3月11日(木) 0450起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 -2℃
鳥取市の湖山池産のシジミの味噌汁ソーメンを食べて「扇ノ山」河合谷コース登山口を目指して県道31号の冬季終点着
此処から分岐する河合谷林道へ入るも200m地点で通行不能、4月下旬からが登山の適期と云うのは正解らしい。
両脇に雪が残る岩美町雨滝の田んぼを見つつ県道31号を鳥取市内へ向けて下る
鳥取市中心部に入り県庁裏の「久松山()きゅうしょうざん 263m」が見える
城門を潜って石垣の下を上がると云う経験は初めてである
「久松山(きゅうしょうざん 263m)」:鳥取城址
歩行距離 2.7㎞ 総上昇量 242m 所要時間 1時間42分 全体平均速 1.5㎞移動平均速 3.2㎞)
0840時 城門登山口発
0925時~0948時 「久松山(きゅうしょうざん 263m)」:鳥取城址本丸跡
1022時 城門登山口着
鳥取県庁裏の城門から入り石垣の美しいカーブと積み面を愛でながら遊歩道を上がる
登山口(遊歩道起点)は赤い鳥居
「殿様とキツネ」の案内板に赤い鳥居と中腹の稲荷神社の謂れが詳しく書かれている
城址の松は石垣によく似合う、日本の原風景である
「久松山」全山が岩山なので当然登山道は何処まで上がっても石の階段が上部へ上部へ
「久松山」山頂は本丸跡、その石垣がようやく見えて来る
「久松山」其の物が鳥取市民の皆さんの「朝トレ」と「毎日登山」の対象らしい
年齢を問わない老若男女の皆さんが大勢登っている、さらに随分と年を召した女性にも追い越される。鍛えが違うらしい。
山頂に丸い360度全周の案内板が建つ
遥かな西に大山
直ぐ下に「鳥取砂丘」
南東には「扇ノ山」
西近くには「三国山・鷲峰山」そして「湖山池」
昨日から三つ目の「中世の城址」は、深く市民に愛され日常に足を運ぶ山である。
今日もボッカを兼ねてフル装備で登ったがそれは私一人、それでも奇異な目で見られないのが素晴らしい。
「久松山」を下って10㎞走って「喜見山 摩尼寺」の門前参拝者用駐車場着
宇宙の中心「須弥山の喜見城」の摩尼殿に住む帝釈天が摩尼宝珠を持って摩尼山の立岩に降り立った云々の謂れ深き寺と山である
「摩尼山(まにさん 最高点357m)
歩行距離 4.0㎞ 所要時間 2時間9分 総上昇量 263m 全体平均速 1.7㎞(移動平均速 3.2㎞)
即、急な石段が「摩尼寺」へ向かって延びる、その階段をゆっくりゆっくり上がる
階段の中段に豪壮且つ優美な「摩尼寺 仁王門」が立っている
県指定保護文化財とあり「建築様式」「構造の詳細」が案内板に詳しく記されている
更に階段を上がり山門を潜ると「摩尼寺 本殿」、般若心境を唱えてお参りする
隣接する「善光寺分院」の右手回廊を渡ると登山口
「法界場」の石仏が居並ぶ場が登山口と云うのも初体験である
岩場の登山道を上がると小さな六角堂が建ち
上がって灌木が切れ視界が明けると右に摩尼山左に摩尼山最高地点のピークが見える
登山道には「札所巡り」の地蔵が立ち並ぶ
参詣者、登山者によく踏まれた登山道を春の日差しを浴びながら上がる
摩尼山山頂「摩尼寺の奥の院」は、小広い平坦地で、帝釈天が降り立った大岩の「立岩」がドンと座っている
明治後期のこの地は、「立岩」「賽の河原」がこうであったと案内板の写真に往古の姿を見る
「摩尼山」の由来と「奥の院」については「案内板」の説明が詳しい、9世紀中頃平安中期から尊崇の対象であり続けた地である、感慨深く立っている
最大のご褒美は、今朝は入れなかった「扇の山 河合谷コース」のゆったり流れる稜線の展望が登行欲を誘う
更に、氷ノ山のピラミダルな山頂とその周回稜線の眺望である
下山途中、赤テープを辿って灌木の林を上がると
「摩尼山(まにさん 357m)」の最高点、林に中で展望は無い
「摩尼山」は一人歩き、静かに中世の「摩尼山」を楽しむ
鳥取県は「星」を標榜自慢らしいが、やはり「山」でしょう
こんばんは
返信削除こちらは春。寒さもとれて気持ち良い季節です。
庭に植えた花々も咲き誇り賑やかになりました。
コロナワクチンも5月から本格的に入るとの報道もありました。
高齢者と持病がある方から先に始まります。
4月頃に帰郷されますか?
血圧もちゃんとつけて楽しんでください。
コロナワクチン第一号をお願いしたいくらいだ。早くワクチンを入れて山旅、これが一番だと思う。ひやひやしながらの山旅は落ち着かない。
返信削除それにしても地酒は凄い、どれもこれもしっかり主義主張している。