2016年5月28日土曜日

「菱ヶ岳(ひしがたけ)973.5m」から「五頭山(ごずさん)912.5m」を周回する


5月28日(土) 0300起床 (148/98)
天気 曇りのち晴れ
気温 15℃

気温15度の朝は快適、すっきり目が覚める
ラジウム温泉「村杉温泉」から林道に入って登山口駐車場、先着一台。
二番目で出発、
「菱ヶ岳(ひしがたけ)973.5m」・「五頭山(ごずやま)912.5m」
歩行距離 13.4㎞ 所要時間 5時間50分 総上昇量 1062m
コースタイム
0455時 「菱が岳」登山口発
0605時 六合目







0840時 竜神清水
0857時~0904時 「五頭山」山頂
1000時 長助清水
1027時 三ノ峰入り口
1045時 駐車場着

山腹をトラバースしながら登りあげるとブナの森の入り、徐々に高度を上げていく。
登山道は明瞭一本道、標識完備だから迷いようがない。










1時間登って行くと階段が出てくる急登












さらに登ると「ロープ場」、しっかりロープが張ってあるので「登り」も「下り」も安全。
刈り払いも行き届いて「ファミリー登山」もできる。ただ、急登と長時間歩きに堪えないといけないが。










8合目から上のブナの森は綺麗だった。
豪雪と日本海からの季節風を直に受けるブナはもっと逞しく、くねって耐えているかと思いきやすっきり、まっつぐ立っていた。














山頂は展望はなし、昨日の雨が靄となって周囲を隠していた













 「菱ヶ岳(073.5m)」から「五頭山(912.5m)」への稜線を歩く。
広々と刈り払いされ、歩くに全く問題はなし。まるで高速道路。
しかし、その縦走路に立つブナは、豪雪の圧し潰され低く低く風下へ倒れている。
日本海直近のこの稜線が、標高1000mの様相なのである。歩いてみないと分からない、行ってみないと分からない。



 ところがその稜線に、「根曲竹の食い散らし」
「菱ヶ岳」への登りで「日本猿」には遭遇したが、この稜線で「この食い散らし」の犯人は何者だ?
「猿」じゃなく「熊」だろう。早朝一人歩く山稜で笛を吹きっぱなしだった。









「五頭山」への縦走路を眺めているつもりなのに、目は谷の雪渓に行く。厳冬期如何程の雪が降るのだろうか。想像すらできない、きっとこの山全体が白い怪物になっているのだろう












谷越に峰越に見えているのは「飯豊の山々」
高いのは「奥大日」その奥の小さな三角は「飯豊山」
奥さんウィ連れて歩いたからこそ分かる山の同定だ。













2時間歩くと「五頭山」(ごずさん)912.5m」山頂、靄はますます濃く近くの山やようよう見える














「五頭山」から下山にかかると、「菱ヶ岳」からの縦走路が一望だった。
手頃な縦走路ではあるが登って下って歩いて6時間から8時間は掛かるから少し覚悟がいる。












下って行くと三ノ峰
そこに避難小屋


















避難小屋の内部は綺麗に整理され見事だった。この山が如何にに愛されているか分かる














道中の要所、要所の案内板や標識も完備だから心配は皆無です















山中には「清水」が、それ其れの道中にある
「菱ヶ岳」への登りには「笹清水」
縦走路には「竜神清水」
「五頭山」には「長助清水」
「五頭山」からの下りに「長助清水」を美味しく頂いた












下る登山道も見事に整備され、登ってくる登山者はひきも切らず、今日は土曜日だった。















下り着く寸前に登って行く登山者と遭遇だから、この山の安全度が知れる

















駐車場について驚いた
出発時二台だった駐車場は、満杯
全部で100台は停まっていた












曇っていたが気温がだんだん上がって汗まみれ
下って入った温泉が「村杉温泉」の共同湯250円
ラジウム温泉、高温、透明、好きな部類の温泉
ゆっくりたっぷり浴びました












その温泉場に「田中とーふ店」
「おぼろとーふ」と「三角揚げ」を430円で買う
当然、「ツマミ」
カンパーイ

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。久しぶりの山も土曜日となれば、登山者でいっぱいなんですね。
    我々の感覚ではわからない部分。山は体力を使うので身体的にも精神的にも健康になるからなんでしょう。朝起きるとあちこち痛いのも、血行障害も原因。
    頭も軽快になり、歳もとらない。
    他方、気をつけてください。紫外線だけはよくないらしいですよ。完全防備で!

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  2. 気軽に山に入るというは、豪雪のこの周辺の山は難しい。その中でも、登山道しっかり完備の山は流石に人気の山でした。1000mに満たない山で高山の雰囲気がある。これはなかなかありません。気軽に入れないというのも、そもそも登山道がないのでいきおい雪のある時期に登る、そうなると経験者の領域。
    良い山でした。

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