7月15日(金) 0330起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 14℃
「大雪高原沼めぐりコース」は、入山は7時~13時、15時までに下山、入山に当たっては「ヒグマ情報センターで受付し、ヒグマ情報とコース利用のレクチャーを受ける」事となっている。
ところが、ヒグマ情報センターのお嬢さんが「入れません」と仰る。コース入口のヤンベ沢の橋が、6月29日の豪雨による土砂崩れでながされ、目下復旧中という。
北海道上陸以来、初の山行上天気逃す手はない。「大雪高原温泉」を起点に「緑岳(みどりだけ 2020m)(松浦岳 まつうらだけ)」 へ登山道が上がっている。
10年前の2012年6月10日「大雪高原温泉を起点に(高原沼)(三笠新道)(高根ヶ原)(白雲岳)(小泉岳)(緑岳)」を周回した。その時は残雪たっぷりの春山状態、雪が解け花の大雪も見てみたい。
「緑岳(みどりだけ 2020m)(松浦岳 まつうらだけ)」
歩行距離 8.9㎞ 所要時間 4時間11分 総上昇量 723m 移動平均速 3.3㎞(全体平均速 2.1㎞)
0625時 大雪高原温泉登山口発
0654時 見晴台
0720時 第一花畑
0728時 第二花畑
0848時~0916時 「緑岳(みどりだけ 2020m)(松浦岳 まつうらだけ)」山頂
1006時 第二花畑
1010時 第一花畑
1023時 見晴台
1036時 大雪高原温泉登山口着
今日は「緑岳(みどりだけ 2020m)(松浦岳 まつうらだけ)」へ、10年前に下りに使った
登山道をピストンする。
登山道をピストンする。
登山道は木段や石段の整備が行き届いた登山道だが、第一花畑までは急坂が連続する。
高度が上がると大雪高原沼と三笠新道から上がる高根ヶ原がうっとりするくらい美しい。
樹林帯の急坂、ハイマツが被さる急坂を登り切ると「第一花畑」標高は1510m。タップリ雪が残る1510mは本州の2500m~3000mの高さに値する。
雪解けが進んでチングルマが一面に咲いている
登山道は雪渓を渡りながら上がる、随所に現れる雪渓が久し振りの雪渓歩きでなんだか懐かしい
「第二花畑」は小桜が一面に満開、ピンクが際立つ
「第二花畑」を上がった先が、今日の最大難所「急な雪渓の上部を危うくトラバースし崩壊岩場を越える」短い区間だが慎重に通過する
その先はハイマツのトンネル、標高1600m~1700mでこのトンネルだから北海道は恐ろしい。登山道が無い山は、潜って越えて跨いで沈んで引っ掛かりと云うのたうち回る現場である。
ハイマツのトンネルを抜けると山頂へは「岩礫」の標高差約300mの登りが待ち構える
登る人も下る人もヨチヨチの慎重歩きなのでなかなか動きが鈍い
登りあがると「岩」が累々と積み上がる登山道で一個一個越えて歩く
視界を遮るものが無いので「展望」は抜群
山頂下でただ一株の「こまくさ」が慰めてくれる
登る人でピストンは二人か三人、後は小屋泊まり風であり、下る人は小屋泊まりの面々だろう。行違いながら登ると「緑岳(みどりだけ 2020m)(松浦岳 まつうらだけ)」山頂
トムラウシが残念ながらガスの中
旭岳は真正面に端正な姿を見せている
出会った花たちがこれまた最高
下り着いて溜まった山装束のコインランドリー先を探すと最も近いコインランドリーが「旭川市」、100㎞走ってコインランドリーを済ませ「道の駅あさひかわ」でブログを打っている。
おはようございます。
返信削除天気が良く、最高の写真。
これはさぞかし気持ちも良かったことと思います。
奥様の姿が見えないですが、過酷な山行きは先輩一人山行きが良いのでしょう。
連れは上り下りの時間を見て回避した。所が登ってみると絶景だから残念です。夏山の緑と雪渓、雪渓が後退すると咲き始める花々、空の蒼さは言葉がない。登ってみないと分からないと云うこの山は、大雪山のゴールデンコースの一つ、そりゃ人気です。
返信削除日帰りで、一泊二日で、否二泊三日、三泊四日もありです。
問題は熊ですが、其処は皆さんベテランですから何とかしているのでしょう。