2021年3月9日火曜日

「氷ノ山(ひょうのせん 1510m)」を逆周回する

 
3月9日(火) 0400起床 (ーーー)
天気 曇り
気温 -3℃

道の駅「若狭・桜ん坊」で氷点下の朝、0500時には味噌汁カレーソーメンの朝食、コーヒーを一杯飲んで氷ノ山キャンプ場下の「自然ふれあい館 響きの森」駐車場着

「氷ノ山(ひょうのせん 1510m)」「三の丸(さんのまる 1464m)」
歩行距離 12.0㎞ 所要時間 7時間00分 総上昇量 745m 全体平均速 1.7㎞(移動平均速 3.0㎞

0650時 「自然ふれあい館 響きの森」駐車場着発
0704時 氷ノ山キャンプ場最上部「氷ノ山越コース」登山口
0822時~0835時 氷ノ山越
0935時 仙谷コース分岐
1055時 「こしき岩」トラバース
1010時~1035時 「氷ノ山(ひょうのせん 1510m)」山頂
1125時~1140時 「三の丸(さんのまる 1464m)」山頂
1220時 氷ノ山スキー場パノラマリフト終点登山口着
1320時 氷ノ山スキー場
1350時 「自然ふれあい館 響きの森駐車場着」

氷ノ山キャンプ場は雪で閉園、キャンプ場入り口の「自然ふれあい館 響きの森」駐車場に山旅号を止めてキャンプ場の雪面を直上する



杉林の残雪を踏んで登ると雪解け水が流れる沢を渡り対岸の急斜面に取り付く



この急斜面はキックステップでは無理、アイゼンを履いてキュッキュッと小気味良い効きである。



更に急になる斜面を右に左にジグを切って登ると昔々の参詣道の名残の「お地蔵さん」と「避難小屋」が建つ「氷ノ山越」に上がる。



今日の行動食は「フジ」、リンゴの甘さが疲れに効く



「氷ノ山越」から「氷ノ山」へ小さなピークを超えなければならない
曇りで風は無いのでヤッケを脱いで、小さな雪庇が張りだした雪稜を忠実に辿って登る。



山頂下の「こしき岩」の急な雪面のトラバースが見える
「こしき岩」のトラバースに掛かるも、新雪がトレースを覆ているのでピッケルで確保しつつ慎重にステップを刻みトラバースする。




結構厳しいトラーバースだが氷ノ山スキー場のリフトを利用する周回の一般ルートと云うから驚く。


トラバースを抜けると山頂直下の雪の大斜面が拡がる、景色は抜群、雪山三昧なのだが急斜面に加えて歩き始めて3時間結構足にくる斜面である。氷ノ山キャンプ場から逆周回しない理由が分かるような気がする。



実は「逆周回」しない最も大きな理由がもう一つあるのだがそれは後々分かって愕然とする。
山頂下の急斜面且つ大斜面を登りながら遥か70㎞先の「大山」を見ると元気を貰う



「氷ノ山山(ひょうのせん 1510m)」山頂、三角点と避難小屋、石の社が迎えてくれる
雪は飛ばされてない



小休止、もう一つの行動食は「太巻」、やはりご飯類は冷たいとはいえ御馳走である



登ってきた雪稜の先に「氷ノ山越」、その先に「扇ノ山(おうぎのせん 1310m)」のピークが尾根を引いて美しい



これから向かう「三の丸(さんのまる 1464m)」が広い雪の稜線の先に丸いドームを被せる 



「三の丸」へガスが出たら確実に迷いそうなだだっ広い雪の尾根を小さなピークのアップダウンで越えて歩く



「三の丸(さんのまる 1464m)」丸いピークから振り返る「氷ノ山」山頂と「扇ノ山」は一望、木製の展望台からは全周360℃の展望を欲しいまま、微かに「淡路島」「瀬戸内海」「四国」を見ているかも知れない



「三の丸」から氷ノ山スキー場「パノラマリフト」終点に向かって一気に走るように下る



「パノラマリフト」最上部の終点でアイゼンを脱いでザックに仕舞い、いざリフトで下ると準備しているとリフト番のおじさん曰く「乗れません、以前からそうです。スキー場脇を下って下さい」



「・・・‼」言葉が出ない。愕然、だから順周回するのだ。
スキーを滑る、スノボで滑る兄ちゃん姉ちゃん、オジサンおばさんに「何だこの人?」と思われながら思っても居ないアルバイトでスキー最下部へとぼとぼ下る
下りきってお終いではない、此処からキャンプ場下の駐車場まで30分の登り返し



へとへとで駐車場着、意地を張って逆周回する勿れ

2 件のコメント:

  1. こんばんは
    なるほど、奥様は今回帯同されて無いんですね。博多でツインズちゃんと一緒でしょうか?
    だからハードワークとアルコール。。。
    気をつけて下さい。

    ちゃんと、血圧測定してブログにアップしてください。ってですよ。
    身体あっての山旅です。

    返信削除
  2. 「ワクチン注射の案内葉書を待つ」と云うので有り難く一人旅です。
    連れの足を考えた山選びの必要が無ないので思いのままですが、これが結構足に来る。おまけの登山道は、地道に雪道、半端ない雪の急斜面、神経を使い体力を消耗、それでも久しぶりの山肌感覚に感激しています。まだまだ本番はこれからですから本番はこれからですから「酔っぱらってる」訳には行きません。とは云っても折角の地酒はしっかり味わわなければなりません。
    ほどほど、ほどほどはしっかり守りましょう

    返信削除