2017年3月11日土曜日

山に遊んだ後は野と海に


3月11日(土) 0400起床 (---)
天気 晴れ
気温 1℃

三月というのに何時までも寒い、今朝もびっしり霜が降りている
天草では畑の土手の「蕗(つわ)」を採っていた。「蕗岳(つわだけ)」に登ったからと云う訳ではないけれど、我が家の周りを探してみると「出ている、出ている」
野生の「蕗(つわ)」は細く短いが香りも歯応えも味の浸み具合も野趣がたっぷりである
改良された野菜としての「蕗(つわ)」は、太く長くボリュームたっぷり、柔らかく口に入れると溶ける、かといって香りは野生種に負けない。
春の野は、香りが匂い立つ


今日は旧暦の十四日、大潮である
そして大地震から六年、春の海に出てみる
北からの風に海は何が高い










あの日、役場で大地震をそして津波をテレビを見ていた
あの日の海が、今日は春の日を照り返してキラキラしている
水面に青紫の煌きが散らばる
初めて見る輝きである










ウニを割ると黄色い粒粒が輝く












黒貝(クロクチ・クロゲ)は、磯の香りがたっぷり














ミナ(ニガミナ)はあくまでもほろ苦い
山に遊んだ後の野と海も、楽しく遊んでくれてなお変わらず豊かである

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    三月の海はいい感じですね。
    潮も引くと色々と収穫できる。
    磯の香りを楽しみ、帰ってからは相棒の焼酎と、、、。なんて贅沢だ。

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  2. 海が紫に輝くのを初めて見た。春を強烈に主張する磯である。海に山に野に春は大忙しである。そして春を丸ごと口に入れられるのが超贅沢ではあります。
    注意を受けるのは「飲み過ぎ、食べ過ぎ」であります。

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