6月6日(火) 0400起床 (ーーー)
天気 曇りのち雨
気温 12℃
0555時、松江道「たかのIC」から25㎞走って庄原市比和の「福田頭登山口着」
①登山口から「福田頭(福田ガシラ 1253m)」山頂経由で⑦下山口に下り、舗装道路を3.5㎞下って①登山口に戻ると云うのがこの山お薦めの周回登山
0630時、⑦下山口から「福田頭(ふくだがしら 1253m)」山頂を往復する。舗装道路を3.5㎞歩くのを避ける方法は此れ、 50分の舗装道路歩きは御免蒙りたい
歩行距離 6.2㎞ 所要時間 2時間55分 総上昇量 410m 移動平均速 3.6㎞(全体平均速 2.1㎞)
0630時 ⑦下山口発
0640時 沢詰め
0648時 支尾根
0738時 兎舞台頭
0807時~25時 「福田頭(ふくだがしら 1253m)」山頂
0841時 兎舞台頭
0910時 支尾根
0920時 沢詰め
0925時 ⑦下山口
ブナが被る薄暗い沢水が豊富な沢を詰めると右岸斜面に登路が上がる
この右岸の登路が急斜面に付けられている、たった8分間の登りがえらい堪える
上がって行くと「ワイヤーロープ」が巻かれた朽ち果てた倒木が横たわる。ブナの自然林を伐採してワイヤーロープの索道で搬出し、その後に桧を植林したという歴史を知らしめる「ワイヤーロープ」と見た。炭焼きの窯跡とワイヤーロープだから山の暮らしが遠くなっとはいえ山との付き合いは未だ続いている。
登り上がる登山道の両脇がブナの森の変わる、一帯見える限り二次林とは思えない太いブナの森である
その支尾根の左側、ブナの樹間の先に「比婆山」が見え
「吾妻山」が見えという
更に「比婆山山群」が見え始める
登り上がる登山道の両脇は、一帯がブナの森で鬱蒼と立ち並ぶその中を一人旅だから楽しくてしょうがない。
0738時、」一時間掛かって主稜線上の「兎舞台頭」、大きな岩が転がるブナの森である
山頂に向かって歩く主稜線上の両脇も静かなブナの森が広がる
ブナの森の中を二時間近く歩くという事はそうそう有る事ではない。登って見ないと分からない、然も下山口から登るとこうなるのである。
0807時 「福田頭(ふくだがしら 1253m)」山頂、伐り開かれた山頂ながらその後木々が伸びて遠くの山群の上半が見える。
「猿政山」と「大万木山」
「比婆山山群」、雨模様の霞む空気の中、東西南北の山を眺めるも同定は難しい
ブナの森の中を3時間以上歩くという山行に恵まれて気分は最高である
「葦嶽山(あしだけやま 815m)」
歩行距離 4.5㎞ 所要時間 2時間10分 総上昇量 303m 移動平均速 5.1㎞(全体平均速 2.2㎞)
1042時 野谷ルート登山口発
1120時 沢詰め
1132時 鞍部
1150時 鬼叫山(ききょうざん)巨石群
1155時 鞍部
1203時~1208時 「葦嶽山(あしだけやま 815m)」山頂
1212時 鞍部
1218時 沢詰め
1252時 野谷ルート登山口着
「福田頭(ふくだがしら 1253m)」下山口から国道183号経由で38㎞走り、1042時「野谷ルート」登山口着
登山道は木段が続く灰原コースと本格派登山野谷コース」の二つのコースがある
当然木段を回避する本格派登山「野谷コース」を選択する
登山口には「熊に注意」の案内板が建つ、今季の熊には用心し過ぎる事は無い。
水の豊かな沢を歩くこと40分、沢詰めである
その沢の奥に一気の登りの登山道が付いている、急壁である
その急壁を喘ぎ喘ぎ、休みやすみ上がること10分、鞍部の四阿に上がる
鞍部から左に上がると「鬼叫山(ききょうざん)」の巨石群
「ドルメン(供物台)」
「獅子岩」
「方位石」
「鏡岩」鞍部に戻り右になボルト
「大石柱(神武岩)」
「鏡岩」
其々に名前が付けられている。「日本ピラミッド」の山故の大岩群である
鞍部に戻り右に登り上がると裸地の「葦嶽山(あしだけやま 815m)」山頂は、降りだした雨で展望は無い
が、この展望無しを打っ棄る「ササユリ」に出会う
登りには気が付かない筈、ひっそり笹の中だから気付く筈も無い
しとしと降る雨に濡れた白い花弁が今日この山の一番である
「ササユリ」を見て50㎞西に走ると明日登る山の基点東条市着、」東条温泉で湯浴みして酒を頂いている。
今日も良く登り、良く走った
お疲れ様です。
返信削除本日もよく登り・よく走りますよね。何歳でしょうか?笑
山旅仙人は違いますね、(下半身の鍛え方が違うし心肺能力も違う。)ブヨブヨ特にコロナで太ってしまったからだを早く絞りたいが飲み会が続き、疲れ果てています。
登ったら飲むのか、飲むために登るのか、最近は良く分からない状況が続いていますが、確かに登れば新しい世界が広がるのは確かです。日々の暮らしのその奥に歴史が歴然と存在し人はそのくびきと暮らすしかない。そんな日本を見る毎日が続いている。
返信削除旅は、人の暮らし、生き様を心に刻む旅なのかも知れません