2022年7月14日木曜日

「朝陽山(ちょうようざん 1370m)」に登る


7月14日(木) 0330起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 17℃

0520時、大雪山とは石狩川を挟んで対岸の「朝陽山(ちょうようざん 1370m)」に登る。昨深夜、大雪山系は雨が降ったので登山道の笹薮は雨をそのまま受けた雨たっぷりの登山道だろう。



「朝陽山 (ちょうようざん 1370m)」の登山口は、石狩川の人道橋を渡った層雲峡園地、歩いて行くと石狩川左右岸に釣り人が二人、一方は腰に尺級の魚を下げている


人道橋を渡った先


層雲峡園地の野鳥観察舎の先トイレ棟の脇から登山道が上がっている


登り上がる山腹の登山道は此れでもかと云う急斜面で20分も登ると汗が流れる 尾根に上がるころにはずぶ濡れ状態である。



尾根に上がる頃には上天気で陽が射す、北海道上陸後初の上天気ではないだろうか。


急斜面の山腹から上がり着いた山頂へ続く尾根は緩やかな登りの小広い尾根、漸くゆったりかと思うのは早計、即急坂を登り上がると

層雲峡を挟んで大雪山を見る展望大パノラマ台の分岐に至る。此処まで登り一時間先パノラマ台は帰りに寄ると先を急ぐ。

登山道は明瞭、上へ上へと登るのみだが「根っ子あり」の急斜面、


「岩ゴロゴロ」の急斜面、そして登り上がる笹道は雨上りのずぶ頭状態、下半身はずぶ濡れ漸くこの山の本来の姿が現れ始めたのだろう
其処に振り返ると樹間に「表大雪」だから気合が乗る


其れも一瞬、昨夜の雨をたっぷり載せた草藪と笹薮でずぶ濡れ、これでは雨降りと変わらない

カメラのレンズの雨粒を拭きとる暇も無く大崩壊地の際を登りあがる。この登山道最悪の急傾斜地の登り、本州の山ならば全線ロープ付きだろうが北海道はそうはいかない、慎重に露を払い笹をストックで押し開けて足場を確認して一歩一歩登るので時間が掛る事おびたただしい。

そ子に全身ずぶ濡れの上に左耳のムズムズを指で触って摘んでみれば「ササダニ」、倒木を潜り笹を漕いでだから止む終えない。


山頂台地に登り着けば、背丈ほどの猛烈な根曲がり竹の笹薮を30m程漕ぐと、切り開かれた笹薮の登山道。



歩いた先に漸く「反射板」が建つ山頂の一角着 


山頂の銘板と表大雪のガスに隠れた稜線、登った人には分かる山頂が並ぶ


黒岳から右へ


さらに右へ


その右へ


北海道上陸以後今日が最高の上天気である
下りは日が燦燦と射し朝露は消えて最高の下り、とは言え崩壊地の下りは最も気を付ける下り慎重に下る。安全な樹林帯は朝とは打って変わって暖かな森に変わっている



パノラマ台分岐に下りつき行ってみると「黒岳ロープウェイ」と層雲峡温泉が目の前、迫力満点、ガスが無けりゃもっとだろう



層雲峡園地に下り着くとオスの大鹿


逃げる事も無く余裕の応対、こっちも御機嫌ようと挨拶を返す


下りついて「黒岳の湯」


ツルツルぬるぬるのお湯で湯浴み、建物最上階。屋上の露天風呂は最高です
ガソリンが底を突きそうなので20㎞下って上川で給油、「コインランドリーは無いでしょうか」と聞くと「ありません。旭川でしょう」
よって今日はそのまま「層雲峡」へ20㎞引き返します

2 件のコメント:

  1. ぬの にんに2022年7月19日 7:31

    おはようございます。
    ガスが抜けて天気良くなると、眺望最高ですね。
    スッキリです。知床から内陸部へと向かっているんですね。旭川の方向へ。
    大きな北海道の塊の山々に向けて、楽しみがいっぱいです。
    こちらは雨、大雨、コロナで参っております。

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  2. コロナの第七波、帯広を楽しみしていたけれどこれじゃどうにもなりません、鹿児島に帰ってからのお楽しみとしましょうか。
    雨の隙間のたった一時の晴れが絶景を見せるから登ってみないと分からない。全道を走り回りながらそれでも魅せてくれる山は楽しい。

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