現役を退く

3月18日(土)　0400起床　(－－－)
天気　曇りのち雨
気温　3℃

天草諸島で山トレ中、登山口に着いて準備を済ませカメラを腰のポケットに入れようと、運転席を探せどカメラが見つからない。
運転席の助手席が定位置、其処に無いとすれば前夜の泊地で落としたかもしれない。前夜の泊地からは既に遠く離れて、戻る訳にもいかない。予備のカメラで出発した。
ところが最終日、帰ろうかと運転席に乗り込み座布団代わりの畳を横にずらし運転姿勢に合うように調整すると、なんと落としたとばかり思っていたカメラが、畳の下から出てきた

本体は塗装も剥げ、液晶画面はガラス面が傷だらけで画面が見づらい。
それでも、全ての山旅に同行した戦友とも云うべきカメラに再会できて気分は盛り上がる。
このカメラの調子が良くない
背面のボタンが、緩くなったのか、接点が劣化したのか、撮影メニュー・セットアップが思う通りに操作できない上に自分勝手に動き回るようになった。シャッターのタイマーが画面に出ないこともあるし、勝手にフラッシュを焚くこともある。
折角、運転席の畳の下から出てきたカメラである。
使い続けたい気持ちが強いのだが、カメラが撮影の瞬間に対応できない。。
－20℃の厳寒、雨、酷暑、山の悪条件で撮るには、カメラは完璧でなくてはならない。
限界、引退、現役を退くと云う事が現実になった。
よく頑張ったと労う