2015年12月10日木曜日

日本の建具はやはり凄い


12月10日(木) 0430起床 (---)
天気 雨
気温 15℃

破いて穴だらけになった障子を張り替える
障子の桟に刷毛で水を落とし、障子紙がたっぷり水を含み糊が溶けたところで紙を剥がす。
こんな事が出来るのは、和紙と障子糊、そこに障子を張り替える技があるからこそ
厚からず薄からず塗った糊は、和紙を一枚のまま剥がせる
自前で張り替えた障子はこうはいかない
糊が厚い部分は、剥がれ難く且つ桟に糊と紙の繊維が残る
こうなると洗い落とすしかない





久しく張り替えていなかった障子の桟を一〼一〼綺麗に洗い流した
杉の桟が水っ気を吸って生き物みたいになった
骨だけの障子が、真っ白な和紙を張ると部 屋中に明るさを呉れる
日本の建具は、簡単に元の姿に還り、本来の機能をあっさりと発揮する
日本の建具はやはり凄いと思う

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    孫ちゃん台風が原因ですか??微笑ましいですね。うちも、知人が拾ってきた子ニャンコを自分ではどうしても飼えないと、うちの家族となりました。結果は、暴れん坊ニャンコは家の中を暴走しております。笑
    障子どころか、サンまでもガシガシ。身が細る思いです。笑

    日本の文化は竹も含めて非常に大切です。
    今、竹にこだわって竹ならではの出口をたくさん作る地方創生を実践しております。応援よろしくお願いします。笑
    選挙みたいになりましたね。

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  2. 竹林は宝物です。見る分にも歩く分にも、タケノコも竹も身近にある宝物です。
    新たな価値を見つけ出して還元する、それも「現ナマ」で、手にした竹林のオーナーはびっくりするでしょうなー。儲け頭を創れば、後に続く人は続々ですよ。

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