2016年5月15日日曜日

日本一の天狗面がある「迦󠄀葉山(かしょうざん)1322.4m」から「尼ヶ禿山(あまがはげやま)1466.0m」ピストン


5月15日(日) 0330起床 (---)
天気 曇りのち晴れ
気温 13℃

中腹の弥勒寺が登山口である。
嘉祥元年(848年)年開創、徳川家康の祈願所とある。ここに、顔丈6.7m、鼻の長さ2.7m日本一の大きさの天狗のお面がある。大きな案内柱から一方通行の道を上がる。

「迦󠄀葉山(かしょうざん)1322.4m」から「尼ヶ禿山(あまがはげやま)1466.0m」
歩行距離 14.2㎞ 所要時間 6時間44分 総上昇量 1005m

コースタイム
0550時 弥勒寺登山口発
0615時 和尚台
0646時 「迦󠄀葉山(かしょうざん)1322.4m」山頂
0717時 白樺湿原
0820時 玉原ダム分岐
0855時 「尼ヶ禿山(あまがはげやま)1466.0m」山頂
0939時 玉原ダム分岐
1030時 白樺湿原
1105時 「迦󠄀葉山(かしょうざん)1322.4m」山頂
1123時 和尚台
1134時 弥勒寺登山口着

弥勒寺の渡り廊下を潜って山道に入り登山道にと、あるから渡り廊下を探す。あちこち探して見つけた。渡り廊下が低く階段のアンダーパスで潜る作りだった











大木の樹林を登ること25分で「和尚台」。中峰和尚の伝説の御堂という


















登山道は岩の穴を通る。この穴を潜ると登山道はさらに急になる。関東の霊場の参道ともいうべき山道が、ただの踏み跡のままというのが気に入った。親切の押し売りで木段、擬木の階段、石段となりそうなのだが、そうならないところに霊場を感じる。







この急斜面を登りあがった稜線に「御嶽山大神の石碑」があった。この稜線を左に歩くと「迦󠄀葉山(かしょうざん)1322.4m」山頂、曇ってガス展望はない
「迦󠄀葉山(かしょうざん)1322.4m」山頂から2時間歩くと「尼ヶ禿山(あまがはげやま)1466.0m」である
ブナの森が美しいらしい。







山頂から緩くブナの森を下ると「白樺湿原」、こじんまりとした湿原で小さな流れの中にカエルの卵が沈んでいる。湿原にはバイケイソウが一面に緑の葉を広げていた。静寂そのもの。












「白樺湿原」から「尼ヶ禿山(あまがはげやま)1466.0m」へ至る山稜のブナ、ナラ、アスナロの森は見事だった
アスナロとナラの大木が両立、覇を競っている














そして大ブナの森















アスナロの森













大ブナと大ナラ
















そしてその足元には「新芽」
たっぷりの自然林、こぼれる緑のシャワー、おまけに貸し切り、考えられない僥倖だった











「尼ヶ禿山(あまがはげやま)1466.0m」山頂から「武尊山(ほたかさん)2158.3m」が、霞の先に朧に見えていた。2000m越えの山頂は流石に堂々として高い
登山道は明瞭、要所には案内板があるから迷いの心配は皆無、是非歩いて欲しい。
往復4時間にビビることなく歩いて欲しい稜線である。






今の時期花も盛り
ミツバツツジがムラサキの花の盛りを作っていた












ムラサキが濃い赤の花「ミツバツツジ」
花弁が美しいからいうことなし
1300mから1500mの稜線にたっぷり残された自然林が素晴らしい。登山道迷う心配なし、案内標識完備だからお弁当持って絶好の山歩きだ










噂通り、「弥勒寺の大天狗面」はとんでもなく大きい
毎年8月3日から5日の沼田まつりでは、天狗面が女性に担ぎ出され人気を博しているという
「さもありなん」

2 件のコメント:

  1. こんばんは
    大木を見るだけで凄いです。さらには往復6時間の道のりに驚きます。先輩のスピードでですよね。
    最後の天狗のお面にも驚きますが、その健脚に脱帽です。。

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  2. たっぷり歩いたので今日はゆっくりと思ったのもなんのその、
    急坂の登りに長い尾根だから、やってくれるね。
    それでも、緑も空気も、見事のいちごだった。長い道のりだけれどそれだけのことはある。是非歩いて欲しい。

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