2015年4月6日月曜日

「熊野長峰(430m)」に登る


4月6日(月) 0430起床 (120/79)
天気 雨のち曇り
気温 9℃

早朝0500時、雨が降っていた
天気予報では、雨は上がり夕方までは曇りで推移、降水確率10%である。
0700時、雨止んだが、雲は恐ろしく低い。
此れでは高度の高い山は雲の中である
今日は、雲にかからない鶴岡市の南西部に位置する「熊野長峰(430m)」に登る

「熊野長峰(430m)」
歩行距離 5.2㎞ 所要時間 1時間50分 累積標高差 219m

コースタイム
0810時 大谷貯水池登山口
0835時 湿原・山頂分岐
0843時 熊野長峰山頂
0850時 龍頭ヶ池(水芭蕉の群落)
0910~0934時 虚空蔵山登山口分岐
0943時 湿原・山頂分岐
1000時 大谷貯水池登山口

山行記録
「熊野長峰」への標識が要所要所に立っている
この標識に導かれて林道を4㎞登ると登山口に着く。




大谷貯水池湖畔の広い駐車場が登山口である















大きな案内板が、湿地が貴重なことを訴えている
水芭蕉の群落が愉しみである
大きな山、高い山、低い山に拘らず担ぐ標準ザックを今日も背負って登る。
低い山だからとザックの中身を精査して軽くするというのが、登る山に失礼なのではと思うので何時でもどこでも標準サックである。






今日の足拵えは「スパイク長靴」
今朝まで雨、雪も融けるだろう、きっとどろどろの登山道と云う予想である












登山道は、広々と刈払いがされ快適、しかし予想通り降った雨と雪解け水が流れる登山道だった












登山道は、分岐する地点には丁寧な案内標識が立っていた













右は杉の植林地、左は潅木林と云う稜線を進むと、三角点のある山頂














鶴岡の市街地がぼんやりと浮かんでいる
その先に、雲切れ間、鳥海山の雪面がキラッと見えた
快晴で見る鳥海山の秀麗な姿が目に浮かぶようだった。
ギリギリの曇天の中の山頂だった








今日の花
水芭蕉の群落は、咲き始めたばかりの様子
湿地の片隅が、うっすらと白くなっている
一花一花は、まだ開ききってはいない











それでの一叢の白さは可憐で儚い
もうミズバショウの咲く春が来ている













その後
雨が降り始めるギリギリの時間で今日の山行は終わった
この次の目標「金峰山(458.1m)」の登山口に「湯田川温泉」がある
私に住んでいる町は「湯田町」、流れている川は「湯田川」
「湯田川」繋がり、この「湯田川温泉」に入らない訳にはいかない





行ってみて驚いた「藤沢周平」だった。
贔屓の作家が「藤沢周平」と「開高健」
こんな事があるんだ、「藤沢周平」と会えるんだ、「ここで」、なんという偶然、なんという必然、いいね!!!
ということで、共同湯「正面の湯」に入るべく入口に立っていると、一声
「入るのか」
「ハイ」
「こっちだ、ホイ、中からは開くからよ」
「エッ、お金は」
「要らない」
おじいさんはさっさと自転車で去って行きました
つまり、近くの雑貨屋さんで200円でキーを買ってそのキーをドアの電子ロックに差すとドアが開く仕掛けだった
おじいさんは、地元の皆さんがもっている自身のキーで開けて「入れ」と言ってくれたわけだ。
「有り難うございます」



「一宿一飯」ならぬ「一湯一汗」の有難さが身に沁みました
こんな「お・も・て・な・し」を頂くとグッときますなー。
好感度、10000%アップですよ
驚きは、「正面の湯」は掛け流し、そんじょそこらにある掛け流しではありません
毎分、バケツ10杯分200Lを越えるお湯が、湯船に流れ込んでいた
正真正銘の掛け流し
「お・も・て・な・し」の上に「掛け流し」
参った

3 件のコメント:

  1. おはようございます。
    一湯一汗、10000%ですか?
    おもてなしは言葉では簡単ですが、なかなかシャイな薩摩の人間には厳しいです。
    逆に一元さんにはシャイな性格を利用して、薩摩の人はこんな感じ、これが最大のおもてなしと書いたらどうだろう。
    二回目には、まるで二回目じゃなくてかなりの知り合いのようにおもてなしをすることや、ルーツに九州、鹿児島、地元の人いると、おもてなし度がアップするとか、、、。地域性を活かしたおもてなしが必要ですね。それもあるもので、、、。

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  2. お湯に、温泉に自慢と自信が無いと、「入れ」とはいかない。肝心なのは「ここ」だと思います。「自慢」と「自信」持つと持たないは天と地でしょう。日本中どこでもある温泉にも拘らず、「どうだ、良かっただろう」が、背後から聞こえてきました。「断崖」も「魚」も「定置朝飯」も「鹿の子ユリ」もここまで行かないと。期待してます。

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  3. うーん、、、そうですね。
    これから、これからです。

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