2016年5月18日水曜日
40年思い焦がれた「巻機山(まきはたやま)1967m」
5月18日(水) 0300起床 (---)
天気 快晴
気温 6℃
20代の山登りは3000mと岩が中心、それでも上越に凄い山がある。
それが「巻機山」、2000mに満たない山を40年思い焦がれていた。
「巻機山(まきはたやま)1967m」
歩行距離 16.3㎞ 所要時間 7時間27分 累積標高差 1525mなな豪
コースタイム
0510時 登山口桜坂駐車場
0602時 五合目
0641時 六合目
0715時 七号目
0751時 八合目
0806時 九合目
0815時 避難小屋
0845時 巻機山(1967m)山頂
0910時 牛ノ岳(1961.6m)山頂
0940時 巻機山山頂
1003時 割引山(1930.9m)
1045時 巻機山(1967m)山頂
1055時 避難小屋
1103時 九合目
1113時 八合目
1129時 七合目
1148時 六合目
1208時 五合目
1237時 登山口桜駐車場着
朝早い尾根とは云え目には明るい、豪雪の雪は樹木を押し付け木々は下から下から生えている
負けるなと言いたくなる
井戸尾根コースの最初の急坂を登り切ると「ブナ坂」になる。朝陽がブナの森に差し込む様は、早起きへの「ご褒美」である。木々も新緑も新緑ではなく黄金に染まる。なかなか目に出来ない。
高度を上げると鋭い岩峰が見えてきた
「大源太山」(和製マッターホルン)である
「天狗尾根」と「ヌクビ沢」が見えてくる。天狗尾根には朝陽が当たり尾根は輝き、
「ヌクビ沢」は雪渓が薄暗い
尾根と谷のコントラストはそのまま尾根と谷の様相だ
井戸尾根最後の急坂越しに「前巻機」が逆光の中に浮かぶ
その七合目に「シャクナゲ」だから嬉しい
そして空はあくまで蒼い、巻機は迎えてくれている
前巻機に登りあがると「割引山」に「巻機山」が目前である
雪渓の白と笹の緑、見事な彩である
前巻機から少し下ると「避難小屋」、残雪がたっぷりだった
避難小屋から植生保護のために設置された木段を上がっていくと「水芭蕉」が池に映えていた
40年思い焦がれた「巻機山(1967m)」山頂である
丸っこい山頂である
巻機山頂から右に「牛ノ岳(1961.6m)」へ歩くと、この山特有の「嫋やかな山稜」が見せてくれる
「牛ノ岳」への稜線は残雪が残って「豪雪の山」そのものである
「牛ノ岳山頂」から見る「越後三山(越後駒ケ岳・中ノ岳・八海山)」は、その存在感は圧倒的である。この山塊、この稜線の盟主である。だれでも登ってみたいと思う山だろう。
「巻機山山頂」に戻って「割引山」の向かう
稜線にはたっぷり雪が残っている、麓から見た残雪がこれだった
「割引山(1930.9m)」から見る「朝日岳から谷川岳」への稜線が見事の一語だ
「巻機山」山頂に戻り下山にかかる
下って1600mの尾根の「シャクナゲ」が蒼空に映えていた
朝方見せてくれなかった「天狗尾根」のスラブが「岩肌剥き出し」、植生皆無、雪の重さを感じるスラブだ
今日も無事に下って見上げてみれば「巻機山」が、南魚沼の田圃に浮かんでいた
40年思い焦がれた「巻機山(まきはたやま)1967m」は、最高の山体、最高の山容、最高の嫋やかさを見せてくれた
これだから「登ってみないと分からない」
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お疲れさまです。
返信削除お昼休みに先輩にコメント投稿。久しぶりです。
さて、40年思い焦がれていた???ということは、先輩が64・5歳?なので大学卒業以来思い焦がれていたということ。
何が魅力なのでしょうか?山登りのすべてがあるとか、山の姿が美しいとか?
好きな人と登ろうと約束した山とか??
うーん疑問です。教えてください。
「好きな人を連れ行ってあげたい」この山ならば山の何たるかを分かってもらえるかもしれない。などと青臭いことを思っていたのだ。その人が今の奥さんだから「まあーいいか」。登ってみると「思った通りの山」だから尚更気に入った。
返信削除何十年も山に登っていると色んな事が蘇りますな!。