2015年6月18日木曜日
奥会津「三坂山831.8m」「飯谷山782.9m」に登る
6月18日(木) 0330起床 (---)
天気 曇り
気温 13℃
早起きして車の外に出ると霧雨
レーダー画面を確認すると、南会津栃木県境は午前中雨雲が掛かり雨模様
南会津の山は登れないので、70㎞北上して奥会津の山に目標を変更する
天気が不安定なので、只見川左岸の「三坂山831.8m」と「飯谷山782.9m」、所要時間の短い山を選択する
「三坂山831.8m」
歩行距離 6.6㎞ 所要時間 2時間20分 累積標高差 528m
0710時 滝原登山口発
0756時 723mピーク
0825~0835時 三坂山831.8m山頂
0857時 723mピーク
0930時 滝原登山口着
0500時道の駅「たじま」を出発して0650時三坂山滝原登山口着
国道252号沿道の駒形神社鳥居の建つ登山口は分かりやすい
鳥居脇広場左手の案内板脇から歩きはじめる
杉林からコナラ、ミズナラに変化する急斜面を登る
登山道は、明瞭だが踏まれた様子が無い
その理由は、送電線鉄塔の巡視路を利用して登山道に合流するかららしい
その後の登山道も、巡視路と併用の登山道は良く踏まれ、巡視路と併用しない登山道は踏まれ方が少なく藪も出てくる
上部になると「松の小径」の標柱、見事な松が林立
天気は相変わらず曇り、山の上部は雲の中、何時降り出してもおかしくない。
山頂に近くなるにつれて「ブナ」の林が続く
大径木も小径木も混じる
新緑に覆われ体も染まるような気分になる
電波反射板のある山頂は、只見川側が切り開かれ連続したダム湖と河岸の家並みが箱庭のように見える
河岸の山とはとても思われない山の深さと峻嶮さは奥会津だからこそなのだろう
一か月振りの山行に選んだ山
大正解だった
「飯谷山782.9m」
歩行距離 4.6㎞ 所要時間 1時間37分 累積標高差 384m
1033時 登山口発
1100時 飯谷神社奥ノ院
1122~1130時 「飯谷山782.9m」山頂
1200時 下山路林道出合
1210時 登山口着
只見川沿いのJR只見線沿いに下り、途中道の駅「尾瀬街道みしま宿」で(マツタケお握り)を発見
ガブリと口にするとなかなかの風味、此れで「飯谷山」の準備はOK
柳津の対岸の林道を登ると、大きな赤松の根元に「登山口」の案内板
この登山口から入り山頂を越えて下山路を下り、林道に合流、林道を辿り登山口に戻るコースとなっている
登山道は明瞭、家族連れで十分楽しめる
熊の生息域且つ濃いのだろう。
登山道には、熊除けの一斗缶が要所要所下げられていた
思いっ切り叩いて歩く
杉林を登りあがると、780mと云う標高の山で「ブナ」「ブナ」「ブナ」の見事な森
そのブナの森に突然「大杉の立つ静寂な神域」が出現
此処が「飯谷神社奥ノ院」だった
今この瞬間でも「往古の信仰の篤さ」が偲ばれる静寂だった
奥ノ院からの急登は「ブナ」の森、濃い「ブナ」の森
貸切の山なので感じるままが心と頭に残っていく
「ブナ」の森の樹間から(奥会津の山:明神ヶ岳)が、ガスの中墨絵のように浮かんでいた
「ブナ」の森の中に「飯谷山782.9m」の山頂はあった
山また山、何処までも山の連なり
この山域から当分は出られそうにない
深く抉れた谷、雪に磨かれた山肌、急峻な痩せ尾根が、延々と繋がっている
雪深い会津の山は、どんな顔を持っているのか想像が出来ない
痩せ尾根、高層湿原、大岩壁、鬱蒼たるブナの森、深い谷
愉しみだ
久し振りの山行は、なかなかのものだった
柳津温泉で汗を流し、道の駅「会津柳津」で乾杯、これからまた始まる
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こんばんは
返信削除会津は大きく天候崩れていないんですね。一カ月ぶりの山行きで、いきなり二山ですか?凄いですね〜〜。
三坂山のブナの木は所々に地滑りの痕跡があり、少し怖さを感じますがどうですか?
深い森林を感じ、温泉に、美味しい日本酒なら確かにしばらくはそこから抜けたくないことでしょう。
気温が上がる前に沢山、登る計算でしょう。九州はここ何年ぶりかしっかりとした梅雨日和が続いております。これでは農作物もかなり影響が大きく、農家は大変です。
まずはでも、一か月ぶりの山行きおめでとうございます。
小手調べならぬ、足調べ。一か月ぶりの我が両足よく言う事を聞いて安心した。奥会津は山また山なので暫くは此処。一か月前の雪景色はどこへやら今や新緑が溢れんばかり。
返信削除その分暑さも半端じゃない。〇〇山さんの御指導通り「まずは水」をやってます。
その後にビールを飲んでもうまさは相変わらず。御指導に感謝です。