2023年4月30日日曜日

竹の皮を拾う


4月30日(日) 0320起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温  16℃

前線が通過するも雨が残る風が北西に変わると雨から風に変わる、典型的な西高東低の天気変化を見せる
当然海は北西からの強風で大時化である。明日も北西の風、明後日は北から南東に風は変わる予報が出ている。明後日が出航の狙い目かも知れない。


今季の筍は、猪に先を越され手当たり次第に掘り起こされ、竹林の斜面は穴ぼこでがけ崩れ状態である
それでもイノシシから逃れた筍が数本残る
残った筍は下から順に皮を落としつつ上へ上へと伸びていく
その竹の皮を拾いに出かける


筍は根元から3m程皮を落とし始めたばかり、後二~三日で丈の長い使い勝手のいい皮を落とすしてくれるだろう


取り敢えず使えそうな皮を拾う
濡縁に一枚一枚広げてカラカラに乾燥させる。


カラカラに乾燥させた竹の皮は、水に浸けて戻し洗い清め一晩灰汁に漬け込んだ糯米を詰めて巻く。大鍋にタップリ満たした灰汁で4~5時間焚くと「ちまっ(あく巻き)」が出来上がる
竹の皮は、「ちまっ(あく巻き)」を作りに必須なのである

2023年4月29日土曜日

ゴールデンウィーク初日雨で明ける


4月29日(土) 0630起床 (ーーー)
天気 雨
気温  20℃

昨夕、肥薩おれんじ鉄道「薩摩高城駅」1717時下り川内駅行きに乗る
通学列車らしく下校の高校生たちで半分ほど席が埋まっている。


昭和42年~44年、国鉄鹿児島本線の時代、0612時一番列車「薩摩高城駅」から「上川内駅」まで高校三年間乗った蒸気機関車が引っ張る通学列車を懐かしく思い出す。蒸気機関車最後の時代である。
「薩摩高城駅」を出てトンネルを抜けると、車窓から一瞬だけ東シナ海が見える。
1718時のこの時間は夕日が沈んでいく時刻、懐かしい陽射しが海面を照らしている
後輩の皆さんと散々飲んで連れの御迎えで帰宅したのは2300時過ぎだったらしい。


目が覚めたのは0630時、外は雨で朝散歩は無し
川内高城温泉竹屋の「岩風呂(350円)」でたっぷり汗を流してスッキリする
スッキリし過ぎて「眼鏡」を湯壺に忘れるというおまけがついたのもご愛敬である


ゴールデンウィーク初日が雨で明けるのは何時もの事の様な気がする

2023年4月28日金曜日

この風じゃ出航しても釣りにならない


4月28日(金) 0310起床 (ーーー)
天気 晴
気温 12℃

昨夜から決めていた今日と明日朝までのスケジュールは、
0320時朝散歩出発0500時帰宅、
0500時BSテレビMLB大谷翔平選手観戦、
0900時川内港出航、
3時間の釣りを楽しんで1300時川内港帰港 、
昼食後昼寝、
1716時肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅発川内駅着、
1800時「やまや」で後輩と飲ん方、
2100時山形屋前に連れの御迎えで帰宅し、
朝まで爆睡
0500時朝散歩出発0640時帰宅
朝食後
0900時BSテレビ大谷翔平選手観戦
と完璧な計画である
0500時~0830時迄大谷翔平選手観戦、四勝目三安打ながら突然の4回表の乱調は今後の課題、次は完璧だろう
竿も準備済み、仕掛けも点検したので準備万端怠りなし
此処迄は予定通りにスケジュールは進むも


海の模様を確認に行くと、東の風で辺田目はべた凪ながら1㎞先の沖ではウサギが跳んでいる。沖には漁船も浮かんでいるが上下動が忙しい。
この風じゃアンカーが効かず走る、出航しても釣りにならない、
思うようにならない天気、じっと我慢の一日になってしまう


ならばと、古参竹の筍を剥いて湯掻いて灰汁抜きし


大蒜の芽&古参竹の筍&ウィンナーを共に炒め


焼酎ハイボールを頂きながら釣りの仕掛けを作るのも好いではないか

2023年4月27日木曜日

救命胴衣を新調する


4月27日(木) 0330起床 (ーーー)
天気 晴
気温 8℃

朝散歩から帰り朝食後海を見に行くと、うねりが残り出航は時間待ちと決める
1030時開始のMLB大谷翔平選手の試合を、打てよ打てよと応援しながら愉しむ。走る打つ果てはホームランだから文句なしに愉しませる。
海の向こうの興奮がテレビ画面からじかに伝わるのがまた好い


5時間経過、うねりが収まり海はさぞ凪になっているだろうと大いに期待する
あにはからんや、南の強風で海にはウサギが跳んでいる、うねりは多少は収まった感はあるが之じゃ出航は無理です。東から南東にという風の読みは見事に破綻、明日はどうだろう。船底を塗ってから走っていないので、外海をフルスピードで走ってようすを見たいのだが期待薄である。


孫を船に乗せる約束をしている。救命胴衣を着せるのは当然なのだが、法定備品の救命胴衣は大きすぎる。そこで自動膨張式の救命胴衣を新調する。落水するとボンベが自動でガスを出し救命胴衣が膨張するという優れものである。


肩掛け式なので大人ならば体から抜ける事は無いが、孫の体では膨らむと同時に体がすり抜ける恐れがある。そこで、股下を掛け回すベルトを追加する。股下を掛け回したベルトが、救命胴衣がすり抜けるのを防ぐという昔からある仕掛けである。


細心の注意と工夫が命を守る。
山も海も基本は同じである。

2023年4月26日水曜日

低気圧通過後天気は急速に回復する


4月26日(水) 0350起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温 15℃

前線を伴う低気圧は通過したが雨が残っているので、0520時一時間遅れで朝散歩に出る。道路には大きな水溜りが至る所に出来ており、川も濁り水量も多い。
0600時、厚い雲が切れ始め雲の隙間から青空が覗き始める。天気は急速に回復している。


0620時、朝日が射し始め青空はさらに広がり、同時に北西からの風が次第に強くなる。この時期の北西風は冬季程の強風にならずそして風も冷たくない。一雨ごとに暖かくなるという春の嵐である。


風は冷たくないと云っても気温は16℃、北西の風は海上では軽く10mを越えて大時化である。
波の高さは2.5m~3.0m、明日も時化は残るのだろう


庭の橙の花が枝先一面に満開だが、昨夜の嵐で花弁が散り敷き地面が真っ白になっている。
吹き荒れる北西の風に乗り「橙の花」の匂いが辺りに充満する。


タバスコをチョイと振りごま油と醤油を垂らしたちりめんを摘まみつつ、焼酎を片手に橙の花の香りを楽しみながら、どの様な言葉が似合うのだろう等と頭を巡らせる
甘い? 爽やか? みかん? 艶っぽい?


どの言葉も香りの余韻を、この香りの馥郁さを言い当てていない。

2023年4月25日火曜日

自然発芽という無駄のない自然の営み


4月25日(火) 0350起床 (ーーー)
天気 雨のち曇り
気温 11℃

低気圧通過に伴う雨と東からの強風で天気は大荒れ、朝散歩無しの今朝は川内高城温泉「竹屋の岩風呂」でしっかり浸かってたっぷり汗を流す。 帰りの車の中でも汗だくだく、雨等お構いなしに窓全開で車を走らせる気分爽快である。
雨が降っているのは好都合と先日施工したキャビンの防水シールの結果を確認に港へ、キャビンを確認すると漏水無しの完璧施工である。小まめなメンテナンスと点検整備が安全航行と釣果に繋がるから怠れない。ゴールデンウィークの天気も毎年の事ながら万全の釣り日和が続く予報ではない。雨と時化の隙間を狙っての釣りになりそうである。


畑の隅に「ニガウリ」が芽を出している。昨年、熟したニガウリが落下して残した種が、時期が来て自然発芽したものである。あちこちに芽を出し合わせると十数本出ている
毎年この自然発芽した「ニガウリ」を楽しんでいるのだが、頼もしい限りである


此処にも、昨年種を落とした「赤紫蘇」が自然発芽している。種が辺り一面に散らばったらしい、発芽した「赤紫蘇」で足の踏み場が無い。梅と赤紫蘇は屋敷の中で十分だ。


連れが大量の「大蒜の芽」を冷凍するために冷凍庫整頓していたら出てきた「甑島のナマコ」を出してくれる。コリコリした食感と酢醤油との相性を愉しむのはきっと最高の贅沢に違いない。


何ら無駄のない自然の営みの恩恵に与っている
季節に合わせた暮らしが良いに決まっている

2023年4月24日月曜日

仏壇の修復に三ヶ月掛かるらしい


4月24日(月) 0245起床 (124/76)
天気 曇りのち雨
気温 15℃

仏間から仏壇が消える。
何故か、古い仏壇の修復をお願いする。
先代が修復をしたのだが其れからすでに50年を越える。且つ囲炉裏で火を燃やす時代を越えてきた仏壇は、煤で黒ずんで往年の輝くは無くなっている。
過酷な薩摩藩の浄土真宗弾圧は明治期に止み、以降浄土真宗は薩摩の地で広がる。我家の仏壇もその時期の仏壇と思われる。仏壇は、時代時代で買い替えてと云うものでもないので「仏壇の古屋敷(川辺市)」にお願いすると、社長直々の査定と見積りを頂く。
修復に三ヶ月、以後50年は大丈夫という社長の力強いお墨付きが有る
古いものは古いなりに我が家の歴史そのもの、疎かには出来ない。
今の時代に暮らすものの務めと潔くお願いする


そんなお願いをしつつ、現実は大量に「ニンニクの芽」を摘み取る
此れだけの量で全体量の四分の一ほど、摘まないとニンニクの玉は太らないため作業も大忙しである


更に、形はいびつで様々な二十日大根も抜かなければ薹が立ってしまう
抜いては連れに浅漬けをお願いする。連れも大忙しである


なんだかんだと多忙な一日を過ごしている

2023年4月23日日曜日

スズメのお宿は完璧

4月23日(日) 0415起床 (ーーー)
天気 晴
気温 11℃

朝散歩の帰り道、電柱に設置された変圧器がえらい煩い。雀が変圧器周辺で集会をしている。暫く変圧器周辺を飛び回るスズメを見ていると集会ではないらしいことに気付く。
変圧器を支える角パイプの端部の隙間からスズメが出て来る。
変圧器を支える角パイプがスズメのお宿らしい。
成程立派なお宿を見つけたものだ、完璧なお宿である。
玉子を抱くに完璧、天気激変にも完璧、それにしても角パイプ端部の絶妙な隙間、九州電力さんが計算して出した訳でもないだろうに、スズメは賢すぎる。

 気になり次の変圧器を眺めるとそもスズメのお宿になっている
やるなあー君たち

2023年4月22日土曜日

大谷翔平選手に時間を支配されている


4月22日(土) 0415起床 (ーーー)
天気 晴
気温 15℃

朝散歩から帰り手早く朝食を済ませ、庭と屋敷周りの草を刈る。この時期何が煩いかと云うと庭の草、気が付くと藪になっている


怠けていると本当に空家かと思われるほどの藪になる。まだこれ位なら良いだろう等と云う暢気は許されない。面倒でも、気が乗らなくとも、草刈り機の燃料が無いなら買って草を刈る根性が要る。刈っただけでは済まない、箒で掃き集め一カ所に集積して最後の後始末をする。


何故早朝から草刈りをするか?
日本時間1030時、ロイヤルズvs.エンジェルスの実況中継がある。
今や、大谷翔平選手に時間を支配されている
0010時開始ならば、早寝して午前0時に起きて観戦し、0500時開始ならば、0300時起床し0330朝散歩開始0500時帰宅して観戦する


今朝は、1030時開始なので朝散歩0500時開始0640時帰宅し、0730時草刈り開始1000時完了、シャワーを浴びてティーチャーズハイボールを作って観戦態勢を整える
なんせ、投げては三者連続の三振、打ってはセンター前ヒット、ホームランを打つのではと期待が膨らむ。
バッタバッタと切って取る、打たれてもグラブを避けて自分で処理せずセカンドに処理を任せてダブルプレー等痺れてしまう。


結果、七回投げて無失点の勝利投手、三勝目、大活躍に昼酒で乾杯している 

2023年4月21日金曜日

後部車室スライドドア防虫網が仕上がる


4月21日(金) 0250起床 (ーーー) 
気温 17℃
天気 雨のち曇り

後部車室スライドドアの防虫網を窓枠に固定しているマジックテープを、リボンテープを全周に貼り付け回しマジックテープを目隠しする
夏の車中泊の敵、蚊、ブヨ、虻から解放されるかと思うと気分は好い。
追加で蚊取り線香を焚けば完璧、恐れる事は無い。


古参竹の筍が至る所にニョキニョキ、林立、今が食べるに旬である


おまけに大蒜が一斉に花芽を出す。
玉太りの為にも急いで摘み取らなければならない、摘み取りに大わらわである。
摘み取って連れに渡すと洗っては冷凍庫へと入れている。この後一年愉しむためだ冷凍して貰いましょう。


古参竹の筍は、軽く湯掻いて灰汁を抜く、後は料理法は問わない、煮る、炒める、酢味噌でも、ポン酢でも、出汁でも旬の小味は楽しめる


田舎の一軒家は此れが有るから離れられない

2023年4月20日木曜日

防虫網戸をネットで習った通りに作る

 
4月20日(木) 0410起床 (ーーー)
天気 曇り
気温 17℃

昨夕、「キゲ(黄貝・バカガイ)と「シタケ(オキアサリ)」を、ワサビ醤油で頂く。微かな潮の香りと腸の甘さが好い。子供時分には感じない甘さが口に残るのも、焼酎飲みになった証かも知れない。


「ガネ(キンセンガニ)」は、味噌汁で頂く。爽やで軽やかな旨味はこの蟹の持ち味で、これを味わいたいが為だけに「ケカッ」の副産物なのだが逃さない。砂浜の波打ち際に必ずいる大好物である。


燃やせるゴミ袋を切り広げて、後部車室のスライドドアに張り付けて窓枠の型取りをする。
模ったビニールの上に防虫網を広げて写し取る。


荒取りした防虫網を後部車室の窓に張り付け、正確にガラス窓の窓脇に合わせて再度墨付けする


その墨線に沿って防虫網を切らなければならい。鋏で切ると解ける、ならばどうする。持ち出したのは「ハンダ鏝」、熱で溶融し且つ溶融した端部が解けないという道具を使う。


寸法に合わせて四隅に窓枠にマジックテープを張り、防虫網を仮合わせすると寸法通りの出来で一安心。


マジックテープを窓枠全周に寸法に合わせて張回し、防虫網を張ってマジックテープで止める。


隅角部も隙間なし


ドアロックも隙間なく仕上げる
朝から掛かって仕上がったのは夕刻、完璧に近い、過去11年の苦労がこれで報われる事を願っている


さらにマジックテープを目隠しする飾りテープ回し掛ければ格好良く仕上って云う事無しだろう

2023年4月19日水曜日

「ケカッ(貝掻き・貝掘り)」を愉しむ


4月19日(水) 0410起床 (128/77)
天気 晴れ日曇り
気温 17℃

昨日、脇田さんから貴重なネット情報をコメントで頂いた。ネットで拾うと、「防虫網」の創意工夫の数々とその部材が「ダイソー」に有るらしい。
一番シンプル且つ作業も簡単で頑丈なのは、マジックテープだ。
網目が超細かい24メッシュの防虫網と強粘着シールタイプ「強力ファスナーテープ」を手に入れる。工作と作業は明日、成程の創意工夫を見習って丁寧な作業をしたい


今日は、旧暦29日の大潮で干潮は1328時潮高28㎝、もっと潮が引く明日明後日が狙いだが時化で浜に出られそうにない。そこで1245時唐浜海岸に行く。


干潮時の砂浜でこの時期にやる事と云えば「ケカッ(貝掻き・貝掘り)」、汀線部を腰綱で「ケカッ」を曳く


「ケカッ」が砂に潜るたったこれだけの幅の刃で、この唐浜海岸の広い汀線部を腰綱で曳いて回って貝を探る。気の遠くなるような遊びだと普通は思う、所が汀線部を横に曳いたり、縦のに曳いたりすると、この幅の狭い鉄の刃に「ゴトッ」とか「カツッ」とか「カチッ」とか、明確な当たりが有るのです。当たったらその個所を手で掘るのではなく、素足を砂に潜らせながら探ると有る。


「キゲ(黄貝・バカガイ)」を砂の中で足が掘り当てる。少々小さいが当たって良かった。一個当たるその周辺が貝が集まったポイントである。今日は偵察なので彼方此方を小一時間曳いて回る


小一時間頑張って曳いて回った成果が「キゲ(黄貝・バカガイ)」二個、「シタケ(オキアサリ)」大小四個、「ガネ(キンセンガニ)」四匹、偵察にしては上出来である


貝は、湯掻いて身を外し砂を落として刺身で頂く
「ガネ」は、半分に割って汁、それも味噌汁で頂く
初の春の海の頂き物、美味しく頂きます