下っていく、杉の林が灌木の林に変わり暫く緩い下りが続く



突然、足元から切れ落ちたと思えるほどの岩絡み、灌木絡み急斜面の下りになる、然も両側切落ちた細尾根否応にも一歩一歩の慎重な下りになる



下り着いた眼前に岩壁が立つ



岩壁を登った先が「大竜頭」、灌木が覆う岩峰を三点支持で用心深く慎重に登る。ザイルで1ピッチか、2ピッチの登り、「大キレット」の如き岩壁ならば覚悟も決めてそれなりだが、灌木の生えた岩峰は易しそうだがそうではない結構落し穴があるので慎重の上にも慎重になる。



登り上がった小さなピークが「大竜頭」
「この先危険立ち入るな」、絶壁の先端に立っている



この絶壁の先端の灌木の中に修験者たちが残した「コの字型」の石組が残り



その石組の周りに「四体の石像」が置かれている。
足が竦む絶壁の直上で経を読む、修験のあり様が浮かぶ


「大竜頭」からの下りは後ろ向き、一歩一歩岩を掴み、根を掴み、登りよりより慎重に下る、山中一人旅は失敗を許されないから下りと云えど完璧が要求される
下り着いた先、山頂への岩絡みの細尾根の急坂の登りも慎重に上がり山頂を越える



しかし、頂上台地頂上直ぐ傍のこの作業道は興覚めであるがそれは登る人の独り善がり、里の背後の735mの山では至極当然な山のあり様なのである



山頂から「小龍頭」分岐に下り、パスした「小龍頭」の向かう、絶壁に向かう尾根も岩の細尾根慎重になる



岩の細尾根の先端、絶壁の真上が「小龍頭」、この先絶壁「立ち入るな」と書いてある



展望は完全に開ける訳ではないが「東から北、奥三河の山々」が連なる



「三ツ瀬明神山」はどの山頂からもその特異な山体故に同定してもらえる、此れ中々成し得ないポジションと山体の特徴である。


運が良ければ「見える」と云う「南アルプス」の雪のピークが見える
「仙丈ケ岳(せんじょうがたけ 3033m)」が遥か遠くだがくっきり見える


これを「鹿児島方言」薩摩語では「のさっている」と云う
登山口に下りて28㎞走った先の道の駅「もっくる新城」は日曜日当然満車状態、新東名「長篠設楽原PA」の「ぷらっとパーク」へ行く



何と「プラットパーク」も満車、漸く駐車して明日の「朝ラーメン」を楽しむつもりである
狙った訳ではないが結果として「奥三河八名山」の七山を登った
残り一山を明日登る。今日も女性一人と行き会うから「奥三河八名山」は登りたい山、有名な山なのである

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    登りやすい山かと思えば、きっちり岩の壁。とても私には登れない。
    落ち葉が落ちて、登る山は視界が少し良くなっていますね。
    秋から冬ヘ、あと一山登って次はどちらへ。

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  2. 杉の林から自然林に変わるそうかと思えば頂上まで杉林、放置林じゃなくきっちり間伐されている。山が暮しの中で山を使い切っている。そのことが杉林はつまらないと云う事にならない、どれ程の手間と時間を掛ければここまでの杉の森を創り上げる事が出来るのかと見上げてしまう。山も色々なのです。

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